競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【チャンピオンズカップ 2023 レース回顧・結果】イン前立ち回り戦に持ち込めた幸運

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チャンピオンズC 2023 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
1 レモンポップ 1:50.6 37.3
2 ウィルソンテソーロ 1:50.8 36.6
3 ドゥラエレーデ 1:50.9 37.5
4 テーオーケインズ 1:50.9 37.3
5 メイショウハリオ 1:51.3 37.3

 

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 チャンピオンズC 2023

 

12/3 チャンピオンズカップ ▲不的中

 

レース全体のふり返り

 

午後の時点で通年平均比+0.5秒/1000mの、極端なバイアスのない比較的フラットな状況

 

前半1分00秒9はまずまず軽快なペースで、後半4Fを12.4 - 12.6 - 12.1 - 12.6(瞬発戦)にまとめての1分50秒6決着

 

馬場を思えば平均的なレベルもハイレベル決着にはあたらない、かつコーナーで一旦緩めてからの急加速を入れており前残り必然な流れを刻んだ

 

 

 

チャンピオンズカップ 2023  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

グロリアムンディ

予想➡➡➡

結果➡➡➡13着

2年連続で不向きな瞬発戦ラップとなる中、2コーナーにかけて位置取りを悪くして中団から伸びず敗れる。どうもこのレースでは運がない。

前々から平坦戦ラップを戦えばという馬なので、前々勢が上り2~3位ズラリの瞬発戦決着では仮に前につけていたとしてもジリ脚になっていたと思われる。

 

 

レモンポップ / ウィルソンテソーロ 他

勝ったレモンポップは、瞬発戦型で(中京千八コース適性値にも合致する)そういった流れの決着になれば、距離論についてはそう懸念するところのない馬としていたように走ってきて納得。

走破レベルについてそう驚くようなものでもなかったことからも、意外にもクラウンプライドをはじめ、アイコンテーラーあたりが競りかけてこず2番手ドゥラエレーデ(3着)の体勢で回ってこれていたことに見られるような、理想的な立ち回りになったことが大きい印象。

むしろ、マイルでも瞬発戦にならなければ崩れても不思議ないと思うので、まだフェブラリーSでは疑えてもというところ。

 

2着ウィルソンテソーロは、このレースお決まりの「インサイドアウトを決めて突っ込んでくる伏兵」よろしくな競馬での激走。

脚力的にも決して単勝人気順(12人気)ほど下位ではなく、左回りの瞬発戦ラップで3連勝(上りはいずれも最速)もあっただけに2~3着好走自体には驚かないが、何よりここでなんならセラフィックコールよりもセラフィックコールな競馬に脚質転換をしてくるとは参った。

いかにも偶発的に最大パフォーマンス発揮に至った感じだが、それでもこの展開でこれだけの脚を披露してきたのだから素直に強い競馬だったと評価しておきたい。

 

あとは、展開を考えるとこのコースでああいう競馬をしていては……の形になってしまった☆ハギノアレグリアスだけ評価しておきたい。

実際に、同じようなコーナーで外を回す競馬をした人気どころの中には派手に逆噴射した馬が多く見られ、それに対しこちらはよく踏みとどまったといえる内容。

脚力的には、それでももう少し上に来てほしかったと思うところだが、同様競馬勢との横比較のみで強い内容判定を下しておく。