競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【菊花賞 2020予想】追い切り・ラップ適性・レース傾向考察 & 各馬評価まとめ / 実りの秋に一発を! “期待の星”

f:id:yosounohone:20201009110448j:plain



 ■ブログランキング参加中です(記事が参考になったという方は是非クリックで応援をお願いします)


――Hopeful、この言葉を思い出しましてねぇ。

目次

菊花賞 2020 含む、10/25(日) 京都競馬の追い切り注目馬はこちら 

www.yosounohone.com

10/25(日) 東京競馬の追い切り注目馬はこちら

www.yosounohone.com

10/25(日) 新潟競馬の追い切り注目馬はこちら

www.yosounohone.com 

菊花賞 2020 レース概要

 

 

菊花賞 G1

2020年10月25日 4回京都6日目

発走時間:15:40

京都 芝3000m

サラ系3歳 オープン

2019年優勝馬:ワールドプレミア   牡3   3:06.0   武豊

 

菊花賞 2020 枠順

 

 

1 1 ディアマンミノル 牡3
1 2 ガロアクリーク 牡3 川田
2 3 コントレイル 牡3 福永
2 4 マンオブスピリット 牡3 デムーロ
3 5 サトノインプレッサ 牡3 坂井
3 6 ヴェルトライゼンデ 牡3 池添
4 7 ダノングロワール 牡3 北村友
4 8 ディープボンド 牡3 和田竜
5 9 アリストテレス 牡3 ルメール
5 10 サトノフラッグ 牡3 戸崎圭
6 11 バビット 牡3 内田博
6 12 レクセランス 牡3 松山
7 13 ロバートソンキー 牡3 伊藤
7 14 ヴァルコス 牡3 三浦
7 15 ブラックホール 牡3 藤岡佑
8 16 ターキッシュパレス 牡3 富田
8 17 キメラヴェリテ 牡3 松若
8 18 ビターエンダー 牡3 津村

 

菊花賞 ラップ適性・追い切り 

 

 

ほぼ瞬発戦 ※ 、平坦戦が5分5分で発生するコース。

※ラスト4Fの各区間加速内に、-0.5秒以上の急加速が生じるレース(例:12.5-11.7-11.3-12.2)が定義

ディープボンドブラックホールヴェルトライゼンデヴァルコスバビットアリストテレスダノングロワールといったところが瞬発戦特化型でなく適性上位。

 

追い切りからは、コントレイルヴェルトライゼンデガロアクリークらを評価

 

 

スポンサーリンク
 

菊花賞 2020 過去レース傾向

 

 

傾向的には、手元にある資料を見る限り、 

 

何といっても下記3〜4コーナー通過順に表れているような「積極姿勢(距離に不安がない、陣営も同様に考えている)」と「それをできる鞍上」がポイント

 

ワールドプレミア⑧→⑥

サトノルークス⑫→⑦

エタリオウ⑧→⑥

キセキ⑫→⑦

クリンチャー⑦→②

ポポカテペトル⑦→③

サトノダイヤモンド⑨→⑤

キタサンブラック⑩→⑧

トーホウジャッカル⑤→②

サウンズオブアース⑧→④

スカイディグニティ⑦→④

 

該当馬➡➡➡ブラックホール、ディープボンド、ヴァルコス、キメラヴェリテ、ターキッシュパレス、レクセランス、ダノングロワール、ヴェルトライゼンデ、ディアマンミノルタあたりか


軸としては、神戸新聞杯で出走権を獲得した馬のうち当日8枠以外の馬が最適で、該当馬は近12年で3頭に2頭以上の割合で好走

該当馬➡➡➡コントレイル、ヴェルトライゼンデ、ロバートソンキー


関東騎手で8番人気以下は好走ほぼなし

該当馬➡➡➡ロバートソンキー、ビターエンダーあたりが該当か


ダービー出走組は、オープンクラスでの2度以上の連対実績がない馬はほぼ好走なし(極悪馬場の17年除くと、同実績がなく好走を果たしたのは近15年ベースで1頭のみ)

該当馬➡➡➡ガロアクリーク、サトノインプレッサ、ディープボンド、ブラックホール、マンオブスピリット、レクセランス、ヴァルコス


「中4週以上組」「前走セントライト記念で4人気以下」「関東馬で前走3人気以下」「乗り替わり組」などはアタマはなかなか厳しい

該当馬➡➡➡アリストテレス、ガロアクリーク、サトノフラッグ、バビット、ブラックホール、ヴァルコス、ビターエンダー、ロバートソンキー、ディアマンミノル、サトノインプレッサ、ダノングロワール

 

といった感じ。  

 

スポンサーリンク
 

菊花賞 レース傾向分析&考察

 

 

ラップに関しては長距離だけあって瞬発戦度合いが高まるかどうかは読むのは難しい(平坦戦6割の近10年)が、まずポイントは初の3000m戦でも臆することなく先手するくらい(というか、3→4コーナーで押し上げるくらい)の自信に満ちた競馬。

昨年のワールドプレミアはもちろん、単勝164.8倍4着ディバインフォース(ヴェロックスから3/4馬身)をみても、その重要性は確信している。

要するに、「距離不安なんて全くないですよ」「強気に早めに仕掛けますよ」という陣営+鞍上の不安のない競馬が好走馬の運びに表れている印象の近年の菊花賞で、キャリアも少なく、ラップ適性もぼんやりした中では、この迷いのなさに裏打ちされた積極姿勢をいかに読み解けるか、ここが最重要項目としていいと考えているレース。

 

だからこそ、使い古された「血統で買え」「リアルシャダイは無条件でマーク」などの作戦が繰り返し重用され、実際に好走も何度も見られたのだと思う。

「血」が走らせる部分も当然あるだろうが、(特に高速、先行有利馬場のオンパレードの近年は)その「血」を加味した陣営と鞍上の「迷いなき積極競馬」への判断、これが何より現代菊花賞では大きいのだと思う。

予想をする側にとっても、各種情報に加え、これまでのレースぶり、馬体などから、どのように取捨選別してどうその正解に辿りつくかという“駆け引き”が重要。

 

それ以外では、やはり前哨戦として王道は揺るぎない「神戸新聞杯1〜3着のうち8枠以外に入った馬」の安定感は高く、一方で「関東騎手の人気薄」「中4週以上組」「前走セントライト記念で4人気以下」「関東馬で前走3人気以下」「乗り替わり組」は苦戦傾向(18年フィエールマンのように、「ルメール&ノーザン級」は別だが)。

 

また、日本ダービー出走組については、オープンクラスでの2度以上連対していないような馬はかなり苦しく、同出走組で好走を果たした馬のうち2頭だけ(不良馬場の17年を除くと1頭だけ)という状況。

PR

菊花賞 2020 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ

 

 

 

先に書いておくと、まずこのブログが「◎コントレイルです!」なんてことは、単勝1.2倍(想定)の淀3000m戦で、よもやのたまったりしないのでご安心を。

個人的見立てでの想定勝率は、事故などを除いて90%水準。バケモノ級の数値であり、(落馬、故障etcの)アクシデントを含めても85%級だろう。

(想定)1.2倍×0.85=1.02

間違ってもコントレイルの単に100万投じることはない、庶民派のホネとしては、その102%の恩恵に授かろうという思いは1ミリも沸かない。

むしろ、大穴でなくとも、複勝2.5倍〜のゾーンを見据えて、勝たないであろう(自分で言うなや  ̄  ̄)ノペシ☆)本命を狙うのみである。

 

 

◯コントレイル

敬意を表して、こんなところで本命で狙う馬ではない、明確意図対抗◯。

先週指摘の通り、今回のこの馬には時間は掛けない。何せ、ダービー回顧編の時点で「いち早く3冠を祝して」とコメントした馬なわけで。

興味は何倍つけるのかという部分だけ、(最終的に)「1.2」? 主力ローテであり、(今となっては、コントレイルがいるのになぜか?)フルゲートにまでなった神戸新聞杯の2着以下が、好レベルにも関わらずコントレイルがそれをぶっちぎったのであれば別だが、凡レベルでコントレイル以外が不甲斐なかった中での圧勝という状況だけに、相手関係という意味では楽なのは当然。

意味不明なこの大一番で3000m掛かり通し勃発での自滅や、まだやったことのない極端な消耗戦(11.5-11.9-12.4-12.8とかw)になって適性面で他が急上昇する、などかなり奇想天外なパターンでしか敗れることはないだろう。

前者は重箱の隅だし、後者は現代菊花賞では10回に1回どころか20回やっても30回やってもおよそ起こり得ない展開。

ただ、1つ書いておくとしたら、この馬から買っちゃう時には馬単でなく馬連、そして馬連でもなく枠連かもよ、ということくらい(笑)。

いつだか、矢作調教師が「これだけ落ち着いているなら俺が乗りたいな、と思うくらい」とジョーク混じりに語ったのは「よもやここで負けまい」という隠しきれない自信と、「言うことがもうない」態勢の表れだろう。

本当に、あとはその“よもや”(の発生確率)とオッズだけといった感じ。

 

 

そして、◯コントレイルの次に、馬券内1議席を譲っても仕方ないかなと思えるのが、「京都か阪神の外回り戦V歴があって、かつ前走3着以内」という戦歴でここを迎える馬。

今年は、神戸新聞杯Vがコントレイルであり、また同レースが中京2200mで行われ、というあたりからもより「他では…」に先の条件がしっくりくる感がある。

該当馬は、コントレイルのほかに、最内ディアマンミノルのみ。

仮に、該当するのが人気馬でも、「(コントレイルの好走込みでも)、しゃあなしか」と思うくらいの存在が、今年はこの穴馬1頭のみ。

当然、食指は動くのだが、同時に罠臭もハンパない。そして、「中1週」ローテ。

「距離は長ければ長いほどいいと思う」や、(中1週となるが)「そういうつもりで調整してきたし問題ない」と陣営も強調しているようで、その点は不気味だが、果たして本当に惑星となり得るのか。

 

……そんなこんなで、正直揺れ動いた。

小一時間では済まないくらい、数日間考えを巡らせたが、そうこうしているうちにこの馬に関して一つ思い起こされたのが、昨年のホープフルSでの幻の本命馬だったという点。

当時、「本当のホープフルはこっちだったりするのかも」と、わざわざ記した馬(結局、阪神の2歳1勝クラスに回り4番人気8着)。

良いだろう、1番枠でこの状況。

たまには自分の“なんちゃらの明”とやらを信じてみようか。結論◎

 

◎ディアマンミノル

本命を後押しする材料として、ダービー経験組の妙味ゾーンが、ことごとく先に挙げた「オープンクラスでの2度以上連対実績がない」に引っかかっているあたりもある。

今年、“激走印”はクラシック路線組ではないところを指し示しているーーそういう見立てで。

菊花賞は、「(距離は)長ければ長いほどいい」、このフレーズが能力・格・傾向、そのどれをも凌駕するレースだったはず。

 

 

 

あとはもう、「菊花賞に出てきてほしい」印だった馬や、“距離はこなせる”とかではなく“距離は歓迎”レベルの「強気」印の馬たちから。

 

▲ブラックホール / ☆ディープボンド

もともと、ずっと言ってきた「菊=ディープボンド&ブラックホールを狙いたい」の部分。

もちろん、近代菊花賞なら位置を取れるディープボンドのみ一択、そういうことになるのだが、ここまでホネの“戯言”についてきていただいているマニアなら百も承知の、現・淀ラスト開催→初めからそんなに絶品施工はしないよver. →そしたら2週連続週末雨で想定外だよアチャチャ馬場、として迎える今年。

そんなわけで、(別に垂れないでくれて全然いいのだが、)余すことだけは避けて早仕掛けになって垂れるであろう☆ディープボンドではなく、一連の馬場追い風で▲ブラックホールを上に。

加えて、ここにきての淀長距離職人・藤岡佑J手配のもつ意味は不気味どころではない怖さ。

 

その▲ブラックホールは、前走時点で前評判の高くなかった関東馬(「前走3番人気以下の関東馬」)ということで買いづらい部分も。

たしかに、札幌記念ではあるのだが(札幌記念としてはメンバーレベルが薄く…)。

さらに、先述の「ダービー出走組でオープンクラスでの2度以上連対実績がない馬」というのにも当てはまっている。

ダービーで上り3位以内というのは、掲示板率高く強調材料ではあるのだが。

そのあたりが、本命にまで据えられない理由。

 

☆ディープボンドも、「ダービー出走組でオープンクラスでの2度以上連対実績がない馬」に該当。

繰り返しの、この馬たちよりもディアマンミノルを上にとった大きな部分であり、今回の戦略。

距離は、当初から3000mあっても良いと思っている平坦戦ラップ適性馬と思っていて、京都・阪神外回り実績も武器になる可能性有なのだが。

前走(神戸新聞杯4着)を、"ご愛敬”と捉えるかどうかの今回。

そのための条件(前走よりも人気を落とす)は揃っている状況だが。

 

 

△ヴァルコス / △キメラヴェリテ / △ダノングロワール / △レクセランス / △ヴェルトライゼンデ

素質に注意なのが、青葉賞組の△ヴァルコス

キレが足りないタイプで、高速馬場で上がりの速い現代菊花賞だと心許ないが、今年の荒れた馬場状態なら。

長距離カテゴリなら古馬G1で頂点に立ててもいいとさえ感じている馬で、ダービーでは痛恨の枠さえなければ対抗◯としていたであろう存在。

ハイラップの平坦戦では、まだ見限れない。

京都・阪神外回り実績も武器になる可能性有。

テン乗りで勝てるほど甘くはないだろうが、百戦錬磨の岩田騎手への乗り替わりはこの舞台を考えると馬には朗報となるかもしれない。既出の通り、関東騎手での人気薄は買えないが、関西騎手で出走するとなれば穴2〜3着狙いも立つわけで。

ただ、この馬に関しても「ダービー出走組でオープンクラスでの2度以上連対実績がない馬」。


△ダノングロワールは、前走あそこから差し切るのだから陣営も全く距離には不安はないだろう。

ただ、指数的にはいきなりG1で通用とする裏付けはまだないのが実情。

そしてこの馬の場合、テン乗りと初関西圏が課題。

人気はそこそこで狙いやすいだろうが、相手本線までとなると…。

休み明けの前走を叩いての国枝厩舎、という点で大幅に跳ね上げてくれば、とは思うが、その観点自体今週は妙味的に封印したほうが良い印象で(そこらじゅうで、「マジックキャッスル、国枝厩舎の2戦目さすがだな~」っしょ?)。


「3000mは良い」と鞍上が言い切った△キメラヴェリテは、出来は間違いなく上昇。

キズナ産駒でスタミナは申し分なしだろうし、このタイプでこの鞍上の感触からは間違いなく現代菊花賞の黄金ルート上には乗せてくるだろう。

近代菊花賞は、(仮に本当にスタミナ満点だったとして)そんなスタミナ型が激走するようなレースでもなくなっているのだが、今年の馬場なら。

未知すぎる部分は否めず強調できるほどのところはないが、こういうオッズで距離不安をもたない逃げ馬というのは、勝つのではなく4〜5着近辺想定で最低額用意しておくといいかもしれない。


△レクセランスは、鞍上だけ。

この鞍上が続けて乗ってくるだけに怖く、差しではなく距離のことは気にせず積極策を貫けば可能性はゼロではないか。

また、この馬は常々言ってきているようにすみれS好時計Vによって、スピード指数的にMAX値が跳ね上げられている馬。

淀みない流れで高速決着なら、というところだが、裏を返すと時計が掛かり出すと持ち味は生きないとも言え、今の京都の馬場が例年ほど高速化していない点は逆風かもだが。


そして、△ヴェルトライゼンデ

ダービーでは、本当にお世話になった。

当時同様、とにかくこの馬のパドックは今回も楽しみにしている。

「折り合いに関しては何の不安もない」(池添騎手)、「しっかり折り合いもつきますし、スタミナも豊富」(池江調教師)にみられる通り、積極的な競馬が出来れば当然チャンスありの位置にいる一頭。

兄ワールドプレミアも後押しする舞台。

ただ、本質は小回りで瞬発力を求められない流れが良いはずのヴェロックス型。

前走はものの見事に平坦戦での、順調度を欠いた中での健闘2着だし、ダービーについても0.5秒の急加速が入る瞬発戦ラップではあったが3着を守り抜いたラストの粘りはその「19年ヴェロックス型」の脚だったという印象。

「この厩舎、血統なので今後4回の有馬記念で内を引いた時が再びの勝負の時だろう」としたように、有馬記念に合う、すなわち菊花賞で好走した馬、という逆算の理論も成り立つわけで。今の馬場を味方につければ、人気より上まで。

ただ、今回はダービー時とは違い、「倒しにいく」回。

相手が強ければ強いほど、返り討ちにあう確率は高まっているとみている。

 

 

あとは、これら馬たちのパドックを経ての上げ下げと、アリストテレスあたりの別路線組との出し入れになってくる。

いずれにしても、15:05過ぎが勝負の境目となってくる。

PR

菊花賞2020無料予想
期待せずにはいられない!
無料情報で三冠制覇か!?
↓無料情報公開されました
────────────────

────────────────
★無料情報クラシック/トライアル
◎皐月賞 5600円→36600円
◎東京優駿5400円→14880円
ダービーの買い目画像
◎セントライト記念 5500円→10000円
セントライト記念買い目画像
ワイドも好調なんです!
夏から高回収率つづき
先週も300%弱出しました!
直近のワイド実績
────────────────
今回は割と点数少なめか?
勝負師溢れる買い目を無料で確認してください!
→菊花賞+甲斐路Sの無料情報
↑から買い目確認できます。
ワイドでしっかり勝ち菊花賞で万々歳!
そんな未来が見えます(笑)