競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【ラジオNIKKEI賞 2022 予想】追い切り・ラップ適性・レース傾向考察 & 各馬評価まとめ / 崩壊する可能性まで

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――当日もさることながら、前日土曜の予想最高気温などを考えると、各馬相当削がれたパフォーマンス下での乱戦という目も。

目次

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ラジオNIKKEI賞 2022 レース概要

 

 

ラジオNIKKEI賞 G3

2022年7月3日 2回福島2日目

発走時間:15:45(予定)

福島競馬場 芝1800m

サラ系3歳 オープン

2021年優勝馬:ヴァイスメテオール 牡3   1:48.0 丸山元気

 

 

ラジオNIKKEI賞 2022 枠順

 

 

 

1 1 サトノヘリオス 牡3 岩田望
2 2 ホウオウノーサイド 牡3 永野
3 3 フェーングロッテン 牡3 松若
4 4 オウケンボルト 牡3 デムーロ
4 5 クロスマジェスティ 牝3 三浦
5 6 ボーンディスウェイ 牡3 石橋脩
5 7 ショウナンマグマ 牡3 菅原明
6 8 タガノフィナーレ 牝3 吉田豊
6 9 ベジャール 牡3 戸崎圭
7 10 ミッキーブンブン 牡3 菊沢
7 11 ソネットフレーズ 牝3 津村
8 12 グランディア 牡3 坂井
8 13 ゴーゴーユタカ 牡3 田辺

 

 

 

ラジオNIKKEI賞 2022 ラップ適性・追い切り 

 

 

 

福島芝1800mは過半数が平坦戦となる舞台で、残りの大半は瞬発戦のセッティング。

※ラスト4Fの各区間内に、-0.5秒以上の急加速が生じないレース(例:11.8-11.4-11.6-11.9)が定義

グランディアフェーングロッテンクロスマジェスティボーンディスウェイゴーゴーユタカあたりがコース適性マッチ型。

 

追い切り評価は、最終的にショウナンマグマグランディアオウケンボルトベジャールの順に評価。(7/2 8:20追記)

 

 

 

ラジオNIKKEI賞 2022 過去レース傾向

 

 

 

傾向的には、手元にある資料を見る限り、

 

過去に福島芝を勝っていて、東京芝戦で完敗してきたような馬が変わり身を見せるレース

該当馬➡➡➡(福島V→府中負けのようなピタリ合致タイプは居ないが)、今年変わり身期待キャラとしては、ショウナンマグマ、クロスマジェスティ、オウケンボルトあたりがその候補

 

調教的には、「最終追い切り南Wコース」該当馬が好走多数となっていて、特に「2週連続南W追い切り」で臨む馬に注目

該当馬➡➡➡クロスマジェスティ、ゴーゴーユタカ、ショウナンマグマ、ソネットフレーズ、ボーンディスウェイ、ミッキーブンブンらが2週連続南W追い切り

 

「コーナー4つ」「内回り」コースでの好走歴がない馬は苦戦傾向

該当馬➡➡➡クロスマジェスティ、ゴーゴーユタカ、ソネットフレーズ、タガノフィナーレ、ホウオウノーサイドは好走歴内無し

 

といった感じ。

 

 

 

ラジオNIKKEI賞 2022 レース傾向分析&考察

 

 

 

直近3年連続で渋った馬場で行われ、それ以前が12年連続良施行だったのとは打って変わって雨にたたられているラジオNIKKEI賞。

このあたり、気候変動(梅雨そのものの性質や時期変調)の影響かなーなどと、予想の本筋とは違うところで考えさせられてしまう部分も(特に、この“暴走モード”で始まった今年の夏を思うと余計に)。

 

レースのラップ傾向としては、このコースセッティングでも、年によっては結構急加速の入る瞬発戦になることもある。

そんなところもあってか、過去の好走馬をみると、意外とここまでの最高パフォーマンスが瞬発戦でのものという馬も多くみられる。ただ、それらは人気で好走というパターンが多い。

時期的にも、瞬発力勝負になりやすい東京戦などからここにという馬たちは、実際にレベルの高いレースを経験しているし、そうした馬たちが人気になって好走というのも頷ける。今年はこのタイプはソネットフレーズ、ベジャールあたり。

 

一方で、そうした瞬発戦でもラスト1Fで大きく減速(0.7秒〜1.0秒とか)しているレースで、過去最高パフォーマンスを発揮している馬の好走が目立つというのものこのラジニケの特徴。

こちらは穴馬の好走も多く、そうしたラップになりやすい福島競馬場で行われるきんもくせい特別などを勝っている馬たちが侮られているケースは絶好のチャンスとなる。

 

また、調教注目ポイントとして、最終追い切り美浦南Wコース組が好相性であり、良馬場で行われた年は最終追い切りも1週前も同コースで追われていた馬というのが7年連続好走の状況となっている。

なお、稍重で行われた昨年も該当馬2頭が好走を果たしている。

 

 

 

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ラジオNIKKEI賞 2022 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ

 

 

 

真夏感を通り越した“赤道感”からは、こっちが大波乱の可能性も。何はともあれ気温と馬体重とパドックを確認しないことには絞れないことこの上ないため、羅列スタイルで。

 

 

ショウナンマグマ / サトノヘリオス / ボーンディスウェイ / グランディア / ソネットフレーズ / タガノフィナーレ 他

ショウナンマグマは、戦歴からも明らかに1800mが合っているこの馬。

継続騎乗となる菅原明騎手自体、今回のジョッキーメンツでは非常に頼もしい存在だが、同騎手に替わった2走前のパフォーマンスは53キロを思えばここではトップクラスと言っても差支えない優秀なもの。

瞬発戦型なので、心配するのは過剰売れしないかということと、暑さへの耐性。

後者に関して、今のところこの馬に夏場の実績はない。

 

 

斤量面から侮れないのがミッキーブンブン

いつも、どうしようもなく届かない競馬になってしまうため、現状の戦歴となってしまっているがそのぶん軽量で出られるここは楽しみなシーン。

鞍上避けはあっても鞍上売れはしないことからも、複穴狙いの最適解はここという可能性も。

昨年暮れの1勝クラス当時から「素質は2勝クラス上」のものを感じさせていた馬。

また、こちらはレース時間帯34.3℃での好走経験あり。

 

 

サトノヘリオスは、スピード型で高速馬場は大歓迎のキャラ。

前走・皐月賞はともかくとして、2走前スプリングSに関しては、額面としては少し停滞気味に映る3着内容だったが、休み明けで先述の通りスピードタイプのこの馬にとっては鬼門と言える重馬場スタートの一日(レースは稍重)に行われたもの。

それに輪をかけておそらくベストではない瞬発戦ラップで、窮屈な差しに回っても崩れなかった内容は、額面以上の価値があると思っている。

60〜70%発揮程度でのパフォーマンスとも捉えられるし、まだまだここから大舞台に立つまで育っていく可能性も十分。

真夏の新潟で敗れており、暑さとの闘いになるかもしれない一頭だが。

 

 

ボーンディスウェイも脚力、適性ともに上位で、当然ここは重賞初制覇のチャンス。

ただ、今回は人気必至でもあり、いつも交わせそうで交わせない上りスピード不足感を露呈しないかに注意が必要。

番手からでも問題ないタイプで、少頭数でも意外と同型が揃ったことは歓迎材料だとは思うが。

 

 

グランディアは、血統背景などの見映えから、人気先行がありありと見てとれるここまで。

それだけに、ここみちのくに回ってきたというのは、ある意味「勇気ある采配」とも言えるか。

ちょっと、プライドを捨て実を取りに来たようなこの東上は人気でも怖さ十分。適性、脚力ともに主役を張れていい。

 

 

ソネットフレーズは、半兄ボーデンが昨年1番人気6着。

もっとも、この馬同様に瞬発戦型実績のみで参戦し、レースも良馬場でもなく持久質展開になっているので仕方のない側面もあり。

今年の場合、週末の福島の暑さが尋常ではない可能性もあるので、牝馬というだけでも相対的に有利になっていい。

新馬は8月の新潟(レース時間帯は28℃)でのレースだった馬。

ただし、各種理由はあれど、この馬が津村騎手でのこのレースを迎えるというのは、さすがに叩き台感がハンパなく。

この鞍上の、1テンポどころではないかもしれない(怖い気持ちのほうが強い)早仕掛けが良いほうに出ればいいが……。

 

 

タガノフィナーレは、力は劣るが、ハンデと先行力をいかせば。

牝馬で、しかもデビュー2戦目には、こちらも8月の新潟(レース時間帯は37.6℃)で好走を果たしている。

 

 

 

↓↓↓以下、当日午後追記内容。

こっちも馬場は速い(通年平均比-1.0秒/1000mに近い)が、まだ楽しめそうなレース。前日を見ても、条件クラス以上なら展開ひとつで行った行ったにはなりづらい印象で、ここは先行キャラも揃った。……と言っても、予想通りの酷暑(正午時点35℃)で、難点は今のところあまり書くことが無いこと。

パドックを見るまでなんとも言えないが、輸送も含めすべてクリアしてくると仮定して◎グランディアの脚力に期待する予定。◎も一応、真夏日での競馬経験もあり。(7/3 12:15追記)