競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【マーメイドステークス 2021 予想】追い切り・ラップ適性・レース傾向考察 & 各馬評価まとめ / 去年は忘れ、このレースの荒れパターン攻略スタンスに徹する

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――それはもう、去年のマーメイドSが終わった瞬間に決まっていたこと。

目次

マーメイドステークス 2021 含む、6/20(日) 阪神競馬の追い切り注目馬はこちら

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ユニコーンステークス 2021 予想 追い切り・ラップ適性考察

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マーメイドS 2021 レース概要

 

 

マーメイドステークス G3

2021年6月20日 3回阪神2日目

発走時間:15:35

阪神 芝2000m

サラ系3歳以上 オープン

2020年優勝馬:サマーセント   牝4    2:01.1   酒井学

 

マーメイドS 2021 枠順

 

 

1 1 シャムロックヒル 牝4 藤懸
1 2 アブレイズ 牝4 浜中
2 3 ホウオウエミーズ 牝4 丸田
2 4 カセドラルベル 牝5 和田竜
3 5 シャドウディーヴァ 牝5 福永
3 6 フィリアプーラ 牝5 菊沢
4 7 レッドベルディエス 牝5
4 8 ソフトフルート 牝4 横山和
5 9 イズジョーノキセキ 牝4 西村淳
5 10 キングスタイル 牝4 高倉
6 11 パッシングスルー 牝5 荻野極
6 12 アンドラステ 牝5 岩田望
7 13 クラヴェル 牝4 横山典
7 14 サンクテュエール 牝4 川田
8 15 ミスニューヨーク 牝4 加藤
8 16 アッシェンプッテル 牝5 太宰

 

 

マーメイドS 2021 ラップ適性・追い切り 

 

 

阪神芝2000mは瞬発戦4割で、残りの大半が平坦戦 という、ちょうど同日行われる東京ダ1600mと配分的には同じようなラップ適性の条件。

※ラスト4Fの各区間加速内に、-0.5秒以上の加速(差)が生じないレース(例:12.1-12.0-11.9-12.2)が定義

コース適性的には、ミスニューヨーク、イズジョーノキセキ、アンドラステあたりに合う条件。

 

追い切りからは、シャドウディーヴァ以外はパッとせず

 

 

 

マーメイドS 2021 過去レース傾向

 

 

傾向的には、手元にある資料を見る限り、

 

なんといっても「父SS系軽量(53キロ以下)」を買っておくべきレース

該当馬➡➡➡キングスタイル、シャムロックヒル、レッドベルディエス

 

人気馬(単勝10倍未満)では、「前走牡馬混合戦出走馬で、ここまで重賞常連組という使われ方をしてきていない馬」は、近15回(4-3-0-10)となかなか信頼できる

該当馬➡➡➡イズジョーノキセキ

 

平坦戦なら平坦実績馬を(狙え)が通用するかは怪しいレース

該当馬➡➡➡サンクテュエール、アブレイズ、シャドウディーヴァ、レッドベルディエスあたりは瞬発型実績を積んできているここまで

 

といった感じ。

 

 

 

マーメイドS 2021 レース傾向分析&考察

 

 

 

昨年は、従来のレース像とはだいぶ離れた決着。

1~2着には、まんまゴリゴリの平坦~消耗戦タイプがきたレースで、SS系瞬発型の出る幕はなかった。

この結果を気にし過ぎないように、むしろ荒れる時はこのパターンじゃない時、と再認識しておくようにとだけ記しておきたい――とは、昨年の回顧メモ。

 

通常、ハンデ重賞は「重斤量馬を買っておけばいい」という傾向があり、牝馬に限ると特にその傾向が強いのだが、このマーメイドSはかなり異質(数字をアップデートしている暇がないので、データは昨年記事をご参照あれ)。

要は、51.5~53キロ勢が突出していると言っていい情勢(率のみならず、回収値まで)。

 

最初に挙げたデータに、2つ目の「重賞常連組」でない人気馬(で、しかも牡馬にぶつけるくらい期待されている馬)が好調というデータを照らし合わせて眺めると、斤量をあまり課されないという点ではこの2つの項目に共通項が見えてくるという印象。

即ち、最大のポイントである

“ハンデキャッパーが「さすがに今のこの実績ではこれ以上のハンデは背負わせられない」と判断した馬”を狙うべきレース
という点と、密接にリンクしている傾向とみられる。

 

また、もう一つ“異端”なのがコースのラップ性質と好走馬のギャップ面。

冒頭に書いた通り、持続力を求められるこのコースらしい流れで行われる年が多く、瞬発戦にはなりにくいレース。このあたりは、阪神芝2000mらしいところ。

なのだが、19年レッドランディーニ、18年アンドリエッテ・ワンブレスアウェイ、17年マキシマムドパリ・クインズミラーグロ、16年リラヴァティ・ヒルノマテーラなど、年によって多少終いのラップに違いはあれど、瞬発戦(寄り)タイプがほとんど上位を賑わせているという不可解なギャップが生まれているレース。

ハッキリ言って、瞬発戦(寄り)タイプが好相性の持久戦という点も、持久戦なのにSS系が好相性という点も、明確な理由付けが難しいもの。

ただ、偶然も重なれば必然=見えていないだけでソコには理由があるとも言える部分なんだ、そう思うようにして毎年大魚を追い求めるこのマーメイドSなのである。

~あゝ僕はまだ若~さ~を~♪~

 

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マーメイドS 2021 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ

 

 

 

土曜は終日重馬場で行われ、時計は掛かっていたものの内不利とはなっておらず、さすがにそこは開幕週といったところ。

日曜は好天で気温も上がることから、内から乾いていき前優勢馬場で行われることになるか。

 

 

◎レッドベルディエス

今回、軽量+父SS系+瞬発戦傾倒タイプを全て満たすのは、登録段階からこの馬のみ。

“レース攻略の妙”として狙いを定めるなら、うってつけの存在だろう。

人気しないディープという点でも、このレースには合う。

一見「このレースじゃないんじゃないの」感こそ狙うべきと考えさえすれば、基本G1の前走や馬場、アクシデント発生などがなければ常に上位と差のないところまで詰めてくるタイプだけに期待のシーンに。

ただ、口向き改善のために特殊ハミを使ったりしている馬のテン乗りだけに、あくまで狙いの1番手という意味での◎。

そこは自分としても忘れないようにメモっておきたい。 

 

 

◯カセドラルベル / ▲クラヴェル / △ソフトフルート / △パッシングスルー / △シャドウディーヴァ

父SS54キロの◯カセドラルベル△ソフトフルートに、51キロなら通用あっていい▲クラヴェルあたりを相手上位に。

◯カセドラルベルは、超大型牝馬で夏場ベター、そしてガシガシ追ってもらえるのもプラスに出そうなこの乗り替わりに注目。

 

△ソフトフルートは、本来もっと評価してもいい存在だが、この乗り替わりがなんとも「ダメならダメで」感...。

▲クラヴェルは、直線長いところで本領とは思うのだが、こちらは対照的に“親父”の継続騎乗(レアな51キロ典さん出陣シーン)にも注目して。

以下、1F延長歓迎&乾いて一気に高速化すればの△パッシングスルー、この人気なら3着候補でも押さえておきたい△シャドウディーヴァ

 

 

×イズジョーノキセキ / ×ミスニューヨーク

×イズジョーノキセキは前走好レベルで当然侮れず。

2着に敗れはしたが、当時の高速馬場では差し届かないのは仕方なく、やはりOP入り必至の能力ありとの印象を受けた。

馬場・展開などによっては当然チャンスのここだが、土曜が重でも思ったほど差せていなかったことから差し損ねリスクは拭えず。

前走は緩んでやむなし、実力上位で53キロ魅力の×ミスニューヨークも、もう少し土曜に外差しシーンが見られていたら本当はもっと評価しようと考えていた一頭。