競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【天皇賞(秋) 2023 レース回顧・結果】競馬 is not HorseRace

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天皇賞(秋) 2023 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
1 イクイノックス 1:55.2 34.2
2 ジャスティンパレス 1:55.6 33.7
3 プログノーシス 1:55.8 33.9
4 ダノンベルーガ 1:55.8 34.3
5 ガイアフォース 1:56.2 35.5

 

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 天皇賞(秋) 2023

 

10/29 天皇賞(秋) ◯的中

 

レース全体のふり返り

 

馬場は、引き続きイン一辺倒感はない、通年平均比-1.5秒/1000m近辺の高速状態

 

この日の馬場なら「1分56秒台なら分かるんですけどね」というところを、軽く1秒程度詰めてきたというのが勝ち馬イクイノックスの競馬で、ガイアフォース(5着)あたりでも平凡イヤーなら勝てていても不思議ないタイムを計時

 

12.4 - 11.0 - 11.5 - 11.4 - 11.4 - 11.4 - 11.4の7F目までが示す通り、前半34秒台で入ってどこにも息を入れる暇なし戦

 

スタミナも相当求められた上に、時計レベルも当然スーパー級と、近年のG1でも総合力要求度として指折りのレースになった

 

天皇賞(秋) 2023  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

ジャスティンパレス

予想➡➡➡

結果➡➡➡2着

結果的には、「納得の敗退、その中で最適解で満足」な2馬身半差2着完敗の本命馬。

馬(陣営には、)この走破内容で勝てないのは不運でしたね、としか声のかけようがない。

そのくらいイクイノックスが素晴らしすぎた。

こればかりは、終わってみたらという部分と攻めた結果であり、馬券を買うただの一ファンとしては妥当なところだったと割り切っている(ホネ is not 馬の関係者)。

若干逸れてしまったが、平坦戦(というか超持久戦)×漁夫の利競馬と向いたポイントはあったものの、見事な3着以下に対しての1馬身1/4差競馬であり、この馬で十分「超G1級」の位置づけに相当すると思っている。

 

 

イクイノックス

予想➡➡➡

結果➡➡➡1着

なんの文句もない、「超超G1級」での連覇達成。

やっぱり、宝塚記念(みたいな条件)じゃないよねということが(「宝塚記念が私の本気ではないですよ」なことが)、嫌味なくらい伝わってくる勝利内容だった。

成長度も含めてちょっと抜け過ぎてきているが、「斤量差×成長度(例としては、対リバティアイランド)」と「非高速馬場×短直線×差し遅れ(例としては、クビ差Vの’23宝塚記念)」だけが、単で嫌う材料になるか。

単純な、コース条件やラップ適性ではちょっと太刀打ちできないゾーンに突入してしまっている印象。

相手(◎ジャスティンP)もあれだけ成長しているのに、クビ+1馬身差(宝塚記念)→2馬身半差(今回)というのが、現状の全てを表している。

 

 

▲ジャックドール(11着)は、(個人的にはそういうレースを望んでいたので)否定するつもりはないが、厳しすぎた。

前半3F、同5Fの数値に関しては、この日の馬場ではむしろもっと1000m通過を速めて……と思っていたくらいだったので驚かないが、そこから11.4 - 11.4はさすがにオーバーペース&オーバーワークだったことだろう。

 

スタミナ質のスーパー持久戦ということで、敗れた組からは文句なしにガイアフォースを挙げておきたい。

もちろんスタミナという点では若干有利サイドに働いたかもしれないが、それでも主に位置取りとフィニッシュラインからすると相当よくやっていたと言えるのではないだろうか。