競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【神戸新聞杯 2020 レース回顧・結果】これぞ“天馬”コントレイルの強さ

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――遊びながら抜け出す300m地点で見せたあの脚、素晴らしい。

目次

神戸新聞杯 2020 予想 追い切り・ラップ適性考察

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神戸新聞杯 2020 含む、9/27(日) 中京競馬の追い切り注目馬はこちら

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レース回顧 オールカマー 2020

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神戸新聞杯 2020 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
 1  コントレイル  2:12.5  35.6
 2  ヴェルトライゼンデ  2:12.8  35.4
 3  ロバートソンキー  2:12.8  35.7
 4  ディープボンド  2:13.0  36.4
 5  ターキッシュパレス  2:13.1   36.0

 

ホネ的! レース回顧/レース分析 神戸新聞杯 2020

 
9/27 神戸新聞杯 ×不的中 
 
 
レース全体のふり返り
  
 
コースも距離も違うが、最大のポイントは例年の神戸新聞杯と比較して2着レベルがかなり低い点がポイント
 
 
指数的にみても、古馬2勝レベルに毛が生えた程度の2着水準で、例年ならオープン完勝級の2着馬がいてもいいのがこの神戸新聞杯なのだが……
 
 
2着以下は、14年Vワンアンドオンリーあたりの指数レベルに止まった
 

 遊びながら勝ったコントレイルを除き、評価の全く上がらない一戦
 
 

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神戸新聞杯 2020  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

コントレイル

予想➡➡➡

結果➡➡➡1

正直、敵が弱すぎて可哀想になったほど。

当然、時計的に、指数的に何も測るべきものはなく、ハッキリ言って「調教以下」で圧勝したという今回のコントレイル。

今日も含めほとんど全力で走ったことがない馬なので、まだ指数的裏付けはないが、古馬になってから全力で走った時、本当に父を超えるかもしれない。

そう「古馬になってから」(同世代はあかん、相手が弱すぎて馬もこれじゃあ一生懸命走ることを放棄してしまわないか心配になるほど)。

そして既に、600m神脚の父と違ってキレ(エンジン点火の一瞬の速さ)だけなら超えている可能性もあり。

 

 

エンデュミオン

予想➡➡➡

結果➡➡➡6着

直線、ディープボンドの外から躍り出ようかという見せ場はあったが最後は苦しくなって6着。

この展開だから苦しくなってやむなしといえばそうだが、この低レベル2着水準の中での6着にはがっかり。

5月から月一で使われ続けてきていて、思った以上に上積みがなかったか。

ただ、調教からもそれを感じ取れていなかったので、こればかりはホネにはどうしようもないところ(見る目が無かったということ)。

 

 

メイショウボサツ

予想➡➡➡

結果➡➡➡15着

メイショウボサツは、2着ヴェルトライゼンデ同様に最後方から進めていたので末脚に期待したが、どのみちこの12.0 - 12.2 - 11.8 - 12.2ラップの平坦戦決着では不発に終わっていたとみられる。

確かに、直線不利もあっての大敗ではあるが、それがなくても展開不向きだった。

逆にいえば、次戦以降瞬発戦展開なら妙味絶好の存在になり得るが。

 

 

ヴェルトライゼンデ

「先週土曜のケフェウスSのように流れてくれないと…」と書いたら、なんのことはない流れた。

前傾ラップかつ平坦戦ラップで、珍しくこの馬が良で、しかもこの鞍上で上り最速をマークできるほどの絶好展開。

それで、このレベルの2着というのは、1週前だったかに熱発があったことに大きな言い訳を求めない限り非常に苦しい。

実際、前後半の流れが逆の小牧特別(9/20・2勝クラス芝2200m)のアリストテレスには、及んでいない額面レベルだったとみられる(幸い、あちらは54キロこちらは56キロなので、斤量換算を加えてさすがに先着試算でいいと思うが)。

 

 


あとは、△ファルコニアディープボンドらを含め、2頭の鞍上が言う通り軒並み「3~4コーナーでいっぱいいっぱいで…」という、この締まったペースでの脱落(自滅)競馬が多発。

そして、それはそのまま春からの成長が感じられない低調パフォーマンスを表している、というのがこのレースの特徴。

 

 

総論として、馬券は別として18頭フルゲートでどれだけディープボンドあたりがハイレベルな決着を演じてくるかを楽しみにしていたのだが、非常に残念なパフォーマンスに終わった。

3着が単勝14番人気のロバートソンキーだったから、5着が17番人気ターキッシュパレスだったからということではない。

時計的に、指数的にという話でそうなってしまうということであり、かなり疑わしい今回の上位勢。

余程の余力を示していない限り、競馬にならず…ということでない限り、世代牡馬レベルとしても全般だいぶ暗雲が垂れ込めてきた印象の一戦となった。

その意味でも、ただ1頭コントレイルと、全く競馬になっていない割に伸びは示していたマンオブスピリットくらいしか、目に留まることのないレースだった。 (前者は永遠の☆注目馬☆、後者は☆次走注目馬☆

 

 

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