競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【マーメイドステークス 2020 予想】追い切り・ラップ適性・レース傾向考察 & 各馬評価まとめ / まず戦術としてアレを守り抜くしかない戦い…激穴に一票

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――2年連続なんて普通は思わないんですが、ここまで渋るならさすがに期待値UPで。

目次

 

エプソムカップ 2020 予想 追い切り・ラップ適性考察  

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マーメイドS 2020 レース概要

 

マーメイドS G3

2020年6月14日 3回阪神4日目

発走時間:15:35

阪神 芝2000m

サラ系3歳以上 オープン

2019年優勝馬:サラス   牝4   2:00.3   松若風馬

 

マーメイドステークス 2020 枠順

 

 

1 1 リュヌルージュ 牝5 団野
1 2 サトノワルキューレ 牝5
2 3 ナルハヤ 牝6 藤田菜
2 4 リンディーホップ 牝5 藤懸
3 5 フィリアプーラ 牝4 菊沢
3 6 センテリュオ 牝5 福永
4 7 エアジーン 牝4 川田
4 8 リープフラウミルヒ 牝5 国分優
5 9 サラス 牝5 松若
5 10 レッドアネモス 牝4 北村友
6 11 オスカールビー 牝5 泉谷
6 12 パルクデラモール 牝5 川又
7 13 サマーセント 牝4 酒井
7 14 ミスマンマミーア 牝5 小崎
8 15 マルシュロレーヌ 牝4 高倉
8 16 レイホーロマンス 牝7 鮫島駿

 

マーメイドステークス ラップ適性・追い切り 

 

舞台は半数が平坦戦 ラップ、残りの大半が瞬発戦という平坦条件。

※ラスト4Fの各区間加速内に、-0.5秒以上の加速(差)が生じないレース(例:12.5-12.2-11.9-12.2)が定義

コース適性的には、リュヌルージュ、センテリュオ、サラス、ナルハヤ、フィリアプーラあたりに合う条件。

 

追い切りからは、マルシュロレーヌサラスレイホーロマンスセンテリュオパルクデラモール上々。

 

 

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マーメイドステークス 2020 過去レース傾向

 

傾向的には、手元にある資料を見る限り、 

 

なんといっても「父SS系軽量(53キロ以下)」を買っておくべきレース

該当馬➡➡➡オスカールビー、ナルハヤ、パルクデラモール、マルシュロレーヌ、リンディーホップ


人気馬(単勝10倍未満)では、「前走牡馬混合戦出走馬で、ここまで重賞常連組という使われ方をしてきていない馬」は、近14回(4-3-0-9)となかなか信頼できる

該当馬➡➡➡エアジーン、サラス?


平坦戦なら平坦実績馬を(狙え)が通用するかは怪しいレース

該当馬➡➡➡レッドアネモス、パルクデラモール、リープフラウミルヒ、リンディーホップあたりは瞬発型という実績を積んできているここまで

 

といった感じ。 

 

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マーメイドS レース傾向分析&考察

 

 

通常、ハンデ重賞は「重斤量馬を買っておけばいい」という傾向が強く、特に牝馬に限ると下記の通り。

 

○ハンデ重賞全体(牝馬成績) 2013年~


斤量

着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値

~49kg

0- 0- 0- 16 0.0% 0.0% 0.0% 0 0

49.5~51kg

3- 7- 1- 65 3.9% 13.2% 14.5% 98 122

51.5~53kg

10- 10- 11-133 6.1% 12.2% 18.9% 63 78

53.5~55kg

7- 7- 11-104 5.4% 10.9% 19.4% 61 85

55.5~57kg

7- 4- 3- 21 20.0% 31.4% 40.0% 252 124  

 

 

なのだが、このマーメイドSはかなり異質。

下記の通り51.5~53キロ勢が突出していると言っていい好調ぶりを示している(率のみならず、回収値まで)。

 

○マーメイドSのみ 近10年


斤量

着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値

~49kg

0- 0- 0- 12 0.0% 0.0% 0.0% 0 0

49.5~51kg

2- 4- 1- 34 4.9% 14.6% 17.1% 76 108

51.5~53kg

5- 3- 4- 32 11.4% 18.2% 27.3% 87 128

53.5~55kg

2- 2- 4- 23 6.5% 12.9% 25.8% 36 71

55.5~57kg

1- 1- 1- 13 6.3% 12.5% 18.8% 77 63


  

最初に挙げたデータに、2つ目の「重賞常連組」でない人気馬(で、しかも牡馬にぶつけるくらい期待されている馬)が好調というデータを照らし合わせて眺めると、斤量をあまり課されないという点ではこの2つの項目に共通項が見えてくるという印象。

即ち、最大のポイントである

“ハンデキャッパーが「さすがに今のこの実績ではこれ以上のハンデは背負わせられない」と判断した馬”を狙うべきレース

という点と、密接にリンクしている傾向とみられる。

 

また、もう一つ“異端”なのがコースの性質と好走馬のギャップ面。

冒頭に書いた通り、持続力を求められるこのコースらしい流れで行われる年が多く、瞬発戦にはなりにくいレース。このあたりは、阪神芝2000mらしいところ。

なのだが、19年レッドランディーニ、18年アンドリエッテ・ワンブレスアウェイ、17年マキシマムドパリ・クインズミラーグロ、16年リラヴァティ・ヒルノマテーラなど、年によって多少終いのラップに違いはあれど、瞬発戦(寄り)タイプがほとんど上位を賑わせているという不可解なギャップが生まれているレース。

 

ハッキリ言って、瞬発戦(寄り)タイプが好相性の持久戦という点も、持久戦なのにSS系が好相性という点も、明確な理由付けが難しいもの。

ただ、偶然も重なれば必然=見えていないだけでソコには理由がある、とも言える。

要は、自分の分析能力に問題があるだけだ!ヾ(=д=; )ォィォィ

(軽量、前走牡馬混合戦使い、重賞歴が浅い所謂「ここでは上」の真逆を行くタイプ、SS系で瞬発戦で実績を多く積んできた馬、......などを合わせて考えると、一つの仮説は立てられそうではあが、そこまで未来の予想に有用とも思えない ~『隠れ』持久戦向き、『隠れ』実力・適性との乖離がここマーメイドSで起こっている馬を探せ~ みたいな話しに終始してしまいそうで、毎年その時点で“隠れている”ので探せないというwww)

 

いずれにせよ、通常の、平坦戦になるから平坦タイプを狙えが当てはまらないレース、ということだけが確かなものとして存在している状況。

ある意味ではいつも使っているラップ適性論を放棄して臨んだほうがいいかなとの印象がある。

 

そして、それらを踏まえて臨んだ昨年は、良でも当日回復してなお非常に重い馬場で行われ、めでたく◯△△ワイドトリプル的中となった。

備忘メモが下記の通り。

 

*次年度への備忘録

・「父SS系軽量(53キロ以下)」から2頭は絡むというスタンスで

・平坦戦なら平坦実績馬を(狙え)が通用するかは、やはり怪しいレース(今年ほど消耗度が高くなっても、あわや勝ちかけた2着レッドランディーニはこれまでほとんど瞬発戦実績タイプ)

・牝馬限定の阪神2000mでは稍重以上になると「先行不振、差し勢台頭」の傾向があるが、今年のように良でも非常にタフな展開になると、重い芝でしっかりした上がりを使えるタイプ狙いに徹したほうが無難

 

 

 

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マーメイドS 2020 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ

 

 

 

まず、戦術的にはやはり「父SS系軽量(53キロ以下)」勢ワイドBOXが、最大にして唯一無二の今回なのだが、その中で序列として印を。

 

 

◎パルクデラモール

当然、「父SS系軽量(53キロ以下)」で、持久戦になるのに「瞬発型を狙え」というのに最も当てはまっているところを最重要視。

加えて、今年も渋って行われるとくれば、タフな馬場を熟せることと、差し脚質であることを重視したいところ。

正直、この後紹介する◯とはあまり強弱を付けづらいところではあるのだが、ここまでの渋化ならスタミナ面で若干こちら有利か。

この人気なので大きなことは言えないが、楽しみはあっていいと思っている。

そして、その楽しみを買うレースかなと。

 

 

◯リンディーホップ

こちらは、重で2度好走のある瞬発戦寄り実績タイプ。

2200m以上相当のスタミナを求められた時だけどうか。

このレースでも好走歴のある藤懸騎手を鞍上に迎えた点も悪くない。

 

 

▲マルシュロレーヌ

▲マルシュロレーヌは、平坦タイプの差し馬で本来ラップ的にここ参戦適当という存在。

小倉で圧勝した際にも記していた馬だが、デビュー2戦目から調教で見せる時計に見どころがあり、母系も含めてオープン級まであって不思議ない素質を感じさせる馬。

母父ND系というのもこのレースでは穴で期待値高い。

即ち、父ロイヤルチャージャー(≒SS)系×母父ニアークティック(≒ND)系ニックスが穴頻発という状況。

 

 

☆オスカールビー / △ナルハヤ

以下は、前走条件クラス勝ち上がりのSS系☆オスカールビー、▲同様ニックス配合の△ナルハヤといった順で。

 

 

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