――もし本当に15m/s前後の風が吹き荒れていたとしたら、乱ペースを下支えすることになりそうで。
目次
- スプリングS 2020 レース概要
- スプリングステークス 2020 枠順
- スプリングS 2020 ラップ適性・追い切り
- スプリングS 2020 過去レース傾向
- スプリングステークス 2020 レース傾向分析&考察
- スプリングS 2020 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
スプリングステークス2020含む、3/22(日) 中山競馬の追い切り注目馬はこちら
阪神大賞典 2020 予想 追い切り・ラップ適性考察
阪神大賞典 2020 含む、3/22(日) 阪神競馬の追い切り注目馬はこちら
スプリングS 2020 レース概要
スプリングステークス G2
2020年3月22日 2回中山9日目
発走時間:15:45
中山 芝右1800m
サラ系3歳オープン
2019年優勝馬:エメラルファイト 牡3 1:47.8 石川裕紀人
スプリングステークス 2020 枠順
スプリングS 2020 ラップ適性・追い切り
府中の世代重賞のように1.0秒を超えるような急加速に耐えうる瞬発力は不要だが、瞬発戦実績がない馬はさすがに強気にはなれない6割がた瞬発戦条件。
瞬発戦実績がないのはエン、ガミラスジャクソンで、このあたりは4年連続でこのレースが平坦戦となっているあたりに光明を見出したいところ。
中間からは、シルバーエースがまあまあ。
最終追い切りを評価して、ガロアクリークがそこそこ(トライアルなのに、まったく^_^;)
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スプリングS 2020 過去レース傾向
※重賞は目立ってしまうが、500万下やOP(若竹賞、ひいらぎ賞、萩S、あすなろ賞、フリージア賞……など)での高指数マーク馬は雲隠れすることがあり、レベルが高ければ絶好の狙い目
該当馬➡➡➡サクセッション、アオイクレアトール、ファルコニアあたり
※最終追い切りでの「併せ併入または先着」がほぼほぼ好走要件となっていて、近10年の好走馬の8割以上を占める
該当馬➡➡➡ヴェルトライゼンデ、サクセッション、シルバーエース、エン、ガロアクリーク、ココロノトウダイ、ラグビーボーイ
※人気サイドの好走パターンは、「単勝7倍未満、かつ芝マイル以上重賞で5着以内を2度以上経験している馬」「当日3番人気以内で、芝1800m重賞での4コーナー5番手以内から連対を果たしたことのある馬」あたりで、いれば中心視妥当
該当馬➡➡➡今年はいずれも、当日人気によらず該当馬なし
スプリングステークス 2020 レース傾向分析&考察
適度に荒れることも多いスプリングS。
その波乱度引き上げにひと役買っているのが、500万下やOPでの好レベル経験を持った馬たち。
これらは重賞好戦歴組に隠れることも多く、昨年では7番人気3着ディキシーナイトのジュニアC(OP/中山マイル)がそれ。
その昨年は、高速馬場や決着時計の速さから、かなりマイル質を伴うレースとなって荒れたが、同様のマイル質決着は13年ロゴタイプの年などでも見られている。
1800mという微妙な距離ゆえ、中距離寄りのレース質となるかマイラー寄り質になるか、その見極めも重要な印象。
そんな中、近年の人気薄好走の大半となっているのが、「最終追い切り、併せ併入または先着」。
厳密には、併せるなら遅れてはいけない、遅れるくらいなら単走のほうがマシといった印象だが、「最終追い切りで、併せ併入または先着」だった馬は、手元の近11年集計で全て好走、好走馬33頭中27頭を占める結果となっている。
ここに出て皐月賞を目指すくらいの馬たちなので、該当馬も多かったりするのだが、それ自体「他馬に負けないハードトレ」、直前での負荷のかけ方としてそのくらいは必要になってくるレース、を表してということか。
あとは、人気馬の安定好走パターンとして、「単勝7倍未満、かつ芝マイル以上重賞で5着以内を2度以上経験している馬」は近13年集計で(2-4-2-0)、「当日3番人気以内で、芝1800m重賞での4コーナー5番手以内から連対を果たしたことのある馬」は近15年集計で(5-3-2-1)といったあたりが特記事項として挙げられる。
当日の中山は、レース前後で南南西の風16m/sという暴風レベルの予報も出ているので要注意。
この場合、直線追い風となり、向こう正面でペースが落ちすぎて極端に各馬温存する展開ならまず前圧倒的有利なレースになるだろうし、逆に向こう正面アゲインストでも飛ばせば消耗が強まり一気に外差し台頭となる。
いずれにせよ、予報通りの強風下なら極端な展開・決着になる可能性が高まる。
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スプリングS 2020 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
◎シルバーエース
ここは、これまでの指数パフォーマンス的には、前走ジュニアC内容が非常に優秀なサクセッションと、こちらは当然言うまでもない超ハイレベルパフォーマンスのホープフルS2着ヴェルトライゼンデの完全なる2強の一戦。
2頭が4~5馬身ほど、その他の馬たちの最高水準から抜け出しているという、自己ベスト指数単純比較における勢力図となっている。
サクセッションの前走は、まず指数的にこのレースとして非常にハイレベルで過去のジュニアC史上恐らく最高レベル。
2〜3着馬同様に、 4コーナーで横並びで外を通してというレースぶりだったが、最後に2馬身半差に広げたあたりが改めて重賞級の能力を物語っているだろう。
三浦皇成騎手は、先々に向けてもここでこの馬が巡ってきたことは大きなチャンス。
ヴェルトライゼンデは、前走ホープフルSで対抗○に狙った馬。
6〜7番手あたり追走から、勝ち馬コントレイルを目標にこちらも早めに動き出して後続は離して2着したが、勝ち馬は馬なりのままに対してこちらは懸命に追ってと完敗も完敗。
当時の、完成度そのものが違い過ぎた印象。
この馬単体の指数評価としては、歴代のホープフルS覇者(サートゥル、レイデ・・・)たちが軒並み、計算上この日のヴェルトの3馬身以上後方という指数状況からも、相当相手が悪かっただけの敗戦。
まず2頭に関しては、スピード指数の性質上2000mと1600mでは通常マイルのほうに分がある。
ただ、そうは言っても、いくらジュニアCがハイペースラップを刻んだ一戦だったとは言っても、さすがにG1でコントレイルが引き上げた超ハイレベル戦だったホープフルSは例外。
出るべくして出た高指数はヴェルトライゼンデのほう、サクセッションのほうに価値を見出だす、そのスタンスに徹したい今回。
そして2頭とも、O.マーフィー替わりの一戦であるという点も要注目ポイント。
あとは、サクセッション、ヴェルトライゼンデ2頭のデキの優劣次第だが、こちらに関しては最終追い切りを見るに、若干後者のほうが上か。
アオイクレアトールは、この厩舎(古賀厩舎)とはいえよく動くタイプで、Wでの好時計が身上の馬。
先週まで好時計連発の今の南Wコースであれば、相当な時計が出てきて然るべきところと期待していたが……。
残念ながら、最終追い切り含めその相当な時計には当たらない。
正直、今週などは古賀厩舎で3歳オープンクラス級で今の馬場だったら、5F63〜64秒とかを楽しみにしていた。
ファルコニアは、新馬戦がなかなかで、そこで敗れたアンサンブルは、次戦2戦目で即1勝クラス2着(勝ち馬はサトノフラッグ)と健闘している。
ただ前走、3走前などを見るに、流れて平坦戦以上になってくれてほうが良さそうで、その意味ではこの少頭数は少々厄介。
キャリア5戦以内で、2走前1800m以下→前走2000m→距離短縮でココ、というローテで臨んだ馬も良く、馬場改修後のこのレースでは8割ほどが好走していて注目の存在ではあるのだが。
以上、最終的に1〜4番人気(?)に目が行きがちなところだが、どうも4頭とも中間には?マークも。
特に、社台F2騎はそれぞれ時計が出てナンボの厩舎なのに、そそられることのない時計を並べている。
そして中山1800mということでの紛れも見込める。
前フリたっぷり、こんな時はまず来ない(^^;;本命◎は、「最終追い切り併せ」組の中からシルバーエースに託したい。
その最終追い切りもさることながら、1週前も好内容。
叩いた強みと出来の良さ、そして2強も乗り替わりで絶対的安心感はなくなったこの状況なら、中途半端に「相手として」とかではなく思い切って◎で。
前走よりも軽い馬場に替わるのも条件好転。
◯サクセッション
前述の4頭の中からは、この馬だけを上位評価。
仮に、1頭だけ◎からワイドで買うならこの馬を選ぶ、そんな位置づけ。
あとは、残りの3頭のデキ不十分感がもろに出て、鉄壁と目される(?)人気馬包囲網が崩れた場合のお楽しみとして。
▲ココロノトウダイ
現時点、単勝4番人気だが、相手として買う場合に本当にこの4番手のままなのだろうか。
まあ、◎がもうちょい人気薄からなのでどうでもいいところだが。
瞬発戦・平坦戦どちらにも実績があって、最終追い切り併せ先着は強み。
☆ガロアクリーク
最後に、ガロアクリークは、前走本命◎に狙った馬で「中間B+」評価だったその出来の良さが続いているようで。
距離短縮は確実にプラスだし、大型馬の叩き2戦目での上昇も加味して楽しみも。
ただねぇ〜、重賞はねぇ。
もう、金曜のアブレイズショック(レースは見てないわ、最終的にケンするわ)で……。
そうそう易々と、「ごめん、もう一回穴頼みますわ」が通用するとは……。
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あらら、夜間に降雨の札幌(新潟もそうみたいですが)、また今小雨が。。。
— ホネさん (@yosounohone) 2019年8月25日
どうやら、この後昼ぐらいまで小雨が降り続いての、キーンランドCとなって、イコール稍重まま、ということになりますでしょうか。
稍重だと、道中緩んでの平坦戦にまでなるケースが多いんだよな~このレース。
むしろ細く見せていると言ってしまっても良いくらいだな、サルサディオーネ。
— ホネさん (@yosounohone) 2019年8月24日
それより、よっぽど増減なしのホーリーブレイズのほうが、2ケタ馬体増感を醸し出しているというww
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