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――このレース時点でのパフォーマンスとしては、皆「小型アスクビクターモア」位なところだと思いますが今年は完全瞬発戦となっている点が前年とは異なる部分。
弥生賞 2023 レース結果
ホネ的! レース回顧 / レース分析 弥生賞 2023
レース全体のふり返り
③前年22年よりはレベルは落ちるも、今年も弥生賞としてはまずまず視界の開ける水準で決まったといえるレースに
弥生賞 2023 各馬ふり返り 予想と結果
トップナイフ
予想➡➡➡◎
結果➡➡➡2着
内の窮屈なところに入り、最後は内ラチを抜けてくる競馬での連対圏。
この日の馬場は、この馬の通ったところだけは避けて通るべき状態だったし、ラストで有利な競馬をしていたはずの外ワンダイレクトに先着を許さなかったのだから上々。
今のところ、成長度もキレ(上り3Fの意ではないところの)も特に心配はいらなそうなことが分かった点で収穫も多いレースになった。
額面としても、弥生賞であれば十分皐月賞含め先に繋がるものでOKという感じ。
予想としては、記した通り「この頭数でも先行プレッシャーが高まる、そしてその一翼を担うのが◯グリューネグリーンのハナか番手からのプレッシャー」としただけに、展開真逆で痛恨も痛恨。
グリューネグリーン
予想➡➡➡◯
結果➡➡➡8着
スタートが決まらないのは良いとしても、この枠から押してもいかず、瞬発戦になって案の定のジリ脚敗退。
さすがに、どんなに遅くともBプランはこの頭数を利して向こう正面での押し上げだと思っていたぜミルコ。。。
3コーナーで鞭一発で一瞬オッと思わせたが、そこはレースラップを確認して納得の「お呼びでない」展開に飲まれて終わった。
自分が乗って逃げ切り重賞Vを挙げたことと、この日の枠でということを今一度推して知るべしといったところ。
△タスティエーラ / ☆ワンダイレクト / ▲レヴォルタード 他
勝利した△タスティエーラまでは連対圏で警戒していたので、この展開×運びなら勝利も納得。
「ハイレベル弥生賞を制し『さあここから』」とまでの評価にはならないが、いろいろ課題がある中なのだろう。
初戦で「重賞級」とした馬が、1つコケた直後に即挽回して獲ってきたのだから、とりあえず瞬発戦ならクラシックでもという判定にしておきたい。
☆ワンダイレクト(3着)に関しては、あの手応えでこの日の馬場で絶好の競馬をしてもらって2着もないかという負け方。
鞍上が指摘していた通りやはりラストは少し疲れていたか。直線では右に左にフラついてもいた。
単純に弱くない馬なので、向く流れ(瞬発戦)も味方にもってきた結果だとは思うが、小回りなどコース形態的に微妙に適していなかった様子。
▲レヴォルタード(6着)はこの流れではなく、◎が勝ち切って◯が粘っている時の要員であり、ザックリいうと改めて落ち着いた流れの重賞よりは、よっぽど未勝利のほうが強い競馬が出来るというところだろう。
この瞬発戦だったからという部分はあるが、△フォトンブルーが良い負け方。
上位入線組より、スムーズさを欠いて直線に向き、さらに脚の余し度合いもかなりという中で見せた終いの脚はなかなか。
これを見ると、勉強中の態勢が続くものの、急坂二千でも全然問題なく瞬発戦の府中2400mも含む中長距離戦線で、決め手を武器にどこかで重賞級のパフォーマンスを見せても不思議なさそう。