競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【秋華賞 2023 レース回顧・結果】風と共に去りぬ

■ブログランキング参加中です(記事が参考になったという方は是非クリックで応援をお願いします)

秋華賞 2023 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
1 リバティアイランド 2:01.1 33.6
2 マスクトディーヴァ 2:01.2 33.5
3 ハーパー 2:01.6 34.3
4 ドゥーラ 2:01.6 34.1
5 モリアーナ 2:01.7 33.9

 

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 秋華賞 2023

 

10/15 秋華賞 ▲不的中

 

レース全体のふり返り

 

重から稍重回復をはたして、通年平均比±0〜-0.5秒/1000mの(推定)イン優勢バイアスで行われる

 

逃げ想定の組が行かなかったことで前半1000m1分01秒9とスロー、トータルは2分01秒1決着と、全体額面としては平均以下というレベル

 

ただし、11.6-11.0-11.4の上り34.0秒は優秀なもので、後半のレースぶり(ロスor余力度)から上位2頭だけは評価しておくべき内容

 

誰の目にも明らかなその「2頭の強さ」は文字通り猫も杓子もそう見るだろうからポイントにはならず、3着以下の低調さをむしろ覚えておきたい一戦
 
 
 

秋華賞 2023  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

リバティアイランド

予想➡➡➡

結果➡➡➡1着

一瞬、あの三冠馬の引退有馬を思い出させるような4コーナー。

ただ単に勝負服や、帽子色がそう思わせるのではなく、他馬が止まって見えるほどのその手応えの違いがまさに彷彿とさせた主因だろう。

ラストで1馬身差まで詰め寄られたのは、相手(マスクトディーヴァ)も立派だがこちらがほとんど緩めてのラスト100mだったからゆえとも言える部分。

とにかく、見立て通り同世代牝馬の中では圧倒的、裏を返せば2番手以下は“不作”様相といったこの世代の牝馬戦線(そこから1歩どころか2~3歩抜け出したのがマスクトディーヴァ)といった感じ。

ここから、ようやく骨のあるところとの戦いが待ち受けるが、古馬初対戦の単2倍台~がこの馬の最初で最後の狙いのチャンスになるかもしれない、それくらい“世代間ギャップ”を除くと現時点非の打ち所がない印象。

少なくとも、この時点での脚力は、デアリングタクトやアーモンドアイの比ではないものとみられ、例えば出てくれば今年のJCは(3歳牝馬の斤量利をもってすれば)「勝てる」ではなく「負けてはいけない」レベルだと思われる(たとえイクイノックスが順風満帆に出てこようとも)。

それでも、少し経って4歳夏以降とかからの成長度と短距離シフトに対しては、僅かだけ疑いをもっておいても損はないかもしれない周辺環境の馬ではあるが。

 

 

ラヴェル

予想➡➡➡

結果➡➡➡11着

13番枠からだったが、二の脚もつき3番手から良い形で回ってきたが……。

豊さんの言葉を借りれば「風が吹き去って」いったのをポカーン( ゚д゚) といった感じでなされるがままに終わってしまった。

さあここからという勝負どころで、あれをやられると心は相当折れたことだろう。

でなければ、この馬のみならず10着ラインで、1勝クラスに届くか届かないかレベルで決まっているという体たらくの説明がつかない。

今後に向けて、もちろん距離を詰めていく必要性ありというあたりも表していた部分だろうが、それ以上にとてつもない戦意喪失カウンターを浴びせられていた印象。

 

 

マスクトディーヴァ

予想➡➡➡

結果➡➡➡2着

リバティアイランド項でも触れたが、この馬だけは怪しい20年産まれ世代牝馬の中にあって、完全に“ウインバリアシオンの座”を確保した模様。

そのくらい、この日の競馬での3着ハーパー以下に対する0.4秒差は決定的だったように思う。

もちろん、これも繰言となるが、あの緩めた状態でゴールしたリバティアイランドとの差は相当大きいところなのだが、懸命に走って11.6 - 11.0 - 11.4戦を窮屈なところでラスト600m過ぎてから位置取りを悪くして大外に持ち出しての競馬で33.5秒で上がってきたというのは優秀。

阪神外回り適性の高さから評価を下げた今回だったが、古馬牡馬G2~G1クラスが1頭混じっていた今年でなければ、かなりの確率で普通に秋華賞馬になっているべき馬だったとしておいて良さそう。

あとは、レースぶりが派手=余分なオッズをまとう今後であることだろうし、リバティアイランドに対してこちらはまだ阪神外回りを筆頭とした瞬発×王道セッティング以外で古馬と戦った際に、思わぬ苦戦を強いられても不思議ないあたりがポイントに。

 

 

他では、明確に無理のかかる競馬で、かつ中途半端に善戦してしまっていない、という馬しか見直せない低調ラインになってしまったと見ていることから、あわや該当馬なしになりそうだったというのが正直なところだが……。

思いとどまって、ドゥアイズ(12着)と◯コンクシェル(18着)の2頭だけ軽く挙げておく。

言わずもがな、メイン理由はいずれも1コーナーにかけて完全に折り合いを欠いていたこと。

ドゥアイズに関しては過去パフォーマンスをみても1800mまでが適性とみられる部分、そして◯コンクシェルは逃げられなかったことに加えて3コーナーから進路が無く数回ブレーキをかけての競馬で嫌気をさしたといったあたりも、それぞれ追加の下げ要因になっていたと思われる。