競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【プロキオンステークス 2023 レース回顧・結果】6馬身差に惑わされることなかれ

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プロキオンS 2023 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
1 ドンフランキー 1:23.0 37.5
2 リメイク 1:23.1  37.0
3 オメガレインボー 1:24.1 37.5
4 エルバリオ 1:24.1 37.7
5 メイショウテンスイ 1:24.2 38.6

 

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 プロキオンS 2023

 

7/9 プロキオンS ▲不的中

 

レース全体のふり返り

 

東海地方は予測されていたほどの雨にはならず、稍重を維持、時計的には通年平均比+0.3~+0.5秒/1000mゾーンの馬場状態で迎えた

 

前半33.9秒の軽快なペースで入り、11.6 - 12.2 - 12.5 - 12.8を刻んでの1分23秒0決着となり、馬場換算後でも凡庸な水準で決まる

 

上位2頭から6馬身離された3着ライン(1分24秒1)は2勝クラス程度の時計となっていて、1200m寄りの消耗戦展開の中で各馬結構削がれた印象の一戦

 

 

 

 

プロキオンS 2023  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

ジレトール

予想➡➡➡

結果➡➡➡13着

前半のペースに加え、囲まれて砂を被り続けたためか4コーナーではすでに手応えが怪しくなって13着大敗。

内で包まれて苦心というところは、スタート直後何度も外へ持ち出そうと画策している(メイショウテンスイらが壁になって叶わず)あたりからも見て取れる部分。

また、各種要因が重なってたまたまかもしれないが、とりあえず前半3F34秒台前半になってくるとこの馬は持ちこたえられないことが多く、もう少しマイル寄りのジックリ運んでキレも求められる流れのほうが合うのは間違いなさそう。

 

 

△ドンフランキー / △リメイク / メイショウダジン

勝った△ドンフランキーは、結構厳しいペースでの逃げ切りとなっていて、1分23秒0の低調走破でも評価できる内容。

というか、この馬を評価しないとこの日のレースで評価するところは、あまりない。

ポイントとしては、左回りと前走(千二への距離短縮)で強い競馬をみせていたことで「アタマ消し」判定を下したが、回りに関しては癖を知る鞍上が細心の注意で真っ直ぐ走らせることに徹したこと、距離再延長でのパフォーマンスに関してはそもそもの決着レベルが上がり切らなかった等でクリアしたこと。

時計レベル的には、馬場換算後でも1月の3勝クラスV当時とそう大差はないはずで。

 

2着△リメイクも、58キロで頑張ったといえばそうだが、3着が6馬身離れているから余計にそう見えるだけであって額面的には平均G3水準での2着。

まあ、海外帰り初戦で最善を尽くしたくらいの内容だろう。

 

あとはまあ「にっちもさっちも......」といった感じだが、自身としては頑張った部類のメイショウダジン(6着)はなかなか充実している印象。

直線でも最後まで渋太く伸びてメンバー中2位の末脚で上がってきていた。