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目次
オールカマー 2020 レース結果
ホネ的! レース回顧/レース分析 産経賞オールカマー 2020
レース全体のふり返り
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オールカマー 2020 各馬ふり返り 予想と結果
センテリュオ
予想➡➡➡△
結果➡➡➡1着
パドックが断トツ。
#オールカマー のほうは、#センテリュオ。こりゃあ、やりよるかもしれないな。#パドック
— ホネさん (@yosounohone) 2020年9月27日
印変更まではしなかったが、直前に評価を高めた1頭。
加えて、当日ノーザンテースト持ち×3代内父系MP系の活躍が目立っていたので、この母系も馬場にマッチしたか。
さすがに、この前半ペースでは(走破時計も含め)指数は出ないが、相変わらずの平坦戦ラップ巧者ぶりと牝馬らしからぬタフさを感じさせる、らしい勝利だった。
ただ、タフとはいっても、当然◯クレッシェンドラヴらの牡馬のタフ型とはさすがにちょっとレベルが違うので、同馬が今の中山でこのレース上り35.2秒という速さを苦にして脱落したのとは対照的に、こちらが断トツの伸びを示したことは「牝馬のこの馬に向いた」でいい部分だろう(厳密には言葉が違っているのだが、よく言われる「牝馬のキレ」で勝ったという表現が分かりやすいか。ここでは、上り3Fトータルの速さの意味なのでキレ=瞬発力とは本当は違うのだが)。
あとは、この厩舎でこの伸びだけに、やはり坂路仕上げの急坂好みっ娘に育ってきているという印象。
ステイフーリッシュ
予想➡➡➡◎
結果➡➡➡3着
以前にも書いたが、「4コーナーを何番手で通過するかだけになってきている」がそのまま。
鞍上は、終いのモタモタ感(たしかに、画面越しにもそれは伝わってくる)をして「休み明けのぶんでしょうか」と表現したようだが、半分正解半分不正解といったところだと思っている。
引き出すための「引き出し」は思っている以上にない馬、手応えほど伸びることはない馬、そういうことであり、初騎乗の鞍上からすれば所謂“手応え詐欺”のような感覚で終わったというところだろう。
外から差そうとしている時点で、この馬が完璧な状態でも微妙なはずで、そのあたりは’20AJCCでなぜ名手をしてああいう姑息な策を取ったかをよく考えれば答えは出ると思うが。
▲ミッキースワロー / △カレンブーケドール
レースレベルからして、超凡走と言っていい▲ミッキースワロー(5着)は、今日の競馬を見るとやはりここ2戦で2500m、3200mを距離を伸ばして好走してきていたことがアダになったかなとの印象。
そしてそれ以前も含め、好走時の2コーナー位置取りが新しい順に10、10、13、9、10番手からとなっている馬だけに、今日のこのペースで5→5→5→5番手通過、しかも向こう正面では一度6番手にまで下がってそこから△カレンブーケドール同様に上がっていって一旦3番手あたりへと浮上しての競馬では、不発も情状酌量か。
掛かったとは言わないが、ただでさえ1000mロンスパなのに自ら1200m以上スパート戦にしていたらそりゃあ上がり3位は仕方ない。
もちろん、そこには休み明けという部分もあっただろうが。
その1200mロンスパという意味では、△カレンブーケドールも同様。
残念ながら、指数的には全く出ない超のつく凡戦の中での出来事となってしまった今回だが、そのスピード指数壊れを見込んだ上で「強い競馬」としたい。
ラスト1200m地点から12.5 - 11.6 - 11.9 - 11.5 - 11.5 - 12.2のレースラップを、最初の1F12.0前後(推定)でいっている内容は、その後半だけをみて評価していいはず。しかも、今のこの馬場で。
平坦馬で鞍上もああするしかなかった上に、最後の最後センテリュオに交わされるまでは完全に勝ち馬の競馬をしていた。
もともと、休み明けで作ってくるような厩舎でもないし、馬自身も実際そういう成績なら、その分も考慮してレースぶりの見た目通り評価すべきだろう。
世間的には、シルバーコレクター・カレンブーケドールとこれまで以上に定着していくのだろうが、全てを使い切れば(馬具など工夫も含め)G1でも頂点の可能性があっていい。 ☆次走注目馬☆(主に、指数的に、時計的にここが凡戦と判定されてナメられているという前提付きで)
ジェネラーレウーノ
何を隠そう、わざわざスペースを割いて軽視する好調教馬のことを語ったくらい、今回もう一つのホネの戦い、それがこの馬。
結果はご存知、超長休明けオウケンムーンとタイム差なしの7着。
この前半ペースで残れないのだから、息が持たなかったとせざるをえないだろう。
仮に後半ラップがロングスパートにならなかったとしても、着差こそ違えど恐らく失速の道は変わらなかったと思う。
今回のこの馬の仕上げを、点でなく線で見極めなければならなかったのは明白なところ。
*備忘メモ
・今年の結果は出来過ぎではあるが、やはり栗東仕上げ(関西馬)、それも特に坂路主体仕上げに目を向けるべきレースであることは疑う余地なし
・「同年中山G2で3着内あり」や「近5走以内に2勝以上(特に連勝)している」も信ぴょう性高い
・“復帰賞”オールカマーに今後も加速度的になっていくとみられることから頻発していきそうな「前走前年以前の重賞」ローテ組は、前走G1上位人気級またはここで指数的に最上位級以外は軽視
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