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――タイトルについては、ほんのお遊びで大意はないですが、もし今週もメイン近辺で荒れまくったら、“TOKYO2020の呪い”とでもしておこうと決めています。。。
目次
- アイビスSD 2020 レース概要
- アイビスサマーダッシュ 2020 枠順
- アイビスSD ラップ適性・追い切り
- アイビスサマーダッシュ 2020 過去レース傾向
- アイビスSD レース傾向分析&考察
- アイビスサマーダッシュ 2020 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
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追いきりデータファイル
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アイビスSD 2020 レース概要
アイビスサマーダッシュ G3
2020年7月26日 2回新潟2日目
発走時間:15:45
新潟 芝1000m
サラ系3歳以上 オープン
2019年優勝馬:ライオンボス 牡4 0:55.1 田辺裕信
アイビスサマーダッシュ 2020 枠順
アイビスSD ラップ適性・追い切り
コースもレースもそうだが、意外にも(?)3割ほどが瞬発戦 ※ になる条件で、先週函館2歳Sが行われた函館1200m等よりはよっぽど、こちらのほうが求められる消耗戦適性ウェイトは低い。平坦戦が約5割のセッティング。
※ラスト4Fの各区間加速内に、0.5秒以上加速が生じるレース(例:12.2-11.7-11.9-12.2)が定義
ナランフレグ、ビリーバー、ワンアフター、ナインテイルズあたりはコース適性上位。
追い切りからは、(このレース狙いだろうし、当たり前っちゃ当たり前だが)クールティアラ、カッパツハッチの矢野厩舎2騎を筆頭に、他イベリス、ダイメイプリンセスあたりを評価。
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アイビスサマーダッシュ 2020 過去レース傾向
傾向的には、手元にある資料を見る限り、
※馬番11番より外は、過去16年1頭も絡まなかったことは皆無。軸ここから
該当馬➡➡➡アユツリオヤジ、ビリーバー、ライオンボス、ゴールドクイーン、モンペルデュ、クールティアラ、メイショウカズヒメ、ミキノドラマー
※キャリア7~20戦あたりの馬が好相性のレースで、近12年連続好走馬1頭以上を輩出中
該当馬➡➡➡イベリス、カッパツハッチ、クールティアラ、ゴールドクイーン、ジョーカナチャン、ナランフレグ、ノーワン、モンペルデュ、ライオンボス
※前走1着の牝馬は好走率5割近辺
該当馬➡➡➡ビリーバー、ラブカンプー
※斤量57キロ(牝馬55キロ換算)以上は凡走例が多く、特に牡馬は近10年で(0-0-0-10)と全滅の状況
該当馬➡➡➡ライオンボス
といった感じ。
アイビスSD レース傾向分析&考察
昨年は、◎オールポッシブル(9番人気3着)で美味しい思いをさせてもらったアイビスSD。
なんと言っても、外枠。
もし内枠ワンツースリー決着などになろうものなら、それは「少し馬場が・・・・・・」とか「展開が・・・・・・」とかいう次元のものではなく、大事故レベル(外ラチに落とし穴があったとか(笑))。
あえて書くことでもないが、新潟直千は(特に上級条件では)外枠圧倒的有利である。
ちなみに、この「直千競馬は外枠有利」の“定説”については、
『考えれば考えるほど競馬七不思議の1つ!?』
『開幕週でも外枠が良いのか?』
『真っ直ぐ走らせることが重要なら、1枠1番から内ラチを走らせればいいのではないか?』
的な議論が各所で巻き起こる(それこそ個人ブログとか、たくさんこれについて書いている記事があると思います。ご興味の方は是非ググってみていただけたらと)ほど、皆が「何なんだろう?」「本当のところ、何がそうさせるんだろう?」と疑問に思い続けている部分を残す謎多き傾向。
個人的には、
「程度の差こそあれ、クラスに関係なく完全に外有利は数字が示していること(上のクラスに行けば行くほど、基本力が拮抗してくるのでこの枠有利メリットが顕著に働く、というのも信ぴょう性を持たせている)」、「開幕週だろうと開催後半だろうと明確な偏りはみられない」、「1枠から果敢に攻めて内ラチに寄せたまま走るシーンもあるが、ほとんど失敗に終わる」
の3点から、以下のように結論付けている。
- やはり多くの指摘がある通り、「真っ直ぐ走らせる」ことが最重要(距離ロス的にも)
- そのために、外ラチに寄せることが最も手軽(別に、ラチという目印がなくとも真っ直ぐ駆け抜けるのが上手な馬なら、鞍上がただ真っ直ぐ走らせればいい=ラチに寄せることがマスト条件ではない)
- ただし、近年では鞍上がこの“定説”を意識し過ぎるようになったため、猫も杓子も外ラチへ外ラチへが「鞍上のエスコート」の常識として根付いた結果、1枠からでも斜め走りで外へとまず向かうことが必須、のようになる
- 「真っ直ぐ走らせること」が最重要なので、本来1枠を筆頭とした内枠馬はロスをおしてまで外に寄る必要は無い。無いのだが、もう1つの重要ポイント「サラブレットの本能=群れて行動する」が、結局そうせざるを得なくする。つまり、鞍上が「攻めて内ラチだ!」をやってしまうと、上記“常識”もあいまってほぼ100%の確率で1頭単独でその他全馬と離れて走ることになってしまうのがNGという結論。(レース中に前後で離れてポツンだったりというのには馬自身驚かずとも、最初から真っ直ぐズーーっと左右でこんなに距離が離れて競走するというのは、恐らく馬にとっては闘争本能消失の場面。何が何だか分からず混乱したまま、力など出せずに終わってしまっている状態ではないかと思う) ←22年結果を受けて、修正
先に書いた「1枠から果敢に攻めて内ラチに寄せたまま走るシーンもあるが、ほとんど失敗に終わる」にも関連する通り、近年は最後に挙げた点が実は最も重要だったりするのでは、というのが個人的見解である。
起こり得ない話だが、要はホネ的には、一旦全ジョッキーで談合して、「よし!今年は内ラチ作戦発動な!」をやって仮説検証をしてみたいのである。 ←22年にうち4頭による内ラチ作戦発動が見られた。一度のことではあるが、半分検証済み。
全18頭がこの新潟1000mで一斉に内ラチに寄せていったら、それは痛快な映像だし、おそらく仮説が当たり内枠ワンツースリー決着が起こると思っている。
・・・と、なんだかんだ結局ここでもたくさん書いてしまったが、要はそのくらい謎は尽きないし、馬券とも切っては切り離せない重要項目ということ。
そして、それすら言わずもがな、毎年この時期になると競馬ファンが聞かされ続けている話ではあるのだが。
他では、よく言われるのは斤量。
最後に挙げた傾向にも関わってくるが、斤量のメリット、デメリットが働きやすく所謂「実質斤量負担(斤量÷馬体重)」的な見地も、他のレース以上にポイントになってくる特徴があるレース。
ちなみに、その軽量有利が働くアイビスSDに、今年も3歳馬は登録すらなし。特に牝馬(通常51キロで出られる)はかなり有利なのに......残念。
あとは、坂路最終追い切りでラスト2F目最速ラップを刻んだ馬の好走も、毎年みられているレースで、コース形態、ラップ構成からも頷ける点。
調教を見るものとしては、この辺りにも注目しているレースで、近年でもダイメイプリンセス、ラブカンプー、ネロ、アースソニック(×2回)、ハクサンムーン、リトルゲルダらが該当し好走を果たしている。
ただ、改めて見てみると挙げた馬たちは漏れなく7~8枠での好走。
逆に、「坂路最終追い切りラスト2F目最速ラップ」で抜群時計を刻んでも、内枠でがっつり大敗してる馬もいるなー、と気づいてしまった次第。
なんだ、ここも「外枠」に侵食された傾向だったか。。。(゜-゜)
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アイビスサマーダッシュ 2020 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
◎ゴールドクイーン
まず、今年モンペルデュ、ゴールドクイーンと、ダートからの転戦組2頭が侮れない。
前者は芝スタートでこのメンバーで、(恐らくハナは無理で)どういう競馬をするのか未知すぎて多くを語れないのだが、この鞍上を手配してきているあたり不気味さはある。
◎ゴールドクイーン。葵Sで重賞Vもあるくらいで、中山ダ1200mでの初速からも十分好位V候補の一頭。
「キャリア7〜20戦」「11番枠より外」の鉄則から、今年はこの馬に期待する。
正直、雲隠れするには、少し渋る可能性も含めちょっと目立ちすぎてしまっているか。単勝5番人気は売れ過ぎ。
ただ今週に関しては、重賞大穴Vが続き過ぎ、WIN5はキャリーオーバーまで発生の事態、ということで目一杯の穴単狙い◎としてこれくらいでいいかも?
2〜3列目から名手のチョイ差しを期待の◆モンペルデュは、暫定5番手評価に。
◯ジョーカナチャン / ☆カッパツハッチ
☆カッパツハッチ、◯ジョーカナチャンは、初速・MAXパフォーマンス値としてどちらも近似レベルで、ここは1着も見込める存在。
ともに千直だった5走前だけ走れば、今回の斤量比較でライオンボスを逆転することは十分に可能。
◯ジョーカナチャン自身が引っ張ることになるだろうし、そうなると前半32秒台の消耗戦濃厚という中、この2頭の位置づけはどちらが外(枠)をとるかに掛かっているとみていたが、軍配は完全にジョーカナチャン。素直にこちらを対抗◯に。
ただ、☆カッパツハッチについては、去年このレースで2枠3番の圧倒的ハンデを跳ね除けて好走してみせたほどの馬。
人気はジョーカナチャンに完全に譲るが、近走のポカとこの枠で人気を下げている今回、絶好の妙味シーンはカッパツハッチのほうかもしれない。
▲ライオンボス
この舞台の申し子的な▲ライオンボスは、牡馬ではもう20年近く好走馬を出せていない57キロ斤量の部分と、個人的にはどうしても前走パフォーマンスがどうしても不満すぎるものとなっている点で、今回やや疑問も。
最終追い切りまでの内容にもあまり良い印象を覚えず、最終的にパドックで見てもやはりピンとこない出来なら、バッサリいく手もありか。
外枠に入ったが、この並びは内から(◯ジョーカナチャン他)も外から(◎ゴールドクイーン他)も、前に入られる可能性のある結構な嫌がらせ配置だと思っている。とりあえずの▲。
パドックまで見届けて上げ下げがあるかもしれない、6番手以下勢については、下記のような感じ。
ナランフラグ
ナランフレグは、実際に閃光特別を勝利しているように新潟千直適性はかなり高い。
そして、ラップ適性の高い馬のうち、今年は適キャリアで迎えるのはこの馬だけといっていい状況、かつ1週前の時点で出来は良好。
ただ、アテにならない鞍上な上に、この枠…...残念。当初本命まで考えていた馬なのだが。
レジーナフォルテ
(個人的には)前年の◎オールポッシブル歓喜の一件の立役者で、次戦その鬱憤を晴らすかのように快勝したのが象徴的な馬。
その立役者の話については、去年の回顧編に記しているので詳しくはそちらを見て頂ければと思うが、要は落鉄で片輪走行だったというもの。今回逆転のチャンスまで。
少し、消耗戦寄りにシフトし過ぎているが、ジョーカナチャンを中心とした今年の先行集団の作るペースは、まさしくこの馬向きの流れとなりそうでその点も良い。
ただし、圧倒的に不満なのが、少し馬体に余裕がありそうと情報は疑う余地なしの様子という点。当日馬体重には要注意の一頭。さらに今年は枠も厳しい。
ビリーバー
ビリーバーは、前走で自己ベスト級パフォーマンスV、初千直でもラップ適性的には十分期待できる1頭。
ただ、前走芝からの臨戦で牝馬の大穴というのはほぼ皆無で、3着線上の狙いが精一杯か。
順調度×枠という意味ではかなり高得点の存在ではあるのだが…...。
クールティアラ
☆カッパツハッチと同厩でこの舞台への適性も証明済みの△クールティアラ。
54キロだとこれまでの額面パフォーマンスでは、ここでは全く通用しない可能性も高いが、4歳でメンバー中でもかなり浅キャリアということを思うと、この絶好枠入りも込みで一気の跳ね上げという怖さあり。
中間の(この厩舎なので、カッパツハッチもそうだが、特に)気合の入り方も、1週前、2週前内容から他とは違っている印象で。
矢野調教師に言わせても「先々週の坂路がすさまじかった」とのこと。
あとは、この馬の場合、ゲート入りを嫌がったり、前をカットされて戦意喪失したりで過去大敗歴があるので、気性面が悪さすると即終了という難しさがある。
一見絶好枠といえど、密集リスクがあるこの馬にとってはどっと押し寄せられる点でマイナスもあって。
ダイメイプリンセス
ダイメイプリンセスは、単純に売れ過ぎの実質トップハンデ56キロで、これならいっそラブカンプーのほうが買いやすい。
もう少し人気を下げて、「秋山騎手であれば、ライオンボス登場以前はこちらこそ千直マイスターと言われていたくらいのこの馬にも、今回目を向けてもいいかもしれない」として、狙いたかった馬。
後方で万事休すになりかけながらもスルスルと捌いて最後に突っ込んでくるシーンというのは秋山騎手とのタッグで何度も見てきていてそこに期待したいのだが、振り返ればどれも2ケタ枠番でのもので……。
アユツリオヤジ
△アユツリオヤジも、最初に挙げた2頭と変わらないほとんどダート転戦組仕様でのここ参戦。
前走のように逃げることは出来ないだろうし、普通なら嫌ってなんぼのシーンなのだが……。
全ては人気次第の今回で、(執筆時点)6番人気は売れ過ぎだが、ここからどこまで下げていくか。仮に、8〜10番人気あたりに落ち着くなら、56キロなら前走パフォーマンスを信じていいかも。
その前走は軽々芝G3完勝級の可能性がある指数内容。
そして、最終追い切り坂路ラスト2F目最速仕上げに該当する馬の中で、今回最も外枠を引いたのはこの馬。
ノーワン
最後に、大穴なら“大内”一世一代の強襲3着が怖い△ノーワン。
前走は、よくあのノーチャンス競馬で6着まで来たな、という内容で楽しみのある存在。
ラップ適性はそれほどズレていないとみる。
あからさまに追走苦でしょう、というタイプがさらに距離を詰めて逆に好転するシーンがあるなら、この千直初戦は不気味。
中途半端な内枠よりは、この1枠というのはまだ良く、さらに特別競走以上戦で牝馬なら複回値的にも十分に狙える水準。
いつになく、気合のこもったG3予想編。出し切ったε-(´∀`; )
普段、G1でもつまらんレースならこんなに書かんぞ(笑)
それは、このレースが夏の風物詩だからでも、1重賞週だからでも、はたまたホネが大好きだからという理由からではなく、ブログとして大事な週だからだったりして(?)ww
(2場週なのにこんなにも異例の人だかり。先週の中京記念効果なのかな? 当ブログへたくさん足を運んでいただきありがとうございます)
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