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――今はまだ、「想像力豊かですね~」の範疇(なので「〜か?!」も……当たっていれば「洞察力」となる?なんちゃって)。
目次
- フラワーC 2021 レース概要
- フラワーC 2021 枠順
- フラワーC 2021 ラップ適性・追い切り
- フラワーカップ 2021 過去レース傾向
- フラワーカップ 2021 レース傾向分析&考察
- フラワーカップ 2021 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
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フラワーC 2021 レース概要
フラワーカップ G3
2021年3月20日 2回中山7日目
発走時間:15:45
中山 芝1800m
サラ系3歳 オープン
2020年優勝馬:アブレイズ 牝3 1:48.2 藤井勘一郎
フラワーC 2021 枠順
フラワーC 2021 ラップ適性・追い切り
コースとしては6割がた瞬発戦 ※ ラップ条件だが、レースはさらに瞬発戦シフトしていて過去10年中8回が瞬発戦決着。
※ラスト4Fの各区間加速内に、-0.5秒以上の急加速が生じるレース(例:12.0-11.4-11.3-12.2)が定義
戦歴が浅いので各馬ピックアップは割愛。
追い切りからは、中間内容からリフレイムを評価。あとは最終追い切りを評価してアビッグチア。(3/20 7:25追記)
フラワーカップ 2021 過去レース傾向
傾向的には、手元にある資料を見る限り、
※「2勝馬、前走1着、先行力」あたりがポイントとなるレース
該当馬➡➡➡エンスージアズム、ルース
※牡馬混合1歳クラスで健闘していれば通用十分
該当馬➡➡➡エンスージアズム、リフレイム
※東京開催含め過去34回において、前走勝ち馬で当日単勝5倍を切ってくるような馬は、複勝率90%超(現在は96年から25年連続で馬券)
該当馬➡➡➡今年は該当馬なしか
といった感じ。
フラワーカップ 2021 レース傾向分析&考察
とにかく、前走を勝っての人気馬が強いレース。
昨年の3着シーズンズギフトの好走で該当馬の好走は25年連続好走となり、トータル(17-6-6-3)と複勝率90%を超えてきている※過去全34回集計。
その前走Vにも関わってくる点として、「2勝馬で前走1着」に、逃げ馬が中山開催の近10回で3勝、他大半の勝ち馬が4角3番手以内で勝っているレース質から「先行力」を兼ね備えているといったあたりが、有力馬探しの主流ポイントとなる。
あとは、産駒が少なくなってきているディープ牝馬は、従来この時期のこのコースは非常に好成績。
その意味で、昨年キズナ産駒、母父ディープで決まっていることも頷ける部分で、“後継”も含め引き続き活躍状況には要注目。
1勝馬も多くなりがちで、決着も1勝クラス水準に止まる年(直近では、18年、16年、15年)も多く、特に牡馬混合の1勝クラスで通用していれば十分通用するのが例年のフラワーC。
また、「前走でその1勝クラスで1番人気に推されていた馬」が一つの好走目安となっていて、該当馬は近15年ベースで約60%の好走率となっている。
フラワーカップ 2021 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
◎イズンシーラブリー
先週は結果的に「外差し」狙いが裏目となった中山芝だが、その極タフ週を経て「今週こそ…」の思い。
このレースの例年の傾向とは多少異なるが、今年激走を後押しする材料は、外枠で瞬発力と上り3Fスピードの両方を兼ね備えたタイプであることとみる。
(馬の特性という意味ではなく、レース運びだけの意味で)前週の中山牝馬S4着ホウオウピースフルが差し届いてしまう、そういうイメージで臨む。
◎イズンシーラブリーは、幸い「多頭数の大外」とみられ、中途半端な外寄りの枠に入るより人気も落ち着くだろう。
当初から、差し勢で注目していた馬のうち、この馬と▲ユーバーレーベンくらいしか外枠に収まらなかったのでこちらを狙う。
前走クイーンCはあまりにも可哀そうな競馬で、まさか(といったら失礼かもしれないが)の継続騎乗。
その鞍上が脚を余して終る可能性は今回も表裏一体といったところではあるが、馬場がサポートしてくれるとみている。
人気して迎えることになってしまうであろう今回、それでも当時「クラシック戦線で上位人気で走られてもなんの文句もない」と評しているくらいの馬であり、全姉トーセンブレスも良い競馬をしている舞台で期待。
◯エンスージアズム
何よりこの1800mという距離が魅力。
府中千八、阪神千八と一見、中山1800m戦に向けて瞬発戦寄りにシフトし過ぎてしまっているようにもとれるが、2勝いずれも上り最速でないという点が今回の条件替わりにおいてはむしろ強みになる。
誰がどう見ても……状態で人気はしてしまうだろうが、この距離で有力。
▲ユーバーレーベン / ホウオウイクセル / リフレイム / グローリアスサルム / クールキャット / エトワールマタン / レーヴドゥラプレリ
阪神JFパドックでは「はいはい良いけどここじゃなくてオークスでね、距離足りないね」と鮮やかにスルーしてしまった▲ユーバーレーベンを、お茶濁し3番手に。
当然、ここで凡走してほしいのはやまやまだが、こと末脚に関しては常に安定で、ここは逆の意味での期待(逆噴射)を鞍上に託すしかないか。
あとは、当日馬場も見ていないこの段階なのでつらつらと列挙勢。
ホウオウイクセルは、前走穴で期待して2着好走した馬だが、「(勝ち馬ファインルージュに対して)破ってきた相手が弱い」とせざるを得ないレベルでのもの。
その意味でも、今回も人気が一つのカギで、鞍上のことも含めてあまりにもフロック視され続けるようなら、差し展開想定で狙っても良いのだが。
想定馬場なら、枠的に器用なことをしなければいけなくなったのは痛い。
リフレイムは、前走で馬群を嫌って競馬にならず。
そしてその印象が残る鞍上が継続騎乗で、今回ハナか追い込みの極端な選択肢となりそう。
ハナの可能性は低そうな並びなので、追い込み戦法が上手くハマる可能性のある、牝馬限定戦では現状の能力は相当上という存在。
グローリアスサルムも、瞬発戦で長く脚を使える存在としては軽視禁物な印象。
ただ、少し1800mは足りないという可能性は当然ある。
クールキャットは、まず降ろされて(かどうかよく知らんが、乗り替わりは)当然の前走明け。
単純に、「(申し訳ないが)継続騎乗以外なら狙い」ということと、重賞で「中穴以下なら狙い続けていいポテンシャル」という2点で狙い目になる。
無事に使い続けられるかという意味においても、理想の2000m以上戦を待たずしてここで“刈り取って”おく必要もあるか。
エトワールマタンも、裏付けはないが「安定した差し脚」としては注目できる存在。
ただ、こちらもムダにここで内枠を、という馬場想定だけに……。
レーヴドゥラプレリの前走は、今回と同舞台で非常に魅力的に映る内容だが、上り35.8秒で最速(レース上り36.7秒)という部分と、言わずもがなこの極端な枠がポイントになりそう。