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――調教コース(と東上意欲)という意味で、このレースでは注目したい関西勢。
目次
- オールカマー 2020 レース概要
- 産経賞オールカマー 2020 枠順
- オールカマー ラップ適性・追い切り
- オールカマー 2020 過去レース傾向
- オールカマー レース傾向分析&考察
- オールカマー 2020 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
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オールカマー 2020 レース概要
産経賞オールカマー G2
2020年9月27日 4回中山7日目
発走時間:15:45
中山 芝2200m
サラ系3歳以上 オープン
2019年優勝馬:スティッフェリオ 牡5 2:12.0 丸山元気
産経賞オールカマー 2020 枠順
オールカマー ラップ適性・追い切り
コースとしては瞬発戦 ※ と平坦戦が半々で発生する条件で、レース自体もやや瞬発戦寄りのバランス型重賞となっている。
※ラスト4Fの各区間加速内に、0.5秒以上の急加速が生じるレース(例:12.2-11.7-11.9-12.2)が定義
ステイフーリッシュ、カレンブーケドール、オウケンムーン、サンアップルトンといったところが適性条件。
追い切りからは、ジェネラーレウーノのみを評価。
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オールカマー 2020 過去レース傾向
傾向的には、手元にある資料を見る限り、
※同年中山G2で3着内のある馬は半数以上が好走しており、中山で行われた近12回では毎年必ず好走中
該当馬➡➡➡ミッキースワロー、ステイフーリッシュ
※09年以降関西馬が馬券圏内に入れなかった年はなく、6割以上の好走占有率を誇る
該当馬➡➡➡センテリュオ、ステイフーリッシュ
※「前走重賞組」「芝1800m以上での重賞連対実績」の2点はほぼ好走マスト条件
該当馬➡➡➡サンアップルトンを除き全馬クリアとなるが、さすがに「前走『同年の』重賞組」としておきたいところで、ジェネラーレウーノとオウケンムーンの2頭も微妙か(※過去10年「前年以前の重賞」からのローテで好走したのは10年シンゲンのみ)
といった感じ。
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オールカマー レース傾向分析&考察
前週のセントライト記念に続き、2週連続中山2200mを舞台に行われるG2産経賞オールカマー。
当然、コース傾向は瞬発戦:平坦戦=5:5といったものがあるのだが、若干オールカマーのほうが緩む傾向にあって、過去10年では瞬発戦6に対し平坦戦4となっている。
それは、セントライト記念の過去10年良馬場施行時前半1000m通過平均60.3秒に対し、オールカマーのそれが60.7秒という点にも表れている。
また、同条件のAJCCをはじめ、中山記念、日経賞などの中山中距離G2での好走歴は素直に評価できる傾向にあって、手元の資料ベースでは中山施行年の直近13回中12回で該当馬から好走を果たしている。
唯一の例外年となった昨年19年は、ウインブライトのみが該当で9着。
まあ、同馬の場合、瞬発戦ラップNGと冬馬という点でやむを得なかった印象だが。
さらに、関西馬というのも馬券作戦上は切っても切り離せない重要ポイントとなっていて、現在7年連続で連対していて、先に挙げた通り近11年の好走馬33頭中22頭を占め、馬券内占有率では関東馬を圧倒している。
3着内好走の絞り込みには、「前走重賞組」「芝1800m以上での重賞連対実績」の2つをともに満たすというフィルターが有効なレースで、いずれもクリアした馬たちが毎年のように好走馬を占拠している。
他、7歳以上で8番人気以下だった馬の好走はない一方で、中山で行われた近17回中13回で単勝ひと桁人気の6~8歳馬が馬券になっていて、中穴までの高齢馬は侮れないレース。
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オールカマー 2020 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
◎ステイフーリッシュ
まず、本命には関西馬を据えたい。
センテリュオとの2択となる今回、傾向的には当然の、同年中山G2で3着内実績のあるこちらを狙う。
本当は「近5走以内に2勝以上(特に連勝)している関西馬」というのが狙いたかったパターンなので、1ランクトーンダウンしての本命だが、5走内にAJCCを含むG2好走3度なら、まあここで格上馬たちを差しおいて本命として狙うならありかなと。
ただし、ご存知の通り、その格上馬の1頭であるフィエールマンの回避は何とも言えない流れの悪さを感じる。単妙味薄れ。
△センテリュオは、迷ったが6番人気以下見当なら買うつもり。
◎同様に、この2200mという特殊距離だけにその実績も評価して。
◯クレッシェンドラヴ
こちらは、“指定席”、つまり3〜4番人気でこそ買うべきと思っている馬。
何より、今回はこの馬以上に間隔の空いた馬たちによる“復帰賞”オールカマー。
そこに来て、前走半年ぶりでも全く苦にしなかったこの馬の中10週は有利に映る。
今回この馬の評価下げポイントは、この頭数で落ち着いたペースになっての瞬発力勝負では分が悪い、ということにもなってくるのだろうが先週までの今開催の中山芝だとどうだろうか。
ジェネラーレウーノのペース次第ではあるが、自身とそして◎による前半スロー〜ロングスパート戦なら、場合によっては消耗戦ラップに持ち込まれるのではないかとみている。
▲ミッキースワロー
特に、仕掛けどころミス以外言うところのない存在。強いて言うなら、2500m→3200mと頑張ってきていた春のその前を思うと、今や2200mでは案外…ということもあるか。
ただ、この叩き台から菊沢Jでなく横山典Jできていることに好感。
☆アウトライアーズ / △カレンブーケドール / ジェネラーレウーノ
大した穴も挙げていないここまでで△カレンブーケドールを強調しても仕方ないので、「あわよくば」の穴馬を挙げておくと☆アウトライアーズ。
オウケンムーンはさすがに……、軽度の骨折明けブランクは良いとしても夏に本来北海道で過ごすような冬馬サンアップルトン(有馬記念で密かに楽しみたい)はここじゃない、となってくると、今回穴党は全国民この☆の4着に、あ、いや3着に期待するべき、と言ってしまっていいシーンだろう。
能力や相手関係でなく、「使われている強み」と「実は(展開)ウラハマり受け」だけの作戦は否めないところではあるが。
ジェネラーレウーノ
今回のこの馬の調教に関しては、注目が集まるところだろう。
純粋に好時計を連発させている、この長期休養明けだ。
ただ、やはりこれまできっちりWコースでも追われて好走していた馬が、直前の日曜に調整程度でしか取り入れられていないのは不安。
1年8ヶ月ぶりでも「このデキなら大丈夫」ということの表れが、この5番人気なんだろうが、ならばこちらは衆目の集まらないほうを見つめたい(…とか言ってて、これで実質複勝7番人気以下見当とかになってきたら買ってそうだけどw)。要はオッズひとつの今回。
ちなみに、この馬のセントライト記念でのパフォーマンスは、レースとして近年ではかなり低レベルでもある。
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