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――最終的には、やはり予想編に書いた樫出走馬の少なさ(秋華賞路線的にはここをあまり主力が使わなかった)が最重要ポイントになってくるのでは?
紫苑S 2024 レース結果
ホネ的! レース回顧 / レース分析 紫苑S 2024
レース全体のふり返り
紫苑S 2024 各馬ふり返り 予想と結果
クリスマスパレード
予想➡➡➡◎
結果➡➡➡1着
正直、オッズを見て迷ったがいつものごとく土曜重賞、迷っている暇がなくなっての結果オーライ本命V(それで奏功してしまうことを考えると、日曜重賞の不振の原因は……となってくるところだが)。
時計評価的に、指数評価的に、またしばらく買いづらい状況になってくるこの馬だろうが、まずひとつハッキリしたことは超速レベルの馬場をこなせること。
そして、重賞戦線でもここ中山なら弱くはないというところだろう。
過剰評価必至の今後で、眉唾もののこの日の額面なので、強いとは間違っても言うつもりはないが。
ミアネーロ
予想➡➡➡▲
結果➡➡➡2着
絶好枠を引き、馬券内では無視できなくなった適性型だが、この馬は3月のフラワーC当時が良でもああいう馬場状態だったことを思うとよく対応してきたという印象はあり。
この日、進路はほぼ関係ない馬場で、ラストのスピード勝負に泣きさえしない馬ならどこからでも飛んできておかしくないといった状況ではあったものの、時計対応してきたこと自体に感心した。
半信半疑だった2000mについては、これだけ走りやすい芝なのでまだ何とも言えないが、一応加速ラップ決着の入線後にすぐさま先頭に立っていたようにベストという可能性もあっていい。
タフな馬場だと持ちこたえられなくなる可能性も同時に残すが。
ボンドガール / ハミング
3着ボンドガールについては、まず外枠でも内にスッと入れてもらったことはあるにせよ折り合い面で進境が見られたことは良かった。
その一方で、こういう、人気の府中王道型が最後方からでも差し切れていいくらいの異様な高速中山で、3着止まりだった事実は見過ごせない。
たしかに、壁を作れなくなったり出していって掛かったりを懸念して、外に持ち出すのはリスキーだったためなかなかスムーズに外を伸びてくることが出来なかった分はあったので、もう少し前でゴールできていた可能性はあったとは思うが。
ここで、馬体重-10キロだったことも合わせて考えると、どうも成長が感じられない印象が残ってしまった。
他は、これだけ特殊レベルのスピード馬場での高速決着なので、レース全体像の部分にも記したように「好走した馬≠強い馬」「凡走した馬≠弱い馬」だと思っていて、判断保留に終始したいが、1頭だけハミングはさすがに枠ロスとあまりにも適性が無さ過ぎて可哀そうだった。
内枠でもその時計適応力からやれていたとは思わないが、そこそこ前につけて1~2角をあれだけ外を回されていては下げ分も相当大きかったはず。
距離自体も長いということなら、より次以降距離短縮で変わり身に期待が持てて良いと思われる。