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――距離(レモンポップ)、出遅れ(セラフィックコール)、尻すぼみ状況(テーオーケインズ)、それらを反映しての騎手売れ(クラウンプライドetc)……と、ここは先週の分まで悩む楽しみを作ってくれそうで。
目次
- チャンピオンズカップ 2023 レース概要
- チャンピオンズC 2023 枠順
- チャンピオンズC 2023 ラップ適性・追い切り
- チャンピオンズC 2023 過去レース傾向
- チャンピオンズC 2023 レース傾向分析&考察
- チャンピオンズC 2023 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
- 競馬予想のホネTwitter
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チャンピオンズカップ 2023 レース概要
チャンピオンズC G1
2023年12月3日 4回中京2日目
発走時間:15:30
中京競馬場 ダ1800m
サラ系3歳以上 オープン
2022年優勝馬:ジュンライトボルト 牡5 1:51.9 石川裕紀人
チャンピオンズC 2023 枠順
チャンピオンズC 2023 ラップ適性・追い切り
瞬発戦 ※ 5割セッティングで残りの大部分が平坦戦と、ダートとしてはかなり瞬発力を求められる条件。
※ラスト4Fの各区間内に、-0.5秒以上の急加速が生じるレース(例:12.0-11.5-11.6-12.2)が定義
レモンポップ、メイクアリープ、アーテルアストレア、セラフィックコールあたりが適性型。
追い切りからは、先ほどアップした調教偏の通りレモンポップ1頭のみだが、調教的1点的中を目指す意味で2番手を挙げればアイコンテーラー、という感じ (12/3 10:15追記)
チャンピオンズC 2023 過去レース傾向
傾向的には、手元にある資料を見る限り、
※今年の地方交流重賞で、G1・3着以内またはG2勝ちがある馬がやはり中心
該当馬➡➡➡アイコンテーラー、アーテルアストレア、クラウンプライド、グロリアムンディ、テーオーケインズ、ノットゥルノ、メイショウハリオ、レモンポップ
※前走5番人気以下はかなりハードルが高く、過去10年では複勝率10%未満
該当馬➡➡➡ケイアイシェルビー、ドゥラエレーデ、ノットゥルノ、メイクアリープ
といった感じ。
チャンピオンズC 2023 レース傾向分析&考察
前哨戦というと、やはりJRAのG3武蔵野S、みやこSとなってくるのだが、実際にはJBCなど地方交流重賞を使ってきている組が毎年幅をきかせている印象が強いこのチャンピオンズC。
このあたり、地方(の砂、時計)と中央で比較がしづらいところもあって、指数使い泣かせのレースでもある。
ラップ的には、当初この中京1800mは坂下スタートということもあってか「スローになりやすい」と言われていたように記憶していて、実際“初年度”14年は前半62.3秒からのどスロー前残り決着。
ただ、そこからこの中京ダート自体、徐々にペースアップ傾向が見え始め、15〜16年には一転ハイペースの前傾戦決着となっている。
過去9年をみても、前半の流れもそうだがラスト1Fなどは全て良馬場施行なのに、11.9〜13.0秒まで幅広い。
そんな状況もあってか、一筋縄ではいかない印象で、良くいえば大魚も眠っているレースといえる。
ただ、1つなんとなく見えてきていることは、「1頭くらい、4コーナーにかけてバラけた内からショートカット気味にワープして突っ込んでくる差し・追い込みのシーンがよく見られる」ということ。
伏兵扱いされた差し馬には、大いに注目しておきたいところだし、その意味で各馬の使える上がりは重要。
また、リピーター色が濃いというのも特徴だろう。
このコースで激変して、アスカノロマンやインティ、アナザートゥルースが穴をあけている。
チャンピオンズCでの善戦経験馬や、同舞台の東海Sでのハイレベル実績を持つ組などには十分に警戒を払いたいし、それだけ特殊なコース形態というところが表れているのだろう。
ほか、前走人気傾向にハッキリとした傾向があり、「前走5番人気以下で5着以下」だった馬は手元の近21年まで遡ってみても(0-0-1-76)。
そもそも、前走5番人気以下からチャンピオンズC(旧JCダート)で馬券に絡んだ7頭全てが「前走武蔵野SかJBCクラシック4着以内」馬と、レースに加え4着以内という着順まで“選ぶ”という状況になっている。
これを覆して好走したのが、先述のリピーター・インティ(20年)である。
チャンピオンズC 2023 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
テーオーケインズ / レモンポップ / セラフィックコール 他
プロミストウォリアが回避して“強力逃げ”イメージは薄れたが、クラウンプライドをはじめレモンポップ、アイコンテーラー、さらにはウィルソンテソーロ、グロリアムンディ、メイクアリープなど前々勢が揃い、そして後ろからはセラフィックコール、ハギノアレグリアスといったところが待ち構える構図。
まずは、馬場と展開面でどちらに転ぶかの読みがカギになるか。
個人的に今のところは、直線強襲キャラとなると売り出し中のセラフィックコールとハギノアレグリアス以外には考えられないことから、差しではないところから穴を狙う。
1頭オッズが読めない馬もいるが、まずはジオグリフを考えているところ。
とにかく、3走前を思えばもう一戦ダートの大舞台で注目しておいて損はないように思うこの馬。
前走が気持ちの面だけであることは明白で、出し切れば2〜3着穴なら十分可能とみる。
(オッズ読めないとした)気になるあの馬とは、鞍上の観点から因縁も感じるところだが、こと馬柱的な意味ではその点が今回人気の下振れ材料にしかならないと思っていて、こちらをチョイス。
正直、決まった枠に関してはこの馬にとってはあまり歓迎するところではないが、むしろ好転させる「割り切り」騎乗発動要因ととらえておく。
少なくとも、諸々手をこまねいて出てきていないわけで、あとは全てを出し切ることができれば。
そして、人気サイドからは中央ダに戻れば圧勝まで見込んでおきたいテーオーケインズに注目している。
まず、前走JBCクラシックはタフなダート(砂替え&厚さまで変更の“憂き目”)で行われたものだし、この馬にとっては度外視戦でいい。
そして、昨年のこのレースが自身全くの「不発」×決着自体も中央ダとしては超凡戦までありうる一戦(3着のハピ、その後何やってんのよ)で、以降は地方の砂と海外ダートしか使わず、その間に行われた’23フェブラリーSも低調戦とくれば、前年のこのレースで狙った身としては外せない存在。
今回たとえ結果が伴わずとも、馬券内1議席は進呈して良いのではないかとさえ考えている。
レモンポップについては、瞬発戦型で(中京千八コース適性値にも合致する)、凡戦’23フェブラリーS覇者。
ここも、前年のようにぬるい瞬発戦寄りの決着になれば、距離論についてはそう懸念するところのない馬だと思っているが……。
セラフィックコールは、脚質×鞍上不安(M.デムスペシャル)やらで直前に他へ流れる可能性もあるのでは? と逆警戒している存在(現代競馬予想だとこういうタイプは単では結構避けられるきらいも)。
あとは、初めて中3週と詰まって使われることで、まるっきりダメというパターンだけ。
↓↓↓以下、当日午後追記内容。
ようやく含水率通りにタフ化してきたか。それでも、含水率比でいえばそこそこ時計が出ていた土曜も含め、案外時計は出る上に、前一辺倒という状況でもなさそう。
◯ジオグリフには変わらず注目も、「オッズが読めない」としていた1頭◎グロリアムンディがここまで落ち着いた人気なら。去年(2人気12着)は異様なほどぬるいチャンピオンズCで、位置取りがマッチしなかっただけ。ルメール騎手で直前に売れたとしても10倍台は乗ってくるだろうし、流れる想定で期待したい。▲テーオーケインズ、☆ハギノアレグリアスを相手上位に。 (12/3 13:55追記)
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