競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【根岸ステークス 2020予想】追い切り・ラップ適性・レース傾向考察 & 各馬評価まとめ / マテラスカイの代わりにドリームキラリがいるなら......

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――なんか、「追い切り・ラップ適性考察」のほうが、皆さんご興味がおありのようで。

大きく予想の中身が変わるわけではないですが、そっち(ニーズ)に体裁を寄せます……「施行場変更重賞」による副産物(笑)

そのラップ的には、緩んだら面白いことになってもと思うのですが、タイトルにも書いた通り今年も“案内役”が居てくれますからねぇ。

 

 

目次

 

根岸ステークス 2020 含む、2/2(日)東京競馬の調教注目馬はこちら

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シルクロードステークス 2020 予想 追い切り・ラップ適性考察

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シルクロードステークス 2020 含む、2/2(日)京都競馬の調教注目馬はこちら 

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2/2(日)小倉競馬の調教注目馬はこちら

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根岸ステークス 2020 レース概要

 

 

根岸ステークス G3

2020年2月2日 1回東京2日目

発走時間:15:45

東京 ダ左1400m

サラ系4歳以上オープン

2019年優勝馬:コパノキッキング   セ4   1:23.5    O.マーフィー

 

 

根岸ステークス 2020 枠順

 

1 1 テーオージーニアス 牡5 川須
1 2 テーオーヘリオス 牡8 石川
2 3 ミッキーワイルド 牡5 Mデムー
2 4 ワンダーリーデル 牡7 横山典
3 5 コパノキッキング セ5 マーフィ
3 6 ワイドファラオ 牡4 福永
4 7 スマートアヴァロン 牡8 石橋脩
4 8 ブルベアイリーデ 牡4 丸山
5 9 カフジテイク 牡8 津村
5 10 ノボバカラ 牡8 内田博
6 11 モズアスコット 牡6 ルメール
6 12 アードラー 牡6 ミナリク
7 13 ヨシオ 牡7 佐藤友
7 14 サングラス 牡9 北村宏
8 15 ダノンフェイス 牡7 田辺
8 16 ドリームキラリ 牡8 坂井

 

 

 

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根岸S 2020 ラップ適性・追い切り 

 
 

 

コースラップ適性としてはドリームキラリ、スマートダンディー、サングラス、ワンダーリーデル、スマートアヴァロン、テーオーヘリオスといったところが上位。

ただ、レース自体は過去10年中8回平坦戦決着(残り2回が消耗戦)と、コース適性よりもかなり平坦戦特化に振れているためブルベアイリーデ、テーオージーニアス、アードラーといったあたりのより平坦戦タイプに映る組にも出番も。


追い切りからは、テーオージーニアス、モズアスコット、コパノキッキングくらいが評価対象だが、それでもこのクラスの短距離ダート馬としては「C級」レベル。

次いで、ワイドファラオ、ブルベアイリーデといったあたりで、全体的に正直微妙過ぎる面々。

 

 

 

根岸S 2020 過去レース傾向

 

 

 

平坦戦主流の舞台・レースで、このレースは特に条件戦程度のペースから、極めて上がりの速い差し決着になることが多い点が特徴

該当馬➡➡➡上がりという部分まで加味するとサングラス、ワンダーリーデル、スマートアヴァロンといったところ


このレースで上がり最速をマークした馬の大半は馬券になっていて、「過去に上がり3F最速で重賞V」条件(不在なら自ずとOP勝ち)を満たす馬は注目の存在

該当馬➡➡➡カフジテイク、コパノキッキング、ワンダーリーデル


なんといっても、東京1400m〜1600mへのコース適性(実績)がポイント

該当馬➡➡➡カフジテイク、ダノンフェイス、ドリームキラリ、ブルベアイリーデ、ミッキーワイルド、ワンダーリーデル

 

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根岸ステークス 2020 レース傾向分析&考察

 

 

 

平坦戦ラップでもレース上がり自体が良でも35秒台にまで突入したりして、しかもそれでも派手な追い込みが決まることが多い重賞。

このレースでの上がり3F最速マーク馬は近17年集計ベースで(7-4-4-6)と、7割以上が好走している。

予想段階においては、「過去に上がり3F最速で重賞V(不在の場合はOP勝ち)」を条件にして該当馬を推測する策が有効とみられる。

 

以外、レース傾向的には、グレープブランデー、アドマイヤロイヤル、馬券内ではないが18年4着マッチレスヒーロー......、といった面々を眺めてみても、やはり東京1400m〜1600mへの舞台適性(実績)の重要性とともに、結構な特殊性を含んでいるというレース像を表していると言えるか。

 

また、前走チャンピオンズC組を除き好走馬のほとんどが3着内好走馬(前走重賞なら掲示板))にも関わらず、馬連ベースでも結構中穴決着となっているというあたりも注目ポイント。

 

土曜の馬場は、時計的にはどこをとっても標準的な馬場という印象で、強いて言うなら稍重なのにほぼ良も含めた近年の平均タイムと同等ということで、ベースがそこまで速くない馬場というイメージか。

 

根岸S 2020 予想印は!?ホネ的注目馬!各馬評価まとめ

 

 

 

◎コパノキッキング

コパノキッキングが出てくる以上、そして鞍上がマーフィー騎手である以上、レース自体がハイレベルな一戦になるというのがまず今年の根岸Sの全体像。

「変なレース」は期待薄か。

同馬の扱いに関しては、余程中間が微妙だったり、よほど先行手薄での瞬発戦にならなければ盤石という印象。

中間はまずまずだし、昨年のマテラスカイはいなくともドリームキラリ、最終的に先行手薄なメンバーにはなったが砂を被りたくないモズアスコットの出方含むそこそこの先行プレッシャーは生じるとみている。

 

 

◯ドリームキラリ

ドリームキラリが、ラップ適性的にはさすがというべきかドンピシャの条件。

一瞬、本命まで考えたが16頭立て16番枠でさすがに対抗に止めることにした。

ただ、馬券内という意味での期待は大きく変わらずという評価。

大外枠に関しても、中途半端に自分よりすぐ外に先行馬が並ぶ内枠入りとかの状況よりはよっぽど良いだろうし。

この馬に関してはラップ適性以外に、とにかく59キロを背負った4走前欅Sが圧巻で、その斤量面を加味すると当時の前後半3F35.7-35.8(1分23秒4)での2着は、特に上がり3Fなどは優にここを逃げ切ってしまって良いレベル。

逃げ馬なので、止まる時は止まって致し方なし、極端な競馬になるだろうが57キロでなく、56キロであれば今回は狙っておきたいシーン。

差しがど派手に決まるレース質という印象面からも今回妙味振れのままでいくことは確実だろうし、良への回復に伴って馬場が明らかな差し馬場とかでないなら粘り込みに期待したい。

2走前武蔵野S(9着)は府中マイルで前半、時計ともに速くなってしかも瞬発戦ラップでのもので度外視。

前走霜月S(4着)に関しては、菊沢騎手への乗り替わりに加え、サルサディオーネが内から抵抗してきて序盤に浪費とこれも本来の競馬ではない。

 

これで追い切りが良ければ文句なしだったが……正直、その点については大いに不満、ちょっと残念なこの中間という過程。

ただ、考えようによってはこれでノーマーク逃げが叶う態勢が整ったともいえる状況で、こんな時こそスンナリ成立が起こったりするもの。

そう、本当にどれだけハナに立つのに手こずらないか、何秒でポジション争いに片をつけられるか、この馬はそれで決まる。

 

 

▲ワンダーリーデル

人気し過ぎなければ文句なしの狙い。

今のところ単勝10倍を割り込みそうなところで、個人的にはこのままなら(ギリギリ見合う水準)という感じで、オッズには要注目。

このレースなので、自身が34秒台とかをスムーズに繰り出せたとしても、他馬も35秒台前半を使ってきて不思議なく(それこそ逃げて◯が35.6とか)、典さんの4コーナーでの位置取りだけ。

その意味では、直前のオッズと照らし合わせて対極にいる○とこちらどちらと心中するか、はっきりした脚質だけにこの馬の期待値の壁越え次第といったところでもある。

 

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☆モズアスコット

注目を集めるのは必至の初ダートの今回なので、頭か飛ぶかでしか妙味は見いだせないか。

ただ、今回の結果にかかわらず、調教師は「フェブラリーSにいくつもり」と話しているらしく、その意味ではお遊び(気分転換、ダメ元)参戦ではないことは確かか。

これで、調教がいつになく抜群とかだったら、そこを光明とし“普通の狙い”となる「ルメールだから一発要員、3〜4番手でなら」の領域を超えた単狙いも楽しめたかと思うのだが......。

追い切りはそうでもない可もなく不可もなくだったので、“普通の”☆止まり評価で。

 

 

△スマートアヴァロン / △テーオージーニアス / △ダノンフェイス

スマートアヴァロンも末脚勝負に徹するだろうし、その点このレースはラップ適性のみならずマッチしてきそうで不気味。

本来、左回りがスムーズではない馬だったが、3走前霜月Sでは克服への手応えを感じさせており、あくまで人気薄のままであればだが注目しておきたい。


テーオージーニアスも、充実度を買うならという条件付きで考えたい存在。

当然、条件付きの中にはオッズもそこには含まれる。

適性的には、1200m戦を中心に戦歴を積み重ねてきているだけあって平坦戦~消耗戦寄りにシフトしており、東京ダ1400mのコースラップ適性よりもこの根岸Sラップ適性に合うといった感じで、シンプルに言えば流れるだけ流れて出来るだけ上がりが掛かって欲しいというところ。

正直、その点はレース質とは少しミスマッチな印象がある部分。


ダノンフェイスは長い休養を経てようやくパフォーマンスが戻ってきた感のある中で迎える絶好舞台。

武蔵野Sでの激走の印象もまだ色濃く、当時「急に重賞でも単勝10倍台とかに人気するだろうし、しばらく中心では狙いたくはない」とした馬。

ただ、相手本線や、単穴狙いなら十分成り立つし、重賞好走級の力はあるので最終的なオッズ次第ではもう少し評価を高めてもという今回。

枠は外だが、冬場の重賞で「次(G1)を考えていない」と明言している馬が好気配で迎えるレースだけに、要注目。

 


あとは、ミッキーワイルドの前走は勝たなければならない一戦で、しっかりと結果は出したが時計的にも、指数的にもあれ?という内容。

3走前の3勝クラス麦秋Sよりも明らかに下げていたので、ちょっと冬場のパフォーマンスに疑問。

中間も格下遅れ含め全然微妙で......。


×ワイドファラオ、×ブルベアイリーデも気配は良さそうで、馬券の相手としては一考も。

 

 

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