競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【クイーンステークス 2022 レース回顧・結果】スローで消耗戦ならこの組に明日はない?

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クイーンS 2022 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
 1 テルツェット 1:47.8 34.4
 2 サトノセシル 1:47.8 34.4
 3 ローザノワール 1:47.8 35.2
 4 ルビーカサブランカ 1:47.9 34.3
 5 ホウオウピースフル 1:48.0 35.0

 

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 クイーンS 2022

 
7/31 クイーンS ◯的中
 
 
レース全体のふり返り
 
馬場は通年平均比-0.5秒/1000mあたりの中速レベルで、この日は前日以上に直線で「内か前」になっていた
 
レースとしても、コースとしてもレアな消耗戦決着(11.4 - 11.6 - 11.6 - 12.0)だが、前半もスローで流れていて、特に厳しい乱戦ペースによってそうなったということではない

この馬場レベルでの1分47秒8はかなり低レベルで、あまり語るようなところはない一戦

 

 

 

クイーンS 2022  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

サトノセシル

予想➡➡➡

結果➡➡➡2着

もう少しで勝ち切れるところまでいったが、上記の通りそれはレースレベルが低調だったがゆえ、という感じ。

札幌記念で4番人気に推されるような馬が、久々の牝馬限定戦で、決着水準もこのレベルになればこのくらいは必然だろう。

馬としては、これで3勝クラス勝ちの実績なく牝馬G3連対をはたし、ちょうど牡馬混合3勝クラスVと同OP好走がやっと見えたくらいのところだろう。

 

 

☆テルツェット / ◯ホウオウピースフル / ▲ローザノワール 他

勝ち馬☆テルツェットは、この馬だけは評価(というか、情状酌量)できる感じで悪くない。

1つは56キロ、2つ目は1コーナーでの引っ掛かり、そして3つ目は外を回さずに終始蓋をされた状態での差しだったこと。

これでは、時計的に相手合わせになるのは仕方なく、チョイ差し勝ちになるのも必然というところ。

 

◯ホウオウピースフル(5着)はもう少しやれても良かったと思うが、勝つために序盤から出していったことと、それに加えてこの消耗戦ラップの影響だろう。

 

頭にも期待した▲ローザノワール(3着)は、正直思ったほどの粘りを見せられずだったが、他ではなんと言ってもラヴユーライヴ

穴でも期待した一頭だが、やはり洋芝適性とOPを勝ち切れる地力があるところを十分に示した内容だったとみている。

今日は、自分の形でもなく、無理難題競馬になったにもかかわらず非常に良い後半内容でまとめていた。

穴でいてくれれば、引き続き牝馬限定G3では本命まで考えても良さそう。

 

ウォーターナビレラ(10着)は、外の2列目の絶好の形からあそこまで伸びないというのは、アクシデントか距離的な部分だろう。

まだ、瞬発戦のクイーンSなら1800m自体はこなせていたと思うが。

 

 

『変則的だが、何にしても①②③④のボックスという馬券の話からが先になる、そのくらいの事態』

と記した作戦が全てという感じのレースになったが、馬の将来に関しては語ることの少ない寂しい一戦。

そして、正直午後の芝戦でイン狙いを徹底し過ぎて、事前に散財もしていたこの日の自身の予想としても、ただの“いってこい感”という微妙な結末となったことは戒めとして記しておきたい。