競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

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【ジャパンカップ 2020予想】追い切り・ラップ適性・レース傾向考察 & 各馬評価まとめ / 内に固まったいわゆる3強を…

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――外枠から(終わってみたら「外だよやっぱ」)、強烈イン強襲(実際には、岩田騎手がヨレるのも警戒して外に馬を置いて)で差してくる、という妄想。

目次

ジャパンカップ 2020 含む、11/29(日) 東京競馬の追い切り注目馬はこちら

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ジャパンカップ 2020 レース概要

 

 

ジャパンカップ G1

2020年11月29日 5回東京9日目

発走時間:15:40

東京 芝2400m

サラ系3歳以上 オープン

2019年優勝馬:スワーヴリチャード   牡5   2:25.9   O.マーフィー

 

ジャパンカップ 2020 枠順

 

 

 

1 1 カレンブーケドール 牝4 津村明秀
2 2 アーモンドアイ 牝5 ルメール
2 3 ワールドプレミア 牡4 武豊
3 4 キセキ 牡6 浜中俊
3 5 デアリングタクト 牝3 松山弘平
4 6 コントレイル 牡3 福永祐一
4 7 ミッキースワロー 牡6 戸崎圭太
5 8 ウェイトゥパリス 牡7 デムーロ
5 9 トーラスジェミニ 牡4 田辺裕信
6 10 パフォーマプロミス 牡8 岩田望来
6 11 クレッシェンドラヴ 牡6 内田博幸
7 12 マカヒキ 牡7 三浦皇成
7 13 ユーキャンスマイル 牡5 岩田康誠
8 14 ヨシオ 牡7 勝浦正樹
8 15 グローリーヴェイズ 牡5 川田将雅

  

ジャパンカップ 2020 ラップ適性・追い切り 

 

 

瞬発戦 8割セッティングだが、レースとしては良の近9回中6回瞬発戦という状況で、ハイレベルゆえやや平坦戦発生率が高くなっている一戦。

※ラスト4Fの各区間加速内に、-0.5秒以上の急加速が生じるレース(例:12.2-11.7-11.3-12.2)が定義

レース質まで含めると、キセキデアリングタクトパフォーマプロミスアーモンドアイあたりが、実績から適性上位。

 

追い切りからは、グローリーヴェイズクレッシェンドラヴを上位評価。

 

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ジャパンカップ 2020 過去レース傾向

 

 

傾向的には、手元にある資料を見る限り、 

 

天皇賞(秋)同様、基本的に瞬発戦になりやすくまた上がりの速さを求められるG1で、自身の好走時平均上がりタイムが好走の目安となるレース

該当馬➡➡➡アーモンドアイ、マカヒキ、ユーキャンスマイル、グローリーヴェイズ、ミッキースワローといったあたりが好走時平均上がり順で上位


天皇賞秋で2着以下に敗れてJCを好走した馬の大半は、2200m以上のG1連対経験あり

該当馬➡➡➡キセキ(好走要件クリア)


(日本馬で)夏季~秋季にかけて2ヵ月半以上の充電期間がない馬や、秋季1~2戦以外の馬は好走例極めて少ない

該当馬➡➡➡トーラスジェミニ、ワールドプレミア、マカヒキ、ヨシオ

 

といった感じ。  

 

 

ジャパンカップ 2020 レース傾向分析&考察

 

 

昨年は、土曜を終日不良馬場、当日も日中になんとか重回復して平坦戦ラップ決着の異質なJCとなったが、例年の(限りなく絶好馬場として行われる)パターンでは、


「瞬発力兼上がりの速さ」を要する、という点については、1か月後のジャパンカップもほぼ同じ


ということを天皇賞(秋)編でも書いた通り、さすがに近似適性を誇る両G1。


当時も使ったポイントだが、目安として、自身のこれまでの好走時上がり平均が34秒台前半以下かつ瞬発戦連対数が最多というあたりに注目したい。

牝馬や3歳馬の好走が多いのも、いずれもそういったレース(瞬発戦かつ上がりが速い)が多く発生する条件で、それぞれ牝馬路線、クラシック路線最上位クラスが出てくるからという部分も、これまた然り(もちろんそれに加えて斤量利も作用するからではあるのだろうが)。

違いといえば、さすがに天皇賞(秋)よりは前半5F通過は遅くなることくらいで、2000mの同レースと2F伸びるこのJCで上がり3Fの数値にはほぼ変化がない(というか僅かにJCのほうが速いくらい)というのが、過去10年の良平均を計算してみて表れてくる部分。


天皇賞(秋)勝ち馬が安定して走ってくる所以は間違いなくここにあるだろう。

といっても、手元の近18年ベースで(1-2-7-2)とアタマでは非常に苦戦していて、あくまで“連続好走”率が高いという程度のもので、そこにこそもちろん単純な距離適性も含めた微妙な要求質の“差異”が表れているのだと思われるが。


一方で、2つ目にも挙げた「天皇賞(秋)で敗れていた」組は、手元の近18年集計で全18頭中16頭がそれまでに2200m以上のG1で連対経験のあった馬となっていた。

そして、例外の2頭は牝馬ショウナンパンドラとR.ムーア騎乗ラストインパクトの15年ワンツーの両頭。


また、このレースにおいて、「使い詰め」や「休み明け」ローテはタブーとなっていて、近18年日本馬で好走した50頭中、夏季~秋季にかけて2ヵ月半以上の充電期間がない馬は好走例2頭のみ、秋季1~2戦以外の馬は3頭のみとなっている。 

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◎菊花賞  423%
◎天皇賞秋 107%
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ジャパンカップ 2020 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ

 

 

 

コントレイル

瞬発戦身上。

だから、苦しかった平坦戦の前走菊花賞。

この条件なら言うことはないし、近年の3歳馬と比べてもレベルが違うはず。

内ほど絶好馬場だとメリットは働かないが、今秋荒れに荒れた府中の今の芝なら、進路取り身上の福永騎手の手腕が生きるはず。

というわけで、瞬発力の馬×進路取りの騎手、となる今回。

 

 

アーモンドアイ

前走は、勝って初めて(と言っていい)見た目での凄みが薄れたと感じた内容。

もう本命は打つことはない、とそこで決めた。

0.1秒差Vというのも、これだけ「懸命に走ることがこの馬の最大の武器」だと、負けたレースですら何度もそう思わせてくれた彼女が、ラストで緩めたことによる産物、そう思わずにはいられない。

 

 

デアリングタクト

忘れてはいけない、本来この馬は3冠牝馬としてここに出られていたか、すなわち現3歳牝馬のトップとしていいか、まずそこがスタート地点の馬。

今年の場合、秋華賞を語る上で、レイパパレの大原Sは避けては通れない部分。

余談だが、当時も書いた通り、2頭が直接対決するなら、迷わずレイパパレの単勝を買うことになると思っている。

それと、前走秋華賞の舞台での淀みない流れで圧勝を決めると思っていた馬(実際には、意表を突く瞬発戦になり、それを苦にした格好での3冠達成)なわけで、言われるほど「この馬は東京2400mですよ〜」というタイプだと思っていない。

そして、その肝心のオークスパフォーマンスが今年はかなり怪しい。

この馬だけ、先の2頭と比べて、馬の力単体で逆境を跳ね除けるイメージは正直沸かず、むしろ馬の力でなく「53キロの馬」としての克服になるとみている。

 


というわけで、所謂3強からは、最も中間に怪しさを醸し出していたコントレイルが最上位評価となる。

ただ、そのコントレイルも本命ではない。

最重要ポイント、好走時の上がり平均(上り3Fトータルスピード平均値)で上をいく馬が数頭いてそちらを狙うからだ。

(「3強」の序列は、▲コントレイル☆アーモンドアイ△デアリングタクト

 

 

◎ユーキャンスマイル

もともと、距離不足と差し不向き馬場を除いた条件では、G1も含めまず狙っておかなければならない馬、としていた馬。

それが、頃合い良く負けてこの人気で買えるのなら迷うことはあるまい。

敗れた前走からは、「外差し馬場でJCを迎え、8枠でも引こうものなら末脚爆発か」とみていたが、7枠13番とほぼ理想通り。

前年書いたように、平坦戦適性のほうが上の末脚特化タイプだが、去年は4番人気、今年は8〜9番人気で、全く状況が異なる。

ただし、ハッキリ3着狙い(複穴狙い)の◎。

そして、出来れば当日(馬場、風の影響も含め)◎◯入れ替えをしなくて済むように、と願いつつの◎。

オッズ面以外、前日予想時点では少なくともアタマという意味では、◎を◯以上に評価する理屈は正直あまりない(ちなみに、日曜はウェザーニューズ予報によれば、土曜よりも若干弱目の北〜東寄りの風となる見通し)。

それでも、アイキャントラスト!直線でこう叫ぼうと今のところ決めている。

 

 

◯グローリーヴェイズ

土曜をみて、調教内容をみて◎に入れ替えようかとも思っている、所詮4番人気馬。だから今のところ対抗◯。

自身としてはレアな叩き2戦目。

前走はなんでこんなに頭数揃った? というような京都大賞典を、58キロで例年の同レース水準を軽く上回る高パフォーマンスV。

瞬発戦傾倒した戦歴はこのコースではプラスだし、前走時の出来からさらに上昇してくるとアッと言わせられる可能性もある一頭。

その前走京都大賞典や、日経新春杯をみても、若干ソフトな馬場要求度が高過ぎる点が気掛かりな部分ではあるが。

 

 

△ミッキースワロー / △キセキ / △カレンブーケドール

ミッキースワローは、これまでも言ってきたように右回りの直線の短いコースでこその馬。

府中の長い直線に変わると、実はこの馬の差しが決まりそうに見えて、外から伸びかけて最後は同じ脚色になってしまうタイプ。

要は、一瞬のキレに秀でていて長く脚が続かないというキャラクターを表していて、この馬でこの舞台で好走するなら逃げるでもしないと苦しい。

ただ、典さんじゃないミッキースワローということで、工夫はみられると思われるので、あからさまな最後方、大外一気にはならないだろう。

戸崎騎手が、前につけさせるようなことをもし実現できたら拍手。

 


ここまでが、上り3Fトータルスピード観点で連対圏まで狙えると考えているゾーン。


あとの馬たちは、トーラスジェミニにクレッシェンドラヴ、カレンブーケドール、さらにはウェイトゥパリスなどもガンガン先行プレッシャーを掛けていって、上がりが掛かる異質展開が成立した時に、誤魔化して上位に突っ込んでくるくらいだろうが、それを考え出したらキリがないので今回は考えないことにする。

(ちなみに、このパターンになった時、3強で最も危うくなってくるのがコントレイル、そしてデアリングタクトが浮上、牝馬3頭によるワンツースリーすら可能性が出てくる展開となる)

むしろ、少し捻るなら今年は良馬場濃厚ということで、「好走時の上り平均」を「良馬場好走時に絞った上り平均」とした場合に、好走ラインに到達してくるキセキカレンブーケドールの2頭をフォローしておきたい。

前者は、叩いて上昇させてくることは濃厚。

後者は、前走の鞍上のこの馬でのパフォーマンスを評価したい存在。

平坦馬だが、それを知って1200mロンスパを自ら演出したその前走のように、鞍上が臆せず運べば活路は開ける。

 

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