競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【クイーンカップ 2022 レース回顧・結果】瞬発力不足勢は一掃の人気サイド戦

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――もう少し勇気ある先行勢と見込んでいたのですが、(3F目以降の)12.1 - 12.2 - 12.2はさすがにペースダウンしすぎで......。

クイーンC 2022 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
1 プレサージュリフト    1:34.1   33.5
2 スターズオンアース    1:34.2   34.2
3 ベルクレスタ    1:34.3   33.4
4 ラリュエル    1:34.5   34.5
5 モズゴールドバレル    1:34.6   34.6

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 クイーンC 2022

 
2/12 クイーンC △不的中
 
 
レース全体のふり返り
 
 
時計的には至って標準(±0)、内が良く伸びる馬場が継続
 
前半5F59.7秒と、この日の馬場、16頭立てとしては明らかに遅く、上り3F34.4秒も物足りず

結果1分34秒1の低調戦に
 
 
 
 

クイーンC 2022  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

ウインエクレール

予想➡➡➡

結果➡➡➡6着

ただでさえ、平坦戦でもイン前を武器にキレ不足を誤魔化しての戦い、としていたところ瞬発戦になってはどうしようもない。

前半2F23.2秒はこの馬にとっても良い立ち上がりと言える好ペースだったのだが、3F目からの緩みがいただけない。

 

 

ベルクレスタ

予想➡➡➡

結果➡➡➡3着

この馬も、持久力勝負でのアルテミスS内容を評価しての対抗視だったので、これだけ緩めばこんなところだろう。

当然◎同様に、3F目からガクンとペースダウンしてしまったところが能力発揮を阻害したといえる。

加えて、内枠で位置が悪くなる最悪の形でもあった。

それらのことから、不向きな流れ、不利な形でもよく崩れなかったとして、引き続き「世代G1級には届かないが世代重賞級は当然」の位置づけで見ておきたい。

 

 

スターズオンアース / ▲プレサージュリフト 他

2着スターズオンアースが、良くも悪くも非常に分かり易いものさしになっているレース。

この馬が、「1勝クラス程度の瞬発戦タイプ」を2戦連続で示している。

伸び悩み、器用だが爆発力に乏しい、といったあたりがよく現れた2着内容だった。

ただし、鞍上が指摘している右にモタれて追えなかった部分が改善すれば、もう少しパフォーマンスは見込めそうだが。

 

勝利した▲プレサージュリフトは、初めての持久質展開でこの人気(単勝3.7倍)では不安もあると見たが、レースは理想的な展開に。

弱い馬ではないが、刻んだラップ的にもまだG1どうこうは言えないか。

 

そんな中で、不利で全く力を発揮できていないショショローザ

この馬は、「あれが無ければ勝ち切っていた」とまでは言わないものの好走してきていた可能性は十二分にあって、なおかつまだまだ上積みが見込める点が良いので、次走注目馬としておきたい。 ☆次走注目馬☆

 

☆スタティスティクス(12着)は、このスローな流れのおかげで中団で直線を向くことが出来たが、反面上りが速すぎたし、急加速も求められ過ぎた。

加えて、直線半ばでは内の馬にアタックもされて余計に伸びを欠いたもので、持久力勝負でまた改めてというところ。

 

あと、△ラリュエル(4着)も直線でブレーキがあった一頭。

こちらは内を通してのものだが、塞がったり進路が開かなかったりとスムーズさを欠いていたのは事実。