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――その意味では、気温はじゃんじゃん上がって欲しいですな。
目次
- 日本ダービー(東京優駿) 2022 レース概要
- 日本ダービー 2022 枠順
- 日本ダービー 2022 ラップ適性・追い切り
- 日本ダービー 2022 過去レース傾向
- 日本ダービー 2022 レース傾向分析&考察
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- 日本ダービー 2022 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
5月28日(土)重賞予想と追い切り注目馬はこちら
5月29日(日)追い切り注目馬はこちら
・【追い切り注目馬】【日本ダービー】【目黒記念】【むらさき賞】他 東京競馬
日本ダービー(東京優駿) 2022 レース概要
日本ダービー(東京優駿) G1
2022年5月29日 2回東京12日目
発走時間:15:40(予定)
東京競馬場 芝2400m
サラ系3歳 オープン
2021年優勝馬:シャフリヤール 牡3 2:22.5 福永祐一
日本ダービー 2022 枠順
日本ダービー 2022 ラップ適性・追い切り
舞台は8割がた瞬発戦 ※ ラップとなる条件。
※ラスト4Fの各区間内に、-0.5秒以上の急加速が生じるレース(例:12.0-11.4-11.6-11.9)が定義
瞬発戦傾倒度合いでいえば、プラダリア、イクイノックス、オニャンコポン、キラーアビリティ、ジャスティンロック、ジャスティンパレス、ビーアストニッシドらが上位に来るメンバー構成。
追い切りからの最終評価順は、1位アスクビクターモア、2位ダノンベルーガ、3位プラダリアの順で。(5/28 19:55追記)
日本ダービー 2022 過去レース傾向
傾向的には、手元にある資料を見る限り、
※「前走皐月賞組はその前走で4人気以内、皐月賞以外なら同3人気以内」が基本
該当馬➡➡➡アサヒ、イクイノックス、キラーアビリティ、ダノンベルーガ、ドウデュース、ポッドボレット、マテンロウオリオン、ロードレゼル
※キャリア4戦以内は好走例が少なく、近21年東京で行われたダービーで好走を果たしたのはゼンノロブロイ、ディープインパクト、サトノダイヤモンド、レイデオロ、ダノンキングリー、シャフリヤールら全て当日4番人気以内だった計10頭のみ
該当馬➡➡➡キャリア4戦以内のうち、コマンドライン、ジャスティンパレス、デシエルト、ピースオブエイト、プラダリア、ロードレゼルといったあたりは苦戦必至
※「皐月賞6番人気以下かつ4着以下」「牡馬で中6週以上」の馬たちは、やはり通用厳しい
該当馬➡➡➡アスクビクターモア、オニャンコポン、ジャスティンパレス、ジャスティンロック、デシエルト、ビーアストニッシド、マテンロウレオ、アサヒ、コマンドライン、ピースオブエイト
※穴パターンは、「①ダービートライアル連対馬」か「②1800m以上重賞への複数出走経験かつ勝利経験(もしくはタイム差なし2着)」のいずれか(過去20年単勝20倍以上で好走した馬のうち、例外は20年ヴェルトライゼンデと21年のステラヴェローチェ2頭のみ
該当馬➡➡➡セイウンハーデス、プラダリア、ロードレゼル、アスクビクターモア、アスクワイルドモア、オニャンコポン、キラーアビリティ、ジャスティンロック、ビーアストニッシド、マテンロウレオ
といった感じ。
日本ダービー 2022 レース傾向分析&考察
「前走人気」が、例年の日本ダービー攻略切り口になってくるポイント。
「前走皐月賞組はその前走で4人気以内、皐月賞以外なら3人気以内」が、近年の3着内馬の約8割を占めていて、21年のヴェルトライゼンデをはじめ、ロジャーバローズ、コズミックフォース、マイネルフロスト、ベルシャザール、ローズキングダムなども該当している。
あと、前走オッズの観点でいくと、昨年も書いたが「日本ダービーは皐月賞3番人気以内馬が3頭揃った年は1996年を除き必ずどれか1頭は馬券に絡んでいる」レース。
やはり、今年“1議席”以上は確定的とみるべきか。
一方で明らかに苦戦傾向なのが、東京競馬場で行われた近23回で好走0の「キャリア4戦以内で当日5番人気以下」。
他に、「皐月賞6番人気以下かつ4着以下(好走0)」、「牡馬で中6週以上(好走1)」なども狙えない(いずれも近20年集計ベース)。
最後の穴パターン。近年の単勝20倍以上好走馬は、「①ダービートライアル連対馬」か「②1800m以上重賞への複数出走経験かつ勝利経験(もしくはタイム差なし2着)」のいずれかに当てはまる馬が大半となっている。
もっとも、昨年のステラヴェローチェ、一昨年ヴェルトライゼンデは当てはまっておらず、トライアル非経由組や直行ローテ勢などの健闘といった昨今のトレンドに照らし合わせて使う必要がある傾向だろうが。
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超ド級の穴馬が走る東京G1
1番人気が9連敗と大波乱が続く2022年春のG1
近年東京競馬場で行われたG1でも大穴の激走は多めです
過去3年の東京G1を振り返っただけでも
ケイデンスコール(14人気2着)@19年NHKマイルC
クロコスミア(11人3着)@19年ヴィクトリアマイル
カレンブーケドール(12人2着)@19年オークス
ロジャーバローズ(12人1着)@19年日本ダービー
ケイティブレイブ(16人2着)@20年フェブラリーS
ウインマイティー(13人3着)@20年オークス
ヴェルトライゼンデ(10人3着)@20年日本ダービー
ランブリングアレー(10人2着)@21年ヴィクトリアマイル
ハギノピリナ(16人3着)@21年オークス
カワキタレブリー(18人3着)@22年NHKマイルC
非常識な穴馬がこんなにも来るのが東京競馬場
G2G3でも
ダノンフェイス(単勝116倍 3着)@19年武蔵野S
セイウンヴィーナス(単勝265倍 3着)@20年クイーンC
ミライヘノツバサ(単勝325倍 1着)@20年ダイヤモンドS
トーラスジェミニ(単勝136倍 3着)@20年エプソムC
ケンシンコウ(単勝162倍 3着)@20年ユニコーンS
アドマイヤアルバ(単勝170倍 3着)@21年目黒記念
単勝万馬券馬だけでもこんなに!!
皆さんはこの中に1頭でも狙えた馬がいましたか?
ふつうの人ならここまで非常識な穴馬は根拠を持って狙えませんよね
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目黒記念 15番人気アドマイヤアルバ
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今年もNHKマイルCでは単勝229倍最低人気のカワキタレブリーが3着!
ヴィクトリアマイルも単勝194倍最低人気のローザノワールが大接戦の4着
やはり東京の重賞は荒れます
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日本ダービー 2022 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
馬も熱中症注意の、絶好天気での日本ダービーとなりそう。
とりあえず、25(水)夜時点での注目どころをざっと記しておく。
ジオグリフ / イクイノックス / ダノンベルーガ / ドウデュース / キラーアビリティ / アスクビクターモア / オニャンコポン 他
個別の話の前に、皐月賞を振り返ると、「軽いスピードタイプとは正反対の馬場」「イン荒れ」「『最も速い馬が勝つ皐月賞』にはほど遠いレース内容」という内容。
それを、ノド鳴り爆弾を抱え、序盤は相変わらず力みながら差し切ったのがジオグリフである。
当時の中山は、どんよりの湿度60%台。そして、距離延長とさらにスローな流れへの安心感は得られなかったわけで、ジオグリフの持ち味が生きる高速ダービー(=晴れて暑い状況)なら喉リスクから期待値割れ、逆に皐月賞当時と同じような湿潤な当日ならハイラップ阻害要因が高まってこれまた逆境となるかも。
どちらにしても、G1馬になった以上は、なかなかそのリスクと引き換えに狙うだけの妙味はないはずで、(前走◎だった身としては)あって対抗までが妥当なところとみている。
イクイノックスは当然、大外18番枠からの前走は負けて強しという一戦。
そして、何といっても尋常じゃない好レベルV東スポ杯2歳S内容が、府中戻りで輝く存在。
当時この馬のみせた“ショー”は、上り4F数値に対しての11.9 - 11.4フィニッシュが凄まじく、順調ならまず間違いなくG1複数勝利級を予感させるものだった。
産駒が芝2200m超で好走0(前週終了時点)というあたりや、どスローからの極端な瞬発戦(区間最大-1.0秒を超すような)に泣くなどのパターンで敗れる可能性も無くはないが、それもちょっと躊躇うレベル。
ダノンベルーガも、前走皐月賞、そしてそれと同等以上に2走前内容が光る存在。
後に皐月賞馬になるジオグリフをキャリア2戦目で打ち砕いた共同通信杯のパフォーマンスはG1級のそれ。
別定1キロ差あったとはいえ、同斤量でもジオグリフは当時この馬を下せていなかった可能性がある。
そして、皐月賞は内枠が苦しい馬場だったことに加えて、インサイドアウトで直線外に持ち出そうにも瞬発戦の団子状態でそれも出来ず。
不得手な右回りというだけではないディスアドバンテージを背負っての善戦は、評価が上がることがあっても断じて下がることはないものだった。
ここ2戦は決して高速状態ではない馬場での競馬となっているが、デビュー戦(前日土曜東スポ杯2歳Sの週)が高速馬場で、新馬としては好時計戦を上り33.1秒V。
とりあえず、こちらも現状隙が見当たらない印象。
正直、皐月賞は当時も指摘した通り渋々の出走だったとみているし、出ること自体が『「今年度の3冠馬の資格を持つ唯一であり無二の存在が誕生した瞬間」とも、或いは捉えられるのかもしれない』としたくらいなわけで、残り2冠への期待は高まるばかり。
ドウデュースについては、(おそらく)今回も抜けた人気にはならないが、かと言って中穴でもなく、嫌いたいけど脚力上位で困ってしまう、という存在。
武豊騎手をして、「総合力が高い」と言わしめるように、悪く言えば「抜けたところはないが総じて平均点以上」なところが、今回も2~3着ライン上で怖い存在。
上位人気勢を逆転するには、それらに対して優位性があるとみられる持久質展開になった時か。
ここまで数は使っていないが、右手前のほうが良いとも言われていることから、2戦目の府中で爆発力増しても?
キラーアビリティも、上り勝負を回避できるなら第86代日本ダービー馬の座につく可能性は十分残されている一頭。
前走に関しては、スタートミス、瞬発戦決着で、この馬にとっては完全度外視で良い敗戦。
府中替わりで不安のほうが先立つということになるだろうし、今回はさらに狙い易くはなる。
それでも、皐月賞時点から「3冠のうちで最も苦にするはずのダービー」としていたように適鞍ではないのは事実だろう。馬は、小回りで一瞬のキレで後続を突き離して押し切るタイプ。
ホープフルSを勝った時点では、「ようやくイクイノックスに太刀打ちできる存在」と定めたくらいの脚力だけに、序列は別としてマストバイの存在だろうが。
あとは、できるだけロジャーバローズの年のダービーの再現をというところになるか。
溜めてよーいドンなら前にいたとしても上りスピード負けが濃厚で、気楽な立場で自らレースを引っ張っていってしまってもいいかもしれない。
いずれにしても、皐月賞の失敗リスクから、できるだけ内に入らず適度な外目の枠を引き、かつ自身の内に逃げ馬がいるような並びで、後手だけは避けたいところ。その意味では先ほど決まったこの枠は悪くない(5/26 15:00追記)。
アスクビクターモアは、脚力的にアタマもノーチャンスではないが、適性を加味すると3番手以内にはなかなか入ってこれない位置づけ。
やはり、前走(中山二千)で、クラシック最大のチャンスを逃したのは否めないと思っている。
甘い見方をするなら、その皐月賞は「デシエルトの出遅れによって逃げる形になってしまったのが運の尽き」だったとは思うが。
正直、ここから下(というか適性も加味すると、アスクビクターモアも最上位グループとは少し離れる)は少し開きがあると思っているが、その中ではデシエルト。
とにかく、2走前が(臨戦過程も含め)ここでも割って入れるだけのポテンシャルを感じさせる内容。
前走は、全くもって競馬をしていないだけに見限り厳禁のシーン。
そして、ジョッキー込みで侮れない連下候補がオニャンコポン。
百日草特別(2戦目)当時から示している瞬発力はなかなかなもので、上位1~2頭が後続を大きく離してのちょい波乱含み3着争いとかの決着時にはそこに加わってきてもおかしくない。
一瞬のキレはあるので、あとは直線トータルでのスピード争いでどう立ち回るか。
正直、1週前から考えに考えを重ねても、今年は「どう単勝を当てようか?」しか本当の意味での馬券的勝利はない気がしている(すんなりなら上位が分かり易すぎる)が、それ以外では当日の気温上昇がいろいろな面でポイントになりそう。
発汗、熱中症症状、……etc当日の気温が予報されている通り真夏日に近づけば近づくほど、パドックは重視するつもり。
一応、今のところは若干◎イクイノックスが単最有力候補でリードとみている。
「ダノン絶好調」旋風が漂う気配(枠もあるが、ダノン最終1人気説推しの今のところ)と、新馬戦で新潟の真夏日(2021/8/28新潟地方気象台発表の12時台気温28.1℃)を経験していることなどがその理由。それでは、また当日あたりにでも!
↓↓↓以下、当日朝追記内容。
土曜は極端にイン優勢にはならず、また頭数が揃わないレースばかりだったとはいえラップ的に馬場高速化は抑えられていた印象。
ただし、直線はとにかく上り上位優勢となっていて、内外の進路以上に長く速く脚を使えることが上位進出のカギになっていた。
このままなら◎イクイノックスの想定。2400mでの不発も無くはないが、そこには目をつぶって……というところ。
全体のポイントとしては、(気温上昇とパドックは大前提として)ここからどれだけ前優勢(上り1~3位ばっかり上位入線状況の緩和)が起こるか、になりそう。(5/29 9:00追記)
↓↓↓以下、当日午後追記内容。
◎イクイノックスは変えないが、相手期待は少しロンスパ方向での◯デシエルト。
パドックでの踏み込みが目立つ☆ビーアストニッシドも、ハナを奪い切って全てを味方につければ粘り込みあっても。新馬戦で夏日も経験。(5/29 15:30追記)