競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

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【桜花賞 2020予想】追い切り・ラップ適性・レース傾向考察 & 各馬評価まとめ / 想定以上の風雨か? ならば爆弾桜娘を投下!

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――こういう重馬場状況なら、昨今の人気騎手過剰売れ傾向も含め、地味なジョッキーの「初G1」狙いもありではないでしょうか。

目次

 

桜花賞 2020 含む、4/12(日) 阪神競馬の追い切り注目馬はこちら

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4/12(日) 中山競馬の追い切り注目馬 

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桜花賞 2020 レース概要

 

桜花賞 G1

2020年4月12日 2回阪神6日目

発走時間:15:40

阪神 芝右 外1600m

サラ系3歳オープン

2019年優勝馬:グランアレグリア   牝3   1:32.7   C.ルメール

 

 

桜花賞 2020 枠順

  

 

1 1 ナイントゥファイブ 牝3 松田
1 2 チェーンオブラブ 牝3 石橋脩
2 3 スマイルカナ 牝3 柴田大
2 4 サンクテュエール 牝3 ルメール
3 5 マルターズディオサ 牝3 田辺
3 6 ウーマンズハート 牝3 藤岡康
4 7 ヒルノマリブ 牝3 北村友
4 8 リアアメリア 牝3 川田
5 9 デアリングタクト 牝3 松山
5 10 フィオリキアリ 牝3 藤井勘
6 11 クラヴァシュドール 牝3 デムーロ
6 12 インターミッション 牝3 石川
7 13 マジックキャッスル 牝3 浜中
7 14 ミヤマザクラ 牝3 福永
7 15 ヤマカツマーメイド 牝3 池添
8 16 ケープコッド 牝3 岩田望
8 17 レシステンシア 牝3 武豊
8 18 エーポス 牝3 岩田康

   

桜花賞 2020 ラップ適性・追い切り 

 

瞬発戦 ※ラップ8割がた、ほぼ特化条件言っていいコース。

※ラスト4Fの各区間加速内に、-0.5秒以上の加速(差)が生じるレース(例:12.5-12.0-11.9-12.2)が定義

レシステンシアサンクテュエールスマイルカナマルターズディオサクラヴァシュドールといった順に、瞬発戦での過去最高パフォーマンス上位。

 

追い切りからは、サンクテュエール、クラヴァシュドール、レシステンシアが3強で良くマルターズディオサミヤマザクラあたりの最終追い切りも馬なりならなかなかといったところ。

 

 

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桜花賞 2020 過去レース傾向

 

アタマという意味では、「上がり33秒台」や「マイルでの好時計持ち」の両方クリアが要件として求められる

該当馬➡➡➡クラヴァシュドール、マルターズディオサ、ウーマンズハート、マジックキャッスル、リアアメリア、サンクテュエール


クイーンCを使われた組が1頭も桜花賞を勝てていないという特徴的な傾向もあり

該当馬➡➡➡ミヤマザクラ、マジックキャッスル

 

「関東馬の人気薄」「前走アネモネSだった関東馬」「前走1400m以下戦で上位人気以外」はほぼ用無し

該当馬➡➡➡インターミッション、ケープコッド、スマイルカナ、チェーンオブラブ、エーポス、ナイントゥファイブあたり

 

1勝馬は中心視危険

該当馬➡➡➡クラヴァシュドール、マジックキャッスル、チェーンオブラブ、ナイントゥファイブ、

 

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桜花賞 2020 レース傾向分析&考察

 

桜花賞のレース質として、瞬発戦濃厚な中、チューリップ賞より締まったペースで展開しチューリップ賞よりさらに速い上がりが要求される点に特徴がある。

そして、「チューリップ賞との連動性」については、チューリップ賞の決着タイムが速い年は桜花賞に直結することが多い。

 

勝ち馬という意味では、「上がり33秒台」や「マイルでの持ち時計」の両方クリアが要件として求められる。

実際、外回りコースができて以降初の稍重開催となった17年、18年のアーモンドアイを除く勝ち馬全馬が、両条件をハイレベルな数値でクリアしていた。

「上がり33秒台」については、厳密にはマイル以上で上がり33秒台をマークしての連対、「マイルでの持ち時計」は、1分34秒台前半といったあたりがボーダーとみられている。

 

また、上記2点にも密接にリンクしているとみられる、クイーンCを使われた組が1頭も桜花賞を勝てていないという特徴的な傾向もある。

おそらく、レース質の違い、つまりそれぞれのレースで求められるものが違いすぎるということが最大の理由だろうが、時計・上がりいずれも速いというクイーンCがないことが大きいか。

今年のクイーンCは、1分34秒0で上がり36.3秒とご多分に漏れずか。

 

一方、苦戦傾向としては、関東馬で当日8番人気以下(0-1-0-69)、前走アネモネSだった関東馬(0-0-1-37)と、関東馬に関して長く続く不振データが並ぶ(いずれも近17年集計ベース)。

また、前走1400m以下戦に5番人気以下で出走(0-0-0-49)、1勝馬(外回りコースになって以降3着内4/39頭のみ)と、外回りコースになって以降の凡走パターンもみられる。

 

 

今年のメンバーは、まず何度も「乱桜」「乱桜」と言ってきたように、どのレースもトライアルを経るごとに暮れの段階での上位勢力の評価が、全般的に“下方修正”されて迎える今年の桜花賞。

 

チューリップ賞は「この中に桜花賞馬はおらず、波乱の桜花賞の準備は整った――そう言える混沌世代か」に象徴される通り凡戦。

フィリーズR組は、「まず、ここで人気を上げていくであろう組は瞬発戦(向き)じゃないだろうからなぁ。頼みのレシステンシアも、豊さんじゃあ(JFペースの再現はないだろうし)なぁ。。。」これが全て。

好走要件としては、まず真っ先に高速馬場。

タイムトライアル様相の平坦戦にでもなって、前につけてどれだけ……というレースにでもなればといったところか。

クイーンCは、昨年もそうだがここ2年連続して歯止めがかからないこのクイーンCの500万下水準の体たらくぶり。

今年も、ミヤマザクラがハイレベルな500万下なら落としていて不思議ない指数で終わっている。重賞実績としていいかも微妙だと思っていて、まず人気以下の着に下げてくるだろう。

正直、フラワーC組が出てこなければ本命◎は選びづらいな......、というのが各前哨戦が終了した時点での本音。

そんな中にあって、明らかにハイレベルなのがシンザン記念エルフィンS

前者は勝ち馬サンクテュエール(☆次走注目馬☆)がこの日の1.5秒ほど時計が掛かるタフな馬場状態でマークした1分35秒9の勝ちタイムといい、3着以下につけた4馬身差といい、記録したパフォーマンス自体そのまま価値のあるものとなっていて視界は明るい。

エルフィンSのデアリングタクトは、シンザン記念と比較して1分33秒6の時計がここに向けていいか。

単純にキャリア2戦目での指数としても、はるかにサンクテュエールの上をいっている。

あとは、前哨戦からは少し離れたところに位置するフェアリーSも実は、この凡主流トライアル状況にあっては高水準で要注意。

関東馬のスマイルカナ、チェーンオブラブは、あまりに人気薄だと手を出しづらいところではあるのだが……。

 

 

 

。。。とここまで話してきて、エイトの某T田さんならビリビリビリビリ〜

炸裂のシーンだろう。

なにせ、想定以上の爆弾低気圧の影響が見込まれそう。

開催云々まではさすがにないだろうが、最悪一気の不良、暴風雨下でのレースもあり得る。

ただの雨ではなくヤバいやつーーその想定のもと、相当練り直して攻めてみる。

 

 

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桜花賞 2020 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ

 

 

 

◎フィオリキアリ

爆弾娘に抜擢したのはこの馬。

何より、3歳春の牝馬で雨中の競馬を経験している馬すら不在の状況。

完全な未知の精神状態でのレースになる中で、輸送回数含めた経験値ととりあえず稍重までの渋った馬場での上がりに難が無いという点を重視した。

ただの少雨程度での実力勝負ではキツいだろうが、そういう競馬ではない中で迷わず自身の競馬に徹して時を待てば差し込めるハズ⁉︎

繰り返すが、豪雨暴風状況では精神状態がマズいことになっている馬も多いとみている中で、もともと“乱桜”と言ってきたメンツで競われる一戦。

中途半端に10番人気あたりを中心に戦うつもりはない。

 

 

あとは、特にない、というか「もともと稍重くらいにはなってるのかなぁ」くらいに思って狙いを定めていた馬たち。

残念ながらタイムアップの時が近づいてきたので簡単に。

 

◯サンクテュエール

ノーザン軍団の中で唯一の関東馬、すなわち天栄組の休み明け直行ローテで、ルメール騎手を配していることからも、やはり最右翼の位置づけとみていた一頭。

当初の想定でも、無難に◯を献上しようと思っていた。

課題は、荒天を除けば12頭立てまでしか経験がないことくらいか。

ただ、調教編にも書いたが、不良坂路での3/29内容がここでの不安解消ポイント。

無難に軸として考えるなら、ここをオススメする。

 

 

▲デアリングタクト

こちらも12頭立てまでの平均ペースまでの2戦経験しかなく、いかにも良の桜花賞だったら勝ってただろうに……という感じ。

こうなったら、何も本命にまですることはないかなというのがオッズを見ての判断。

ポテンシャル自体は、ここで抜けた最強判定をして然るべき存在と思っているが。

この馬をこれまで追いかけてきたわけでも、目にすら留まらなかった者としては、今回も含め「追い切りで、ああなるほど」と“逆納得”してしまう稽古時計面での地味さ。

そのあたりも、タフになればなるほど弱点露呈に繋がるとみている。

ちなみに、傾向的な話をしてしまうと、先の◎も含めて「前走オープン特別で3番人気以下」だっただけで消し。同該当馬は近17年集計で(0-0-0-33)となっている。

 

 

×レシステンシア

ちょっと消そうか迷っている。

調教派としては勇気を持って(たしかに、モズスーパーフレアのG1奪取の過程をみると、ここも超抜時計のこの馬を軽視するのは怖いが)。

やっぱり、稍重を一度こなしているとはいえ、ダテじゃない重馬場は前にいる分だけ苦しくなるんじゃないかなぁ。。。

 

 

他、マジックキャッスルエーポスチェーンオブラブヤマカツマーメイドあたりは押さえておきたいと思っている。 ⇒パドックで良く見せていた印象の、☆ヤマカツマーメイド◆チェーンオブラブを4~5番手に評価上げ(4/12 15:25追記)

 

 

とにもかくにも、久しぶりにワクワクするG1。

当日馬場を「見るまでもなく、どうせ内前の高速馬場なんでしょ?」と諦めムードで眺めなくていい日曜。

馬券売上はおそらく苦戦だろうが、予想のし甲斐は非常にある今年の桜花賞だ。

ここまで書いてくると、自ら人気決着フラグを立てまくっているような気がしてならないが……。

 

 

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