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――「この馬のネクストにまた期待を賭けようとはという感じでしたが…」って言おうとはしないよ、前走で「ルーズネクストじゃないよ」はお勉強したので(間違えやすいかなと勝手に思っている馬名)。
目次
- ファルコンS 2021 レース概要
- ファルコンS 2021 枠順
- ファルコンステークス 2021 ラップ適性・追い切り
- ファルコンS 2021 過去レース傾向
- ファルコンステークス 2021 レース傾向分析&考察
- ファルコンS 2021 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
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ファルコンS 2021 レース概要
中スポ賞ファルコンステークス G3
2021年3月20日 2回中京3日目
発走時間:15:25
中京 芝1400m
サラ系3歳 オープン
2020年優勝馬:シャインガーネット 牝3 1:21.3 田辺裕信
ファルコンS 2021 枠順
ファルコンステークス 2021 ラップ適性・追い切り
コースとしては、全体の5割を占める平坦戦 ※ 適性が求められるセッティング。
※ラスト4Fの各区間加速内に、-0.5秒以上の急加速が生じないレース(例:11.7-11.4-11.3-12.2)が定義
キャリアが浅いので、これまでの戦歴からの適性馬ピックアップは割愛(むしろ、下記の「上り35秒〜36秒台(良)の前傾戦での好走歴」を重視)。
追い切りからは、モントライゼ、ショックアクションを評価。
ファルコンS 2021 過去レース傾向
傾向的には、手元にある資料を見る限り、
※良では上り35秒台~ハイペースの年では36秒台もみられる、前傾ラップが基本のレース
該当馬➡➡➡上り35秒〜36秒台(良)の前傾戦での好走歴があるのは、アスコルターレ、グレナディアガーズ、ショックアクション、ニシノアジャスト、ファルヴォーレ、フォイアーロート、ホーキーポーキー、ルークズネスト
※時期柄渋って行われることも多いが、その場合、より距離短縮ローテ組が浮上しやすい
該当馬➡➡➡当日馬場によらず、距離短縮ローテ組はインフィナイト、グレナディアガーズ、サルビア、ショックアクション、トーセンウォーリア、ファルヴォーレ、モントライゼ、ラングロワ、ルークズネスト、ロードマックス、ヴィジュネル
といった感じ。
ファルコンステークス 2021 レース傾向分析&考察
1400mという設定上、この時期の3歳馬としては「まだ距離がもたないと決めつけられない」とスプリンターも多く参戦する一戦。
そのため、基本的に前傾ラップになる。昨年や4年前(コウソクストレートV)のように、一旦緩んでからの瞬発戦ラップ決着もみられるが、その2年でも前半34.0秒程度の前傾戦となっている。
好走馬の前走を見ると、近年は朝日杯FS、他ではアーリントンCと、阪神マイルを中心とした距離短縮ローテ組の活躍が目立つ。
ダートで好走してきた芝もこなすタイプなど、実質的に1400m以上のスタミナも重要に映る。
特に、重~不良では波乱のひと役を買っているのが前走マイル以上戦を使われている組となっている。
また、他にはコース形態、距離の特殊性などから、「中京1400m好走歴あり」や「芝1400mを2戦以上使っていて複勝率75%超」だった馬なども、好相性。
ファルコンS 2021 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
◎ルークズネスト
前週が重馬場でも内ラチべったりこそが激走ルートだったように、読みづらい状況。
ここは、内ラチ沿いの優位性は多少ダウンも内優位に変わりなし、の見立てでいく。
実際に、金曜の馬場情報では「(2,3,4コーナーに関しては)内柵沿いに傷み」(←「直線」が含まれていないことと、「内側」でなく「内柵沿い」となっているあたりがポイント)の発表となっていた。
内枠に入った馬の中から、このレースの適性に合致する◎ルークズネストに前走に続いて期待する。
その前走は、誰がどう見ても内伸びの中を、ただ1頭外差しで伸びてきての2着。
序盤に掛かるのは既成事実化している馬だけに、再度内枠に入るかがまずポイントとみていたがそのマストキーを手に入れた。
距離短縮、そして持久質の条件は願ってもない好転のシーンに。
◯モントライゼ
京王杯2歳S勝ち馬◯モントライゼは、マイルまででG1級の活躍が期待される存在。
前走は、ペース、進路ともに鞍上がらしくない感じのエスコートをしてしまってのもので、ある意味馬の実力評価が変わっていないことを示すこの継続騎乗。
ルメール騎手としても、汚名返上の気合が入るシーンだろう。
この馬にとっては、何かの後ろに付けやすいこの枠もむしろ吉と出るか。
休み明けでも仕上がり良く、人気でも2番手評価に指名。
▲ショックアクション
前走は、デイリー杯を回避してぶっつけのG1参戦。
返し馬からテンションも高くかレースにならなかった印象。
新潟2歳Sが意外なほど上りが掛かるバランス戦になっている点は、このレースに向けて悪くない。
△グレナディアガーズ 他
△グレナディアガーズは、まず何より今回2歳マイル王に輝いてその直後にこうして中京1400m戦を使ってきたことに好感。
同じ中京で敗れているというのも、今回に関してはむしろ妙味面でプラスになる可能性も。
ただ休み明けの部分がこの馬に関しては半信半疑で。
一発狙うなら、好枠入りの☆サルビア。
時計が速くなると厳しいかもしれない馬だが、この枠から逃げ馬の直後を取れれば。
他、ロードマックスは、左回り戻りとこの鞍上で注目が集まるところは否定しないのだが、京王杯2歳S当時が並々ならぬ顕著な外差し馬場でのものであり、基本イン前圧倒のこのコース替わりでは割引材料のほうが多い印象。
インフィナイトは馬力型タイプは明白なここまでで、この距離短縮で開花するとしたら消耗戦に近づいて非常にタフなレース質になった場合か。
このコース的に、標準的な馬場状態なら、単純に前が取れた際には怖い存在でもあるところだが。
ファルヴォーレは、2走前が上り35秒台後半の前傾戦で悪くないパフォーマンスで良いのだが、消耗度の高い1400mでの差し馬といった戦績で、相当差せる馬場に変わっていないと厳しいか。
それならニシノアジャスト。
鞍上弱化が痛いが、左回りの直線の長いコースで合い、あとは「1200mで」と思っているのは事実の馬だけにこの距離で辛抱効くか。
それでも、調教などから重賞級まであっていい馬だとは思っていて、枠、並び、想定馬場ならノーチャンスではない。