■ブログランキング参加中です(記事が参考になったという方は是非クリックで応援をお願いします)
――って別に、何かあって急遽施行距離が伸びた、とかってことではないんですが(笑)
目次
- 金鯱賞 2021 レース概要
- 金鯱賞 2021 枠順
- 金鯱賞 2021 ラップ適性・追い切り
- 金鯱賞 2021 過去レース傾向
- 金鯱賞 2021 レース傾向分析&考察
- 金鯱賞 2021 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
フィリーズレビュー 2021 予想 追い切り・ラップ適性考察
フィリーズレビュー 2021 含む、3/14(日) 阪神競馬の追い切り注目馬はこちら
金鯱賞 2021 含む、3/14(日) 中京競馬の追い切り注目馬はこちら
3/14(日) 中山競馬の追い切り注目馬はこちら
金鯱賞 2021 レース概要
金鯱賞 G2
2021年3月14日 2回中京2日目
発走時間:15:25
中京 芝2000m
サラ系4歳以上 オープン
2020年優勝馬:サートゥルナーリア 牡4 2:01.6 C.ルメール
金鯱賞 2021 枠順
金鯱賞 2021 ラップ適性・追い切り
コース的には瞬発戦 ※ 主流のセッティング、レースとしては近4年全てで瞬発戦となっている。
※ラスト4Fの各区間加速内に、-0.5秒以上の急加速が生じるレース(例:12.0-11.4-11.3-12.2)が定義
コース適性としては、キセキ、ペルシアンナイト、ギベオンとトップ3評価。
追い切りからは、グローリーヴェイズ、ペルシアンナイト、サトノフラッグ、キセキを評価。
金鯱賞 2021 過去レース傾向
まだ、現条件では4回しか行われていない金鯱賞だが、
※中京2000m重賞自体、血統的な偏りが強く、ディープ、キンカメが大活躍の条件
該当馬➡➡➡ギベオン、グローリーヴェイズ、サトノフラッグ、ジナンボー、ブラヴァス、ポタジェ
※ここ4年の結果を見ても、中京2000mへのラップ適性が重要となりそうで、上記血統背景に加えてポイントになってくる
該当馬➡➡➡ギベオンを適性筆頭に、やや瞬発戦特化すぎるものの平坦型ではないディープ・キンカメ産駒ということで、グローリーヴェイズ、ジナンボー、サトノフラッグあたりが上位か
といったあたりは、今年も再現性があって不思議なさそう。
金鯱賞 2021 レース傾向分析&考察
何せ、現条件施行4回だけでは傾向分析自体微妙だが、中京2000m重賞(15年以降)ではディープ産駒&キンカメ産駒が、率・回収値ともに他を圧倒している。
ディープ産駒(7-6-5-33)単回90複回106、キンカメ産駒(4-3-4-17)単回81複回122となっていて、いずれの産駒も複勝はベタ買いでプラスの好成績。
金鯱賞 2021 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
土曜を不良馬場で終えた中京だが、晴れて風もそこそこ吹きそうで2ランクくらい回復して(稍重)レースを迎えることになるか。
◎グローリーヴェイズ
ちょっと距離が短いのは事実。
その意味でも、存分に降ってくれて1600~2000m型のほうに有利に働く馬場ではなくなったことはプラス(だからこその、ああいう記事タイトル)。
稍重の京都大賞典や、タフ馬場だった日経新春杯での強い競馬を見ても超速中京よりも力は発揮しやすいところだろう。
前走は、一身に“3強打破”の期待を背負い、真っ向勝負リスクの結果散っての5着で、人気は背負ってなお気楽という今回は競馬がしやすいはず。
「〜しやすい×2」の2番人気なら、ここは素直な入りで仕方ないか。
ただ、当日あまりにも高速化するようなら、ワーストケースの届かずパターンも。
◯ジナンボー
とにかく、速い脚を長く使うことは不向きな瞬発型。
(速い脚を長く使うことには長けているが、急加速向きではない)ポタジェなどとは今回、同じディープ産駒でもキャラとして好対照といえる存在。
はっきり、今回の想定は、この少頭数のこのメンバーでスローからの急流で“こちら派”。
基本的にスタート直後は後方になることも多い馬だが、その点この頭数でいくらでも挽回は出来るだろうし恩恵がありそう。
どのみち、ラストは他馬と同じ脚色になるので、いかに直線入口で早めに突き離すことができるか次第。
同型強力、にみえて実はそうではない恩恵があるとみる。
▲サトノフラッグ
ちょっと位置取りから、不発懸念はあるが差しでは注目している一発キャラ。
前走は特殊戦。レースの結果よりも、当時好調教で迎えた休み明け初戦だったことが今回に関しては注目しているところ。
2歳レコードも持つ馬だが、菊花賞も含めタフな馬場でのG2級実績があることからも、適度に雨が残っての馬場でこそ(さらに前走が原因で渋ったら嫌われるという方向に傾くならさらに)楽しみ。
☆キセキ
ゲートを出るかどうかがもはやギャンブルと化してきているところだが、そこで仮に失敗した時のことを考えても◯同様この少頭数は味方に。
瞬発力はここに入ってもまだ上位なはずで、コースが基本的には前々有利。
できれば(ラスト13秒台を刻むくらいの)土曜の馬場で競馬がしたかったところではあるが、3着内有望株として。
△デアリングタクト / △ブラヴァス
△デアリングタクトは、「持ち前の持久力で」というタイプだと思っているので、ここでは(緩んで不向きな流れになって)「どこまで?」と慎重にみている今回。
△ブラヴァスは、ヨーイドンでは鈍重さが前面に出てしまうタイプ。
鞍上は、このコースで進路取り最重要の戦いになれば非常に心強く、その意味でも普通の開幕週馬場からは遠ざかって迎えたいシーン。
雨は間違いなくプラスだが、この馬にとってはもうひと雨くらい欲しかったか。
各馬が瞬発力と上りの速さ勝負に持ち込んでくる中で、どれだけ弱点を馬場で補えるかどうか。
頭数が少ないしせっかくなので下位評価の馬たちにも全頭触れて。
ギベオン
ギベオンは、とにかくいつも書くことだがかなり瞬発特化型で、(狙ってかどうかは定かではないが)しっかりとそういう条件を使ってきているのに、どういうわけかレアパターンのほうを引く、つまりコースとしてはレアサイドの平坦戦決着に巻き込まれてばかりいる馬。
前回の瞬発戦が昨年のこのレースで、その後は新潟二千→府中千八→中京二千→府中二千と使っているのに、4戦すべて平坦戦決着。
もっとも、前走以外は頭数も揃っていたり条件が重なっているところはあってのもの。
その意味で、この馬も少頭数で「急加速が入るでしょ?」という今回の状況はさすがに向く流れになりそうなのだが……。
サンレイポケット
前走この馬が良馬場の府中で(鬼レベルで得意な渋った馬場のフォローなく)連対を果たしてきたのは、絞れたことと平坦戦決着にある。
その点、今回は瞬発戦濃厚、あとはどれだけ他馬が苦にする重で止まっていてくれるか、それに尽きる印象。
日曜中京に関しては、雨の収まりとその後の回復の早さの影響が大きそうで、良馬場に近づき、求められるタフさが薄れていく想定なので、2000mでは単純に忙しいという可能性もあるタイプ。
ポタジェ
ポタジェは、上り最速連発のこの血統の馬だが、こちらもサンレイポケット同様にここ2戦を見るに真骨頂は平坦戦かなというタイプ。
3連敗が瞬発戦で、4連勝が平坦戦なのだから、現状はそう判断せざるを得ない。
流れ的に苦にするのは、誰も動いてくれず直線半ばに急加速ポイントが来る17年のような展開か。
加えて、56キロでここに入って瞬発戦となると、ややパフォーマンス的に苦しい可能性がある今回。
ペルシアンナイト
ペルシアンナイトは、休み明けは走らない点も含め、条件がいろいろと噛み合わなそう。
状態はいいと思うので、5着あたりには来ていいが。
PR