競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

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【ヴィクトリアマイル 2024 予想】追い切り・ラップ適性・レース傾向考察 & 各馬評価まとめ / いや、ちょっと待てよ

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――2週前以前「こんなん楽勝でしょ」→1週前「スローの差し遅れ……」となったナミュールについて(ただ、こういうのは大概、最初のインスピレーションのほうが正解だったりするんですが)。

目次

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ヴィクトリアマイル 2024 レース概要

 

 

ヴィクトリアM G1

2024年5月12日 2回東京8日目

発走時間:15:40(予定)

東京競馬場 芝1600m

サラ系4歳以上 オープン

2023年優勝馬:ソングライン 牝5 1:32.2 戸崎圭太

 

 

ヴィクトリアマイル 2024 枠順

 

 

1 1 ライラック 牝5 戸崎圭
2 2 フィアスプライド 牝6 ルメール
2 3 スタニングローズ 牝5 西村淳
3 4 コンクシェル 牝4 岩田望
3 5 ウンブライル 牝4 川田
4 6 マスクトディーヴァ 牝4 モレイラ
4 7 ハーパー 牝4 池添
5 8 サウンドビバーチェ 牝5 松山
5 9 テンハッピーローズ 牝6 津村
6 10 ナミュール 牝5 武豊
6 11 ルージュリナージュ 牝5 横山和
7 12 キタウイング 牝4 杉原
7 13 モリアーナ 牝4 横山典
8 14 フィールシンパシー 牝5 横山琉
8 15 ドゥアイズ 牝4 鮫島駿

 

 

 

ヴィクトリアマイル 2024 ラップ適性・追い切り 

 

 

東京芝1600m自体は8割がた瞬発戦ラップ発生のコース。

※ラスト4Fの各区間内に、-0.5秒以上の急加速が生じるレース(例:11.7-10.9-11.6-11.9)が定義

ルージュリナージュハーパーマスクトディーヴァと上位の面々。

 

 

追い切りからの最終判定は、マスクトディーヴァサウンドビバーチェフィアスプライド調教編1番手のマスクトディーヴァ1強態勢色を強め、フィアスプライドを若干引き上げる)とする。 (5/12 11:40追記)

 

 

 

ヴィクトリアマイル 2024 過去レース傾向

 

 

 

傾向的には、手元にある資料を見る限り、

 

前傾ラップになることも多く、コース適性とは別に「ハイペース耐性」が求められるレース(馬場状態が違ってくるとまた話は別だが)

該当馬➡➡➡戦歴からハイペース耐性の裏付けがあるとみられるのは、ウンブライル、コンクシェル、テンハッピーローズ、ドゥアイズ、ナミュール、フィアスプライド、フィールシンパシー、マスクトディーヴァあたり

 

1~2枠からは、ほぼ毎年1頭以上好走馬がみられる

該当馬➡➡➡ライラック、フィアスプライド、スタニングローズ

 

前走10番人気以下からの連対例はなし

該当馬➡➡➡サウンドビバーチェ

 

といった感じ。

 

 

 

ヴィクトリアマイル 2024 レース傾向分析&考察

 

 

19年には“Moving Walkway”の上で、1分30秒5の大レコードを記録しているこのヴィクトリアマイル。

年々、高速化が顕著なこの時期の府中芝だが、良馬場で行われるヴィクトリアマイルは、ただでさえ締まったペースで上がりもそこそこにまとめてくるというレース像。それゆえ、タイムトライアル戦になりやすくなっている印象がある。

そして、さすがに急加速は入りづらく平坦戦になりがちで、端的に言えば、マイル未満のスプリント質の流れがデフォルトとなる。

良想定では前半3F34秒台前半より速いレースでの好走歴というのを、ここでは「ハイペース耐性」クリアの基準として判定しておきたいところ。

ただ、一転渋ると、スローになりやすいレース(コース)傾向から後傾戦への対応力が問われる、というのが近年のイメージ。 

 

基本的に、良で高速決着なら内枠狙いが鉄則のレースでもあり、1〜4番枠は近18回トータルで(4-4-10-54)と4頭に1頭の割合で好走している。

率としてはそこそこ止まりの印象だが、さらに近18回中14回で馬券対象を送り出していること、人気以上の激走例が多いことなどからも字面以上に重視するべき項目だろう。

 

 

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ヴィクトリアマイル 2024 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ

 

 

 

昨年「良ならハイペース耐性を問うべきレース」と再認識したVM。

ただ、今年は特別登録の段階から15頭で、レース史上最低頭数で行われることが確定し、かつスプリント路線の快速キャラもいなけりゃハイペースの逃げ馬自体皆無と困った情勢。

一応、ここでは(せっかく調べた手前^_^;)「それでも歴史は繰り返すんじゃい」とハイペース想定を中心に考えるが、これで馬場も鈍化してしまったらその目はノーチャンスか。

その見立て成立には、とりあえず「行ったもん勝ちのツルツルリンク仕様」が不可欠と思われる。

 

 

◯ナミュール 他

「安田記念は断然人気まで覚悟しなければならなくなったが、それでもパフォーマンスと府中マイル適性からは本命◎とせざるをえないレベル」とした昨秋のマイル王だけに、当初はそれが全て(答え)と考えていたが……。気が変わった。

牝馬限定戦で登録段階からフルゲート割れで、極端に緩んだ時だけは不発ということもあり得るかもしれない。

鞍上も差しの豊さんということで、行くタイプならまだしもその可能性は無きにしも非ず。

正直、この馬アタマ一辺倒でもいい(3単狙いの人はそれでいいのでしょうが)かとも思ったここだが、1着固定少々と圏外で妙味を見出したいという風に切り替えて臨もうと考えている。

ここを緩い流れで落とし次の安田記念◎時に、妙味もパフォーマンスも増すという解釈で。

もっとも、冒頭の通り「ハイペース想定を中心に」には矛盾したその扱いだけに、そう都合良くいくかは我ながら甚だ疑問だがどのみち圧倒的人気が想定される馬なので。

マスクトディーヴァともども、牝馬同士の域にあらずの期待感ある人気の差し2頭は、裏を返せば牝馬同士のスローだから危ういという可能性がある。

 

 

コンクシェルが鞍上と展開利もあってそこそこ人気するのは目に浮かぶ中で、サウンドビバーチェを狙う予定。

そんなに自信が持てる狙いということではないが、勝ち負けラインはいざ知らず馬券内ラインは相当低調なものになっても不思議ないその間隙を突いてもらう算段で。

気難しさはあってそこがまずもって課題となる馬だが、それだけに近2走を度外視して狙うことも可能な存在とみている。中間も気配は申し分なさそうで一発を。

 

あとは、ルメートル騎手で前半33.8秒戦Vならのドゥアイズ、行くだけという感じで鞍上妙味期待感ありのフィールシンパシーといったハイペース経験をそこそこ評価できる人気薄たちに、さらなる波乱のピースになってもらえれば。

 

 

 

↓↓↓以下、当日午前追記内容。

とりあえず、前日に「高速×イン前」の印象を漂わせてくれたので、最低限(このメンツでも)意味の分からないハイペースが起こる目は残ったか。「行ったもん勝ちのツルツルリンク仕様」では、当日を迎えられている。ただ、今日の府中に関しては、南寄りの強風が見込まれ、(予報通りなら)この点がむしろ最大のポイントになりそう。直線で真横から風を受けるこのパターンでは、何年か前のフローラSが印象的だがダートコースからの砂の巻き上がる(ゆえにダートは埃止めの散水が行われるはず)影響などもあってかあまり外差しが決まるイメージはない。逃げずにインの2~3列目で風よけをしつつ、抜け出してきた組がそのまま粘りこんでしまう短調決着を見込んでおく。雨は降らない想定でいく。

◎サウンドビバーチェ。前日馬場と、上記風の影響から少し圏内への自信が増してきた。2列目で爪をとぎつつ、最後まで真剣走を見せてきてほしい。降雨ナシの想定だが、この馬にとっては降ってくれれば恵みの雨になると思っている。

◯ナミュールは、印については敬意を表して変えないことにするが、人気にもかかわらずここ相手(一本)に絞れない状況になってきたことだけは記しておく。

▲フィアスプライド☆フィールシンパシー△スタニングローズと、“そこ”に収まってくる可能性のあるところは軒並み警戒としておく。 (5/12 11:40追記)

 

 

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