競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【シリウスステークス 2021 レース回顧・結果】先々に繋がっていい一戦

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シリウスS 2021 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
 1  サンライズホープ 1:57.4  37.9
 2  ウェスタールンド 1:57.5  36.4
 3  ブルベアイリーデ 1:57.8  38.2
 4  ダノンスプレンダー  1:57.8  37.9
 5  サクラアリュール  1:58.4  37.8

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 シリウスS 2021

 
10/2 シリウスS △不的中
 
 
レース全体のふり返り
 
 
終日良馬場も、1000mあたり±0~-0.5秒と若干速め
 
それでも全般として平均水準以上で流れ、12.1 - 12.6 - 12.4 - 13.1での平坦戦決着
 
緩むところのない持久戦で前年よりハイレベルとみるが、ラスト1Fだけやや要し過ぎている印象で、その分だけ平均やや上くらいの水準という印象
 
 
 

シリウスS 2021  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

ダノンスプレンダー

予想➡➡➡

結果➡➡➡4

ほぼ想定通りの、乾いたダート×平坦戦ラップを、一時は抜け出した▲サンライズホープを追って単独2番手に浮上するかに見えたところからイマイチ伸びきれず。

レース全体としてもそうだが、このラスト1Fの中でこのジリジリで4着に甘んじているようでは不満も残るが、現状こんなところか。

額面の走破タイムもそうだが、それでも前年以上に走っての結果であり、今日は地力強化の糧にする一戦といったところ。

 

 

ロードリバーサル

予想➡➡➡

結果➡➡➡6着

スタート直後のポジション争いで、エルデュクラージュに寄られたりして下げる格好になってしまったのが運の尽き。

予想としては、ほぼそこで終了だった。

それでも、そこそこの伸びで6着まで挽回して格好をつけてきたあたり、舞台適性を示した印象。

 

 

サンライズホープ

予想➡➡➡

結果➡➡➡1着

もう少し軽い馬場のほうが、持ち味が生きるだろうとみていたがなんのその。

それでも、終いは相当止まってなんとか持ちこたえてという様相のものだけに、ここからポンポンと行くかは不透明。

ただ、大型馬でもあり小脚やスピード馬場にさえならなければ、スムーズに先行出来た時にはかなり渋太いともいえる。

枠や並びも重要で、極端な内枠以外ならというところか。

 

 

☆サクラアリュール / ウェスタールンド / ブルベアイリーデ

☆サクラアリュールは、スタートで後手を踏み、直後はウェスタールンドよりもさらに後ろの最後方からの出だし。

これで却って割り切って、直線では内を突く形で勝負の手に出ることができた点は良かったが、さすがに前と離されすぎた感。

上り2位の脚は使ったものの、上位には遠く及ばずの5着まで。

そして。その上位との差がそっくりそのまま前年(2着)の決着レベルと今年のレベルの差のように思われる。

 

2着ウェスタールンドは、上り断トツで掛け値なしに強い競馬。

さすがに、想定通りの追走苦で来ても3着までだろうと高を括って見ていたが、ラスト100mからが素晴らしい伸び。

それでも、同区間で前が止まったこと、(レースラップとはかけ離れたところで)瞬発力を駆使して届く展開になってくれたことでの浮上、という印象もあり。

 

3着ブルベアイリーデは、前で最も止まったレースをしての内容。

絶好の形で直線勝負を迎えたが、鞍上も言うように距離も若干長いところを露呈した負け方だった。

それでも、57キロでこのパフォーマンスなら、かなり重賞戦線でも視界は開けた。

重賞でも、右回り以外なら、地方競馬のように極端にタフな良馬場などにさえならなけいところで堅実に走り続けていくか。