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――まあ、今週は散々“龍玉 for シェンロン”ネタで来てるから、ハンディーズピーク-ノースザワールドラインがフラグ的には正解なんだろうが。
目次
- レパードS 2021 レース概要
- レパードS 2021 枠順
- レパードS 2021 ラップ適性・追い切り
- レパードS 2021 過去レース傾向
- レパードステークス 2021 レース傾向分析&考察
- レパードステークス 2021 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
8/8(日) の重賞予想と追い切り注目馬はこちら
・【追い切り注目馬】【エルムS】【潮騒特別】【松前特別】他 函館競馬
レパードS 2021 レース概要
レパードステークス G3
2021年8月8日 3回新潟6日目
発走時間:15:45
新潟 ダ1800m
サラ系3歳 オープン
2020年優勝馬:ケンシンコウ 牡3 1:49.2 丸山元気
レパードS 2021 枠順
レパードS 2021 ラップ適性・追い切り
コースとしては、やや瞬発戦 ※ 傾向の強いセッティングで、残りの大半が平坦戦という条件。
※ラスト4Fの各区間加速内に、-0.5秒以上の加速(差)が生じるレース(例:12.1-12.0-11.5-12.2)が定義
コース適性的には、レプンカムイ、ルコルセール、タイセイアゲイン、ハンディーズピークあたりはここまで瞬発戦実績を持つバランス型でコース適性上位。
追い切りからは、タマモブトウカイ、レプンカムイの2頭を評価。
レパードS 2021 過去レース傾向
傾向的には、手元にある資料を見る限り、
※JRAのダート1800mのレースで優勝経験ありという馬が近年の好走馬の9割近くを占める
該当馬➡➡➡スウィープザボード、スマートパルフェ、タイセイアゲイン、タマモブトウカイ、テイエムマジック、トモジャリア、ハンディーズピーク、ホッコーハナミチ、メイショウムラクモ、レプンカムイ、ロードシュトローム
※さらには、同年3月以降の同条件(JRAダート1800m)での3着以内経験(というか、1着経験) ありが、大きな強みとなる
該当馬➡➡➡スウィープザボード、スマートパルフェ、テイエムマジック、トモジャリア、ホッコーハナミチ、レプンカムイらが1着経験あり(3着以内には、メイショウムラクモ、ロードシュトロームも該当)
といった感じ。
レパードステークス 2021 レース傾向分析&考察
近年は波乱度が高まっている印象のこのレパードS。
昨年は不良馬場でのコースレコード決着、19年はタフな馬場での異例の超ハイペースで波乱となっている。
(昨年は馬場とスピード質競馬によるところが大きいものの)直近の波乱決着からは、「JRAダート1800m勝利」と「春以降に同条件でJRAダート3着経験あり」を併せ持つことは大きな武器となっている印象。
人気によらず、1800mダート戦において勝ち切ったことがあり、且つ今春以降の比較的近いところで3着以上実績あり、を満たしている馬には注目したいところ。
ペース面では、コーナー小回り形態も手伝って、19年のようにかなりの前傾ラップになる年も多い。
一方で、先に挙げた通り、どこかで緩みさえすれば瞬発戦にまでなるラップ特性もあり、このレースでも瞬発戦になっている年も結構みられている。
この「ダートとしては瞬発戦になりやすく、それでいて小回りゆえに前傾ラップになることも多い」という点が特異といえる。
その意味で、前半のペースとコーナーがキツい部分で極端に後手を踏むことなく、かといって前に付けることはできてもゴリゴリの消耗戦待ちのタイプではラストで伸び負けしてしまう恐れがある、そんな3歳ダート重賞。
最後に、昨年までは「関東馬不振」ということを指摘してきたレースだが、近年は関東馬が隆盛を示している。よって割愛、この傾向については東西イーブンくらいに見ておくことにする。
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レパードステークス 2021 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
恒例の圧倒的な“逃げ馬感”を漂わす、現在の新潟ダ。
時計は標準的で極端には速くないのだが、とにかく差し届かない、行ったもの勝ちになりやすい典型的“砂の越後路”として行われていた先週(土日ともに良)だった。
そして、迎える今週は、台風(熱帯低気圧)の影響をもろに受けそうな週末で、それによって極端に差し助長の馬場になる可能性も。
何せ、“亜熱帯化”して迎えそうな今週末の日本列島だけに柔軟に望みたいが、基本的には渋った年(11、13、14、20年)のこのレースがそうであるように、後半に加速を伴う前々決着がスタンダードか。
函館は想定していたが、新潟が1㎜も降らない見通しというのはちょい誤算。とりあえず、良馬場の前残り穴を基本スタンスに、この後の決まり手によって騎手心理がかなり前に傾いた場合の19年再現パターン(サトノギャロスとハヤブサナンデクンのつば競り合い)狙いになりそう。(8/8 11:50追記)
◎タマモブトウカイ / ◯レプンカムイ / ▲ルコルセール / ☆トモジャリア
昨年も「産駒のこのコースで渋った際の妙味に注目」として狙った、パイロ含むBold Ruler系。
(金曜夜執筆時点では降り出し微妙も)今年も多少なりとも渋る想定で、一発目論むのは同系統だが、中でもシニスターミニスター産駒を狙う。
実は、ちょっと「そうは言いながらあんまり渋らず」を淡く見越して(シニスターミニスターが、この舞台渋ろうが渋るまいがどっちみち好成績なのは言わずもがなということで)。
どちらも人気しないと思うので買うが、中間も時計的に好感、瞬発力がよりありそうな◎タマモブトウカイを上に(☆トモジャリアは4番手に)。
戦歴から、気難しさは同居するがそれゆえまだまだ上があっていい印象。
少なくともダートスタートのほうが良いという点も今回プラスに。
ここは、減量はとれるが永野騎手に乗り慣れた相棒での2着あたりでの一発を期待。勝ち切れなくても十分妙味と思っての本命。
☆トモジャリアは、正直さすがに複穴で狙うにもちょっと血統以外に強調材料に乏しい印象。
前向きすぎるくらいのところが、この鋭角4回ターンで大きくプラスに働けばといったところか。
あと、狙いどころとしては◯レプンカムイ、▲ルコルセールの2頭。
◯レプンカムイは、2走前内容が優秀。
時計だけなら3勝クラスでも好勝負になってもいいレベルで、左回り、小回りともにクリアしてここを迎える。
ラップ的にも適性随一といったここは、正直凡走してもらっては困るという印象。あとは鞍上だけ。
▲ルコルセールは、前走のパフォーマンスがここでも上位で、良馬場に近いコンディションでもっていればかなり期待できそう。
ラップ適性的にはかなり優勢、かつその前走が12.3 - 12.1で上がっての余裕Vだけに、こちらもあとはエスコートひとつ。鞍上弱化分を補えれば戴冠までといったところ。
ここまで書いておいて当のパイロや、Bold Ruler系のマジェスティックウォリアーをスルーして痛い目に遭うというお家芸は極力回避を、ということで、△ハンディーズピーク、△タイセイアゲイン、△テイエムマジックは抑える。
△ハンディーズピークなどは、キャリア4戦でここに参戦する3勝馬ということで人気先行しそうであり、しかもその実前走も含め本当に強いところと当たっていない感は否めずなのだが、当初テン乗りの岩田望騎手で迎えるところ、結果的に福永騎手の継続騎乗になった巡り合わせは不気味。