競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【中京記念 2024 レース回顧・結果】リバイバルV

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――ちょっと、簡易版になりますが、「リバイバルがV」じゃなく「リバイバル的V」だったという点だけ。

中京記念 2024 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
1 アルナシーム 1:47.2 36.4
2 エピファニー 1:47.2 36.2
3 エルトンバローズ 1:47.3 36.8
4 ロングラン 1:47.4 35.9
5 ニホンピロキーフ 1:47.5 1:47.5

 

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 中京記念

 

7/21 中京記念 ▲不的中

 

レース全体のふり返り

 

芝は、稍重の前日から良回復してほぼ通年平均水準、バイアス的には内と前に傾いた状態でレースを迎えた

 

前半1000m通過57秒5、上り3F37秒3、全体1分47秒2の平坦戦決着

 

全体は3勝クラス水準、その大きな要因を作った上り37秒台の失速度合いから、単なる決壊戦

 

暑さ、ハンデ、ペースなどの3重苦で、もはやG3としての体をなしていない一戦とみられる

 

 

中京記念 2024  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

ワールドリバイバル

予想➡➡➡

結果➡➡➡11着

自身は離れた3番手でペースを守って運び1分49秒2だから、だいぶ残念な決壊起こし。

ただ、軒並み前は壊滅しているし、自分のペースでもなかったということで大目に見ておきたい。

そもそも、狙いとしてそんなに前が行かないのではないかと見立てて、この日の馬場で少なくとも4角1列目を想定してのものだったわけで。

 

 

アルナシーム 他

勝ち馬アルナシームは、エピファニー@小倉大賞典のリバイバルそのものといった形での戴冠。

エピファニーがここでも2着に来ているのがレース質やら全てを物語る中で、相手に対し1キロ斤量利があったことなども味方ににした。

いずれも、その小倉大賞典のデジャヴと言っていいハイペースを、折り合い面でのプラスに代えていた。

ただ、当時から斤量増で迎えたエピファニーでも小倉大賞典以下のパフォーマンスでハッキリしているし、ここでのアルナシームの水準については、今後G3を戦っていく上では不満の残るものだったとしておく。

 

そうした中で、まだ適性面などからG3戦線でも期待できる存在としてニホンピロキーフを挙げておきたい。

競馬でのロスなどもそうだが、まずこの馬は後半にひと緩み欲しいタイプのはずで、レースで刻まれたラップ的にかなりチグハグな一戦だったとみられる。

その意味で、(前走も然りだが)次以降条件ひとつで、大幅上昇余地“貯金”が溜まって良い感じになりつつあるという印象がある。