競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【フェアリーステークス 2024 予想】追い切り・ラップ適性・レース傾向考察 & 各馬評価まとめ / ひとつ前

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――血統的に(そろそろ「父が、父SS×MPとかSS×ND」でも、いいんじゃな〜い」という意味での1つ前)。

目次

1月6日(土) 重賞予想と追い切り注目馬はこちら 

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フェアリーS 2024 レース概要

 

 

フェアリーS G3

2024年1月7日 1回中山2日目

発走時間:15:45

中山競馬場 芝1600m

サラ系3歳 オープン

2023年優勝馬:キタウイング 牝3 1:34.3 杉原誠人

 

 

フェアリーステークス 2024 枠順

 

 

1 1 ラヴスコール 牝3 横山武史
2 2 エリカリーシャン 牝3 横山和生
3 3 マスクオールウィン 牝3 津村明秀
3 4 メイショウヨゾラ 牝3 三浦皇成
4 5 ティンク 牝3 佐々木大
4 6 スティールブルー 牝3 ルメール
5 7 メジャーデビュー 牝3 丹内祐次
5 8 カレンナオトメ 牝3 菅原明良
6 9 キャットファイト 牝3 坂井瑠星
6 10 キャプテンネキ 牝3 ピーヒュ
7 11 テリオスサラ 牝3 石橋 脩
7 12 ジークルーネ 牝3 キング
8 13 イフェイオン 牝3 西村淳也
8 14 ニシノティアモ 牝3 田辺裕信

 

 

 

フェアリーステークス 2024 ラップ適性・追い切り 

 

 

基本はあくまで、平坦戦決着という舞台で、あとは瞬発戦が大半のこの中山マイル。

※ラスト4Fの各区間内に、-0.5秒以上の急加速が生じないレース(例:11.9-11.7-11.6-12.2)が定義

戦歴僅かの明け3歳勢による一戦のため割愛。

 

 

追い切りからは、調教編と変わらずスティールブルーメイショウヨゾラの2頭を最上位評価。 (1/7 13:50追記)

 

 

 

フェアリーステークス 2024 過去レース傾向

 

 

 

傾向的には、手元にある資料を見る限り、

 

「サンデー系×ノーザンダンサー系(又はその逆)」または「サンデー系×ミスプロ系(又はその逆)」配合馬が圧倒的中心

該当馬➡➡➡「カレンナオトメ、テリオスサラ、メイショウヨゾラ(マスクオールウィン)」、「ティンク、メジャーデビュー(スティールブルー)」

 

加えて、「前走1600m以上の芝レース」に出走し、その前走で「逃げ(4角先頭)や、追い込みなどの極端な競馬をしていない」「上がり最下位とかの失速ではない」(⇒極端な競馬、極端な失速ではない)の全てを満たすこともポイント

該当馬➡➡➡テリオスサラ、ティンク、スティールブルー

 

芝1600m以上での優勝経験が無い馬は苦戦傾向

該当馬➡➡➡カレンナオトメ、キャプテンネキ、ジークルーネ、マスクオールウィン、メジャーデビュー、ラヴスコール、ラーンザロープス

 

関連して距離延長ローテも苦戦のレースで、前走1600m未満戦を使って「マイル以上Vのない馬」「当日8番人気以下の人気薄」はさらに苦戦

該当馬➡➡➡カレンナオトメ、キャプテンネキ、ジークルーネ、マスクオールウィン、メジャーデビュー

 

といった感じ。

 

 

 

フェアリーS 2024 レース傾向分析&考察

 

 

まず、好走馬の血統傾向に注目が必要なレースで、SS×ND、ND×SS、SS×MP、MP×SSの配合馬が、近15年集計での好走馬37/45頭を占めるレース。

さらには、「前走1600m以上の芝レースに出走」していて「前走4角2~12番手」「前走上がり14位内」あたりも有効な“ふるい”で、上記血統傾向+この3つの要素であぶり出された馬は同期間中で(11-10-6-45)となっていて中心勢力になる。

他、全般、マイル以上での実績面というのが、意外なほど重要になっているとの印象。

 

近年はほぼ毎年同傾向の繰り返しとなっているレースで、22年回顧編に記した 

“・「サンデー系×ノーザンダンサー系(又はその逆)」または「サンデー系×ミスプロ系(又はその逆)」配合馬が圧倒的中心
・中でも「前走1600m以上の芝レース」に出走し、その前走で「逃げ(4角先頭)や、追い込みなどの極端な競馬をしていない」「上がり最下位とかの失速ではない」(⇒極端な競馬、極端な失速ではない)馬が4割近い好走率で、まずは該当馬をよく吟味すべし 
・瞬発力タイプは最後の最後にレース質とのミスマッチが起こりやすく、持久力タイプにもっていかれるレース(逆に言えば、ここを負けた馬こそクラシックは良い)”

といった傾向が色濃い一戦。

 

繰り返しになるが、ここはとにかく「傾向戦」!

“荒れると見越して、しかも「インを捌ける差し馬アタマ」を基軸に狙いにいったが惨敗。
仮にも、レース傾向部分で挙げた『「ディヴァージオン、ヒップホップソウル、ミタマ(ブルーイングリーン)」、「アンタノバラード、キタウイング(スピードオブライト、チハヤ、メイクアスナッチ」』の馬連9頭BOXなら36点で21,140円的中となった今回。
そういう、「傾向戦」であることを覚えておくためには良いクスリだったか。
『「傾向戦」>>「荒れる想定」「イン差し一発」』だよと、今さら自分にツッコんでおこう。”

を、真に「クスリ」としなければ……。

 

 

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フェアリーS 2024 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ

 

 

 

エリカリーシャン / キャットファイト 他

ここは、この条件ならキレ負けした相手を逆転することも可能なラヴスコールに期待。

2着でも優秀なラインだったデビュー戦がまず強い内容で、負かした相手もその後勝ち星を積み重ねている。

直近は、コース形態適性差などから、上りスピード苦を露呈した格好だが、それでもここで人気を背負うであろう馬とも遜色のない脚は使えていた。

その適性ズレを感じた内容が、この中山マイル替わりにアドバンテージに働くだろうし、少なくとも上り3F値が前走より遅くなるだけでもこの馬にとってはプラスだろう。

 

 

他では、エリカリーシャンにも注目している。調教水準と前走のレース内容からしてここは大いに変わり身があっていい。

枠も、この開催ではプラスにしかならない絶好枠で当初よりも期待感は増している。

 

あとは、まだ人気は下がってこないだろうが、キャットファイトも素質は十分なはずで。

 

「クスリにする」と言っておきながら、ここまで注目どころはみな非該当ゾーンからのチョイスに。

ただ、血統がそもそも次第に「ひとつ前、ふたつ前……」とどこかで代替わりを重ねる時がくるもの。

そういう意味で、注目1番手、そして次鋒エリカリーシャンと“可能性”はある馬たちであり、結論「クスリにしなかったことで敗れる、ことを恐れない(“保険”はかけるつもり)」戦いにしたいと思っている。

 

 

 

↓↓↓以下、当日午後追記内容。

馬場が速く(まだ)騎手が思っている以上に「もっと飛ばして平均ペース」といった塩梅である点と、レースとしては97年(当時は1200m戦)以来のフルゲート割れである点をポイントにしたい。

ラヴスコールを中心に、4角1~3番手当てに徹する予定。 (1/7 14:20追記)

 

 

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