競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【北九州記念 2020予想】追い切り・ラップ適性・レース傾向考察 & 各馬評価まとめ / 密かに適性最上位?!

f:id:yosounohone:20200621094206j:plain

 ■ブログランキング参加中です(記事が参考になったという方は是非クリックで応援をお願いします)


――あんまり「◯流」「激◯◯」とか連呼すると、どスローを招くから言わないけども、想定ラップなら(笑)

目次

北九州記念 2020 含む、8/23(日) 小倉競馬の追い切り注目馬はこちら

www.yosounohone.com

 

札幌記念 2020 予想 追い切り・ラップ適性考察

www.yosounohone.com

札幌記念 2020 含む、8/23(日) 札幌競馬の追い切り注目馬はこちら 

www.yosounohone.com

8/23(日) 新潟競馬の追い切り注目馬はこちら

www.yosounohone.com

北九州記念 2020 レース概要

 

 

北九州記念 G3

2020年8月23日 2回小倉4日目

発走時間:15:25

小倉 芝1200m

サラ系3歳以上 オープン

2019年優勝馬:ダイメイプリンセス   牝6   1:08.2   秋山真一郎

 

北九州記念 2020 枠順

 

 

 

1 1 プリディカメント 牝5 浜中
1 2 ゴールドクイーン 牝5 古川
2 3 ブライティアレディ 牝7
2 4 レッドアンシェル 牡6 福永
3 5 トゥラヴェスーラ 牡5 武豊
3 6 クライムメジャー 牡6 鮫島駿
4 7 カリオストロ 牝3 酒井
4 8 ラブカンプー 牝5 藤田菜
5 9 ダイメイプリンセス 牝7 秋山真
5 10 モズスーパーフレア 牝5 松若
6 11 アウィルアウェイ 牝4 川田
6 12 マイネルグリット 牡3 国分優
7 13 メイショウキョウジ 牡5 藤岡康
7 14 メジェールスー 牝5 岡田
7 15 アンヴァル 牝5 北村友
8 16 ジョイフル 牡6 川又
8 17 タイセイアベニール 牡5 松山
8 18 ジョーカナチャン 牝5 菱田

 

北九州記念 ラップ適性・追い切り 

 

レース傾向的にも、コース同様に平坦戦2に対して消耗戦8と、このレースならではのゴリゴリの消耗戦ラップ ※ 傾向。

※ラスト4Fの各区間加速内に、加速が生じないレース(例:10.9-11.2-11.5-12.2)が定義

ブライティアレディアンヴァルジョーカナチャントゥラヴェスーラプリディカメントあたりは合ってくる印象

 

追い切りからは、マイネルグリットを中間評価する以外、他ではレッドアンシェルメイショウキョウジあたりを評価。

 

 

スポンサーリンク
 

北九州記念 2020 過去レース傾向

 

傾向的には、手元にある資料を見る限り、 

 

「前半」が重要で、全1200m重賞の中でも特に前傾ラップへの対応力が求められる重賞

該当馬➡➡➡ジョーカナチャン、ラブカンプー、モズスーパーフレア、ダイメイプリンセス、トゥラヴェスーラ、ブライティアレディ、メイショウキョウジらは十分その下地ありの判定


比較的前々決着の年は、前走アイビスSDなどの直千競馬で末脚を見せていた(出走馬中上位半数以内くらい)馬が1頭は絡む傾向あり

該当馬➡➡➡ジョーカナチャン、ダイメイプリンセス

 

中9週以上の間隔が空いた馬は大きく割引

該当馬➡➡➡カリオストロ、マイネルグリット、メジェールスー、モズスーパーフレア

 

といった感じ。 

 

 

スポンサーリンク
 

北九州記念 レース傾向分析&考察

 

 

コースの傾向以上にハイペースからの消耗戦になりやすいレース。

近年の1200m重賞としては珍しいくらい、スロー症候群にはなりにくい、行くだけ行って粘れるか、差されるか、ゴール前一変のスリリングな展開も楽しむことが出来る、“古風”なスプリントG3。

14~17年、そして昨年あたりは前半3F32秒台後半とこのレースにしてはスロー寄りに流れたが、18年は前半3F32.4秒を刻み、勝ちタイム1分6秒6、それでいて6番手→6番手→2番手決着と、どちらかというとこれぞ北九州記念なペース・展開で決まった。

 

前半3Fの平均は32.6秒(過去10年)。

そのレース質から、全1200m重賞の中でも特に前傾ラップへの対応力が求められる重賞で、18年の勝ち馬アレスバローズが前走CBC賞(前半32.7秒のここに通ずる流れ)を差し切っていたあたりがその典型例。

ちなみに、当時その勝ち馬アレスバローズは平坦戦実績中心の馬で、「消耗戦実績豊富でここドンピシャ」というよりは、「前走CBC賞こそ評価できるが平坦馬かも」というような戦績だった馬。

過去10年の勝ち馬をみても「消耗戦実績はあるが、(あくまで出走時点では)平坦戦タイプ」という馬が多く(出走時点で、ハッキリと消耗戦タイプだったのはダイアナヘイロー、サンダルフォンの2頭くらい)、たまたまかもしれないがこの「“隠れ消耗戦タイプ”を探せ」というのも、ハイペース実績に次いで勝ち馬探しの重要なヒントだと考えている。

 

なお、前が楽になった年では、3つ目に挙げた前走新潟1000m戦で末脚を見せていた(出走馬中上位半数以内くらい)組から馬券になり易くなっている。

近年はあまり見られない超ハイ(平均的な現代馬場であれば、32秒ジャスト~32秒を切ってくるくらいのハイペースにまでなった場合)&差し決着なら上記馬たちは苦しくなる印象だが、そもそも前走アイビスSD組は率は別として、複回ベースで非常に優秀。人気薄は黙って買っておくというスタンスでも良いかもしれない。

 

中9週以上ローテは、かなりの不振となっていて、近14年集計ベースで42頭中3頭のみ好走となっている。ちなみに、好走した3頭は全て牝馬で、牡馬で使われていない馬はバッサリいって良いレース。

 

スポンサーリンク
 

北九州記念 2020 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ

 

 

 

◎ブライティアレディ

52キロで、一発に期待がかかるこの馬から。

とにかく、メンバー中でも最も消耗戦に特化しているといってもいい極端なタイプで、今年の激流必至メンバー構成は楽しみ。

下関S(3着)、佐世保S(3着)と、前半32秒台半ばの消耗戦ラップでも好位から崩れていない馬で、今回速い馬が割と外寄りを引いたことも向くとみている。

産駒も、牝馬で関西馬で、いずれも複穴魅力の舞台で。

正直、少し渋った馬場でと思っていたので、(執筆時点)雨がほとんど降らなかったのは誤算だが。

 

 

◯トゥラヴェスーラ / ▲ダイメイプリンセス 他

相手も、基本的に激流でも差してくることが出来る馬から。

いずれも、消耗戦傾倒度合い&前半32秒台ペースでの威力十分な◯トゥラヴェスーラ、▲ダイメイプリンセスというのが、個人的素直な入り。

たぶん、差し勢が直前にかけて売れていく状況になるとみているが、雨などの影響で馬場が大きく様相を変えていない限りは、このメンバー構成ではひねり辛い。

 

以下、☆メイショウキョウジ△ジョーカナチャン△アンヴァル△モズスーパーフレアの順に。

 

 

スポンサーリンク