競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

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【カペラステークス 2019予想】過去のレース傾向分析&各馬評価まとめ / 6頭出走のながつきS組も当然重要だが、それよりも同数出走のアレに注目したい一戦

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――まあ、下に書いたように距離短縮組ですかねぇ。

あとは、藤田菜七子騎手、いろんな意味で頑張れという、どれだけ人気を吸い上げてくれるかに期待しているレース。

そして、その意味では昨日(ミスマンマミーア)に重賞制覇してくれていますよ~にと、密かに願っていたんですが。。。

 

目次

 

カペラS 2019 含む、12/8(日)中山競馬の調教注目馬はこちら 

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カペラステークス 2019 レース概要

 

 

カペラステークス G3

2019年12月8日 5回中山4日目

発走時間:15:20

中山 ダ右1200m

サラ系3歳以上オープン

2018年優勝馬:コパノキッキング  セ3  1:10.2  柴田大知

 

 

カペラS 2019 枠順

 

1 1 ドリュウ 牡4 Mデムーロ
1 2 ビップライブリー 牡6 北村宏
2 3 ヒザクリゲ 牝4 石橋脩
2 4 ゴールドクイーン 牝4 古川
3 5 ハングリーベン 牡5 野中
3 6 ダノングッド 牡7 矢野貴
4 7 コパノキッキング セ4 藤田菜
4 8 シャインヴィットゥ 牡5 田中勝
5 9 オウケンビリーヴ 牝6 横山典
5 10 レッドアネラ 牝4 内田博
6 11 ハニージェイド 牝5 柴山
6 12 テーオージーニアス 牡4 丸山
7 13 タテヤマ 牡5 大野
7 14 シュウジ 牡6 三浦
8 15 ヒロシゲゴールド 牡4 津村
8 16 オールドベイリー セ5 武藤

 

 

 

カペラS 2019 過去のレース傾向 

 

傾向的には、手元にある資料を見る限り、

  

 

8割がた、ほぼ消耗戦になると言っていい、ダート1200m戦らしい前傾度の高い一戦

該当馬➡➡➡ゴールドクイーン、ヒロシゲゴールド、タテヤマ、ブラックジョー、ハニージェイド、レッドアネラ

 

 

距離短縮馬が強い

該当馬➡➡➡オールドベイリー、コパノキッキング、ゴールドクイーン、ダノングッド、ドリュウ、オウケンビリーヴ

 

 

といった感じ。

 

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カペラステークス 2019 レース傾向分析 考察&まとめ 

 

舞台は当然の消耗戦セッティングで行われる、砂のスピード馬たちにとってのG1級競走、カペラS。

当然、1200mでもちょっと……(スタミナ的にどうか)くらいのタイプにとっても気合の入る一戦。

ただし、コテコテの1200m向きの消耗戦タイプが良いかというと、過去11回の好走馬をみるとそうでもなく、なんといっても「短縮馬」の活躍が目立つ重賞。

前走武蔵野S、霜月S、オータムリーフS(16年〜1200m戦に変更)などがその代表例で、来る時の破壊力もかなり。

全好走馬のうち22頭までが前走で1400m以上戦を使っていた組で占められ、距離短縮ローテ組は(9-6-7-58)単回131複回109となっている。

おそらく、それだけ「スタミナを必要とする」「ローテ的に前走レベルが(1400~1600m戦が)高くなりがち」であることがその理由で、余程の低レベル1400m〜1600m戦でなければ狙う価値は高いとみている。

そもそもの距離短縮馬出走が少ない年は、みんなで1200m質のレースに持ち込むことになるためか、また単純に確率論か、はっきりとした根拠は見出せないものの、ここ2年のように不発。

1200m勢で上位を独占される年が続いていて注意が必要なのだが、今年は出走中6頭(1600m戦除外明けオウケンビリーヴを含む)が同組となっていて、3年ぶりにこの狙いが奏功するか。

また今年は、人気の2頭コパノキッキング、ゴールドクイーンが使ったJBC2競走が浦和とはいえ1400mで行われていることからも、穴という意味でなくとも注目だろう。

あとは、数で稼いでいる部分も大きいが、関西馬優勢のレースでこちらも過去11回の好走馬中22頭を占め、特に頭という意味では勝ち馬9頭を送り出している。

この辺り、ダート界の西高東低、栗東坂路&CW組の強さだと考えている。

 

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カペラステークス 2019 予想印は!?ホネ的注目馬!各馬評価まとめ

 

 

◎オールドベイリー

鞍上強化、隣に入ったヒロシゲゴールドの後について前々で運べることが出来れば、仕切り直しの一戦、ハイペース乗じて競馬なら楽しみは十分。

その仕切り直し(ゲート再試験)となった要因でもある前走は、レース前アクシデントにより外枠発走になっていたくらいの状況でのもので度外視したい。

今の栗東Pコースなので、過信は禁物だが、特に11/17(日)の同コースで助手騎乗・単走でのものとしてはなかなか優秀で、出来は申し分ない。

戦績通り、来る時は頭だと思っているので中途半端な印はやめておいた。

 

 

◯シュウジ

やっとダートに57キロで出られる、ほぼそれだけ。

春の千葉S、京葉Sと1分10秒を超えるレースでの好走も、この冬場のG3には繋がるだろうし、ながつきSは59キロを背負って苦しい展開をよく4着に踏ん張っている。

坂路好時計連発が当たり前のこの馬が、今回CWを本追い切りに変えてきている点も個人的には評価ポイントとしている。

たしか、最終追い切りまで本追い切りをコース追いで3週連続というパターンは、北海道戦以外ではデビュー以来初になるのではないか。

陣営らのトーンも含め、イマイチ上がってこないようだが、それには真っ向勝負。 

 

 

▲ゴールドクイーン

絡んでくる存在さえいなければ、55キロでこの条件で、これで外枠にでも入ったらハッキリ言って卑怯レベルだと考えていたが、さすがに内枠に入った(そうそう“ロイヤルストレートフラッシュ”状態は出来上がらないもの)。

そのくらい、2走前(57キロ)のパフォーマンスは優秀で、同じだけ走ればこの2キロ減だとG1級指数になってしまうほど。

問題は、この人気と冬場でながつきS当時とは真逆の力の要る馬場が合わなかった時と、ヒロシゲゴールド、レッドアネラの存在。

特に前走出遅れて大敗を喫し、徹底先行でくるヒロシゲは悩ましいところだろうし、共倒れのリスクはある。

そして、いずれも◯よりも外に入ったことで凡走リスクは確実にアップ中。

 

ただ、それでも自らの初速で序盤の争いをスンナリ交わし切れば強い、今回は諸刃の剣▲(正直、今回のこの馬軸、信頼勝負はやめておいたほうが良いだろう)。

この馬だけが引っ掛かっている傾向というわけではないが、過去11回前走JRA組からしか勝ち馬は出ていないのがこのカペラS、という点もある。

 

 

☆ドリュウ

ここにきての鞍上強化が目立つ(陣営やる気満々?)。

冬場の中山1200m実績もあり、前走1400mからの臨戦というのもいい。

3年前以前のように、ラップ適性的にも1400m適性寄り(1400m好走歴もあって瞬発戦実績も併せ持つようなタイプ)がマッチしてくるレースになれば、ジャストフィットする可能性もかなりある。

ただ、常に展開待ちのこの馬は印としてはこのくらいまでが精一杯だろう。

逆に、不発なしの末脚には敬意を表するのだが。

極端な内枠に入ったが、この馬自身1枠で崩れたこともなく内枠を苦にするタイプではないうえに、 ハナから前に行く気がないのでこれにはむしろ妙味観点で、好都合なくらいだが、果たして。

 

 

△タテヤマ / △ヒロシゲゴールド / ×コパノキッキング

去年本命に狙った△タテヤマも、それから着実に指数レベルを上げてきていてその去年並みのオッズなら、2~3着で押さえておくべきだろう。

 

△ヒロシゲゴールドは、既に2走前で重賞好走レベルの力はあるとみているし、前走を見てもほぼ砂を被ったら終了、ひっちゃかめっちゃかになってしまうので、この8枠15番は絶好。

鞍上も今のこのジョッキーというのは不気味で、この馬がどこまで人気妙味を生むかには今回大いに注目している。

ちなみに、前走は短期間での+16キロという点もおかしかったので、直前オッズで不当に嫌われていると判断できれば、対抗○近いところまで評価しても良いと思っている。

 

×コパノキッキングは、力はつけているが昨年のこのレース(55キロ)が、派手な追い込みに見えて低指数。

実は、このレースでは時計勝負になった時に対応できない可能性もあるとみているので相手まで。

 

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