競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

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【エリザベス女王杯 2023 予想】追い切り・ラップ適性・レース傾向考察 & 各馬評価まとめ / 先行手薄で緩むと……

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――むしろこの条件の持久戦で荒れる、その要素が限りなく削り取られてしまいそう。

 

目次

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エリザベス女王杯 2023 レース概要

 

 

エリザベス女王杯 G1

2023年11月12日 3回京都4日目

発走時間:15:40

京都競馬場 芝2200m

サラ系3歳以上 オープン

2022年優勝馬:ジェラルディーナ 牝4   2:13.0 C.デムーロ

 

 

エリザベス女王杯 2023 枠順

 

 

 

1 1 ブレイディヴェーグ 牝3 ルメール
2 2 ルージュエヴァイユ 牝4 松山弘平
2 3 ハーパー 牝3 川田将雅
3 4 ローゼライト 牝5 和田竜二
3 5 イズジョーノキセキ 牝6 岩田康誠
4 6 ディヴィーナ 牝5 デムーロ
4 7 ジェラルディーナ 牝5 ムーア
5 8 シンリョクカ 牝3 木幡初也
5 9 アートハウス 牝4 坂井瑠星
6 10 ククナ 牝5 浜中 俊
6 11 ライラック 牝4 戸崎圭太
7 12 ゴールドエクリプス 牝4 岩田望来
7 13 サリエラ 牝4 マーカン
8 14 マリアエレーナ 牝5 三浦皇成
8 15 ビッグリボン 牝5 西村淳也

 

 

 

エリザベス女王杯 2023 ラップ適性・追い切り 

 

 

大半は瞬発戦となる条件で、残りの3割ほどを平坦戦ラップが占めるというのが京都芝2200mの傾向。
※ラスト4Fの各区間内に、-0.5秒以上の急加速が生じるレース(例:12.2-11.7-11.6-12.2)が定義

ククナアートハウスサリエラハーパールージュエヴァイユあたりが適性上位といったメンバー構成。

 

 

追い切りからは、ルージュエヴァイユゴールドエクリプスの2強態勢。 (11/12 10:50追記)

 

 

 

エリザベス女王杯 2023 過去レース傾向

 

 

4年ぶりに京都開催で行われる。19年以前の傾向を見ていくと、傾向的には、

 

古馬勢は「56キロ勝利経験」または「G2以上3着内経験」くらいは欲しいレース

該当馬➡➡➡アートハウス、イズジョーノキセキ、ククナ、ゴールドエクリプス、サリエラ、ジェラルディーナ、ディヴィーナ、ライラック、ルージュエヴァイユ、ローゼライト

 

外国出身騎手以外への乗り替わりはマイナスで、「近3走乗り替わりなし」という点は強み

該当馬➡➡➡3戦連続乗り替わりなしとなるイズジョーノキセキ、ディヴィーナ、ビッグリボンに、外国出身騎手への乗り替わり馬サリエラ、ジェラルディーナ

 

基本的に「5番人気以内勢のレース」だが、過去に牡馬混合戦好走実績があるorG1で好走歴がある馬」には6番人気以下でも注意

該当馬➡➡➡6人気以下での該当馬は、イズジョーノキセキ、ククナ、ゴールドエクリプス、シンリョクカ、ビッグリボン、マリアエレーナ、ライラック、ローゼライトあたりか

 

「前々走で6番人気以内」というのも、好走の一つの目安で近18年の好走馬の9割超が該当

該当馬➡➡➡イズジョーノキセキ、ククナ、シンリョクカ、ライラック、ルージュエヴァイユ、ローゼライトは苦しいか

 

といった感じ。

 

 

 

エリザベス女王杯 2023 レース傾向分析&考察

 

 

古馬勢VS3歳勢の構図が毎年ハッキリしている印象のエリザベス女王杯。

そのうち古馬勢は、例年は「56キロ勝利経験、またはG2以上での3着内経験」くらいは欲しい、というのがこのレースの傾向。

基本的には、5番人気以内勢が強いレースだが、その一方で6番人気以下での穴馬候補としては「過去に牡馬混合戦好走実績があるorG1好走歴がある馬」あたりがポイントに。
なお、「牡馬混合戦好走実績」については大体2勝クラスVくらいが目安になってくる。

 

また、乗り替わりも一つのポイントで、日本馬では「近3走乗り替わりなし」組が優勢で、外国出身ジョッキーへの乗り替わりを除く「日本人ジョッキーへの今回乗り替わり」組は、手元にある近12年で好走4頭のみの狭き門となっている。

 

あと、これはここに向かうローテ的な部分とも絡んでいるとみられる(3歳馬ならG1の前哨戦使い、古馬なら条件戦や牝馬同士の重賞使い)が、前々走で大半の馬が6番人気以内に推されていて、単勝オッズ観点で言っても単勝10倍台前半までがボーダーラインといった感じ。

 

 

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エリザベス女王杯 2023 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ

 

 

 

ブレイディヴェーグ / ジェラルディーナ / アートハウス 他

まず、ブレイディヴェーグが、前走後塵を拝したマクストディーヴァの秋華賞でマークした水準からも、ここ一本で向かってきたそのいろいろな背景も含め注目の的。

たしかに、2番手グループ以下は低レベルかもしれないリバティアイランド世代牝馬だが、「マスクトディーヴァ≒ブレイディヴェーグ」と仮定すると、その世代牝馬最上位クラスの「1+2」は十分古馬G1通用ラインとみられる。

しかも、こちらもいろいろあるのだろうが、事実としてC.ルメール騎手を引き続き確保しての参戦で俄然現実味というところ。

 

ジェラルディーナは、底力戦ならここでは最上位に違いないのだが、唯一の懸念点は緩んだ場合。

今年は、先行手薄なためこの馬の苦手とするエリザベス女王杯になりそうで……。

 

人気はブレイディヴェーグが背負うであろう中で、先行勢が揃って持久質展開のエリ女が見込めるなら対抗格のジェラルディーナ勝負の手もあったかと思うが、むしろ逆の情勢というのが痛いところ。

こうなると、ブレイディヴェーグ以外では単純に位置を取れる組にしか期待は持てず、ククナアートハウスあたりを検討中。

いずれも、まずはロスなく立ち回れる枠と並びが必須だろうが、ククナに関しては2走前に本格化気配を感じさせていた一頭で、この状況で予想通りの前残り戦なら牝馬同士で一発を期待してみてもというところ。

 

 

 

↓↓↓以下、当日午後追記内容。

想定より早く小雨が降るような状況となっている京都競馬場だが、まずベースが前日午後の時計からも分かるように速い馬場状態で、このままいけば通年平均比-1.0秒/1000mレベルで行われることになるか。ただし、「外から伸びて差し替わる」「外から伸びて差し替わる」が繰り返されているように、もうさすがにイン劣化は顕著というところ。

枠と、これだけ◯ブレイディヴェーグが抜け出してくれれば、オッズ的にも想定よりつけていて一応及第点との印象の◎ジェラルディーナに逆転を期待することにしたい。こういう返し馬から手腕が問われるような難しい馬は、R.ムーア騎手のようなワールドクラスジョッキーでこそであり、直近1,2,4走前などはこの周辺環境下では無視でいいだろう。これだけ、どスロー濃厚と誰もが分かっている状況なら逆に後半で誰か行ってくれるっしょ、という願望もこの単オッズなら込み込みならぬ“込め込め”プランでOKということで。

ほか、▲サリエラもちょっと想定よりオッズが甘く期待の線で。

言うても、差し・追い込みでワンツースリーまではどうかという中で、穴人気しているアートハウスはともかくとしても、ククナはこの人気であれば前々穴要員で変わらず押さえておきたい。 (11/12 14:40追記)

 

 

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