競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【阪神ジュベナイルフィリーズ 2023 レース回顧・結果】レースレコードもレベルは水準級

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阪神JF 2023 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
1 アスコリピチェーノ 1:32.6 33.7
2 ステレンボッシュ 1:32.6 33.5
3 コラソンビート 1:32.8 34.1
4 サフィラ 1:33.3 34.2
5 シカゴスティング 1:33.4 35.2

 

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 阪神JF 2023

 

12/10 阪神JF ▲不的中

 

レース全体のふり返り

 

馬場は、イン有利な通年平均比-1.0秒/1000m レベルの状態

 

前半58.2秒と、このレースとしては平均的でもそれ自体軽快なペースという入りから、11.8 - 11.3 - 11.4 - 11.7ときっちり瞬発戦ラップを刻んでの1分32秒6決着

 

レースレコードとなった時計面は目立つが、馬場換算後ではあくまでレースの平均レベル(=古馬2勝クラス前後)とみられる

 

 

 

阪神ジュベナイルF 2023  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

カルチャーデイ

予想➡➡➡

結果➡➡➡16着

このレースらしく軽快に流れ、かつ瞬発戦ラップでということで、前に行ってそこそこ健闘を見せた組(シカゴスティングあたり)もいたとはいえ、厳しくなってしまった。

何より、この馬の場合には、このペースでも序盤に頭を上げて掛かってからその後も延々折り合いを欠きっぱなし。

まず、自身との戦いに敗れていてはというところで、逆に出し切って敗れていない分だけ良かったくらいに思っておきたい。

 

 

スウィープフィート / ドナベティ 他

他、上位3頭はもともと評価の高い組でここでも上位人気だった馬たちで(彼女らなりに)“普通”という評価、1分33秒台半ば近くとなった4着以下勢は理由がないと評価しづらい、というのが総評。

 

そうした中で、まず評価しておきたいのがシカゴスティング

キツい競馬をしていたのは明白で、瞬発戦ラップでのこの対応力といい、単純に脚力上位の可能性が出てきた。

母系からも距離はむしろこのくらいで良いという可能性も十分で、ここからも楽しみはありそう。

 

次に、走破ロスの面からもよく頑張っていた印象の7着スウィープフィート

当日馬場が外差しにはならず下げた金曜時点注目馬だが、最後方大外一気の形でこのくらいやれていれば十分といった印象。やはり、あと2勝くらいはできてよさそう。

 

そして、あと一頭8着ドナベティを挙げておきたい。

こちらは、内にこだわったがゆえ追えないリスクが現実のものとなってしまったという競馬で、それでこのくらいのところまで詰めてきていれば悪くない。

もともと、410キロ台の馬格で多頭数G1では厳しかっただろうし、馬体含めた成長とともにスプリント路線を中心にOP級までの活躍は期待してもというところ。