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――イクイノックスVの前日に、この鞍上、厩舎のタッグで勝利したチェルヴィニアの行く末やいかに。
ホネ的! レース回顧 / レース分析 アルテミスS 2023
レース全体のふり返り
アルテミスS 2023 各馬ふり返り 予想と結果
ラヴスコール
予想➡➡➡◎
結果➡➡➡6着
「◯チェルヴィニアに対して、2倍、3倍……とつけるようなら」としていたように、このオッズ差で本命視。
ただ、この頭数でも案外前への意識が高まるとみた中でここまで落ち着いてしまい(エリカリーシャンの出遅れなども重なった)、後方から外を回す形で上り3Fスピードの限界負けをしたといったところ。
鞍上も、「得るものがあった」としたように、この競馬で3着スティールブルー、4着ライトバックあたりと同じくらいの上りレベルというのが測れた一戦だった。
(自身にとっては)この日も初戦同様に急加速戦というほどではないここまでの2戦で、やはり苦手傾向として「上りスピード要求度合い>瞬発戦度合い」にある馬とみられる。
チェルヴィニア
予想➡➡➡◯
結果➡➡➡1着
これで全体額面としては平凡アルテミスVラインだが、もうひとつ血統の額面(字面)の通り「重賞レベルでの上りスピード」でも全く見劣らないところを見せての勝利。
ただ、11.4 - 11.2 - 11.0(レースレコードのおまけ付き)を見せつけられるとどうしたって過剰に評価されるはずで、それでいて(今年より馬場レベルが低速だった)前年と比較してトータルで見た場合に明確に上回っていないとなると、ここで満額回答をしてみせたとも言い切れないか。
後付けにはなるが、翌日の天皇賞(秋)で驚愕の1分55秒2(というより2〜4着が1分55秒台後半)がマークされた週であり、当日土曜は少頭数ばかりで測りにくいところがあった(可能性として、この日から既に-1.5秒ゾーンの馬場だったということも捨てきれない)。
ほかでは、好走勢よりもライトバック(4着)を。
全体レベルはイマイチでも、終いの伸びにみる“片鱗”は感じられた印象。
鞍上も、イレ込みと口向きと難しさを抱えながらの競馬だったことを明かしていて、まだまだ伸びる余地に期待が持てそう。