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――そういう意味で、ここは「いつもの新潟記念」をした組に注目しておきたい場面。
新潟記念 2023 レース結果
ホネ的! レース回顧 / レース分析 新潟記念 2023
レース全体のふり返り
③11.7 - 11.3 - 11.2 - 11.8の平坦戦となっていて、ラスト4F目から動き出したことでやや特殊ラップの新潟記念に
新潟記念 2023 各馬ふり返り 予想と結果
イクスプロージョン
予想➡➡➡◎
結果➡➡➡9着
ラストは割って伸びてくることが出来なかったが、直線半ばまではその期待を持たせる手応え。
新潟得意といっても好走は全戦瞬発戦ラップでのもので、調教でもやや終いにかけての伸びに物足りなさがあった今回、そのラスト100m過ぎからの失速もそういった部分が表れてのものか。
基本は前残りの流れなので評価はできないが、もう少しやれていいのは事実。
バラジ
予想➡➡➡☆
結果➡➡➡5着
まずは、当日馬場を見て追記したそのまんま「荒れ馬場感に乏しい(この馬場では、鞍上不安に目をつぶることはできない)」との部分で厳しかったとみられる今回。
実際、このコース、メンバーでも早々に待機策を選び、最後は脚を余す形で5着入線で終戦。
直線入口では後ろにいた2着ユーキャンスマイルすら先に行かせた後で、大外に持ち出してからのラスト150mはなかなか良く伸びていたが。
終始前に馬を置いてフル発揮できていないのでもう少しやれたと思うし、こういった具合にまだインが良くて直線でバラけてくれないと、この鞍上ではこういうことになってしまうのは仕方のない部分。いろいろと運もなかった。
たまたま行けて2列目とかで回ってきていたら普通に連対圏もあっただろう。
インプレス
予想➡➡➡抜
結果➡➡➡3着
あの位置から3着にこれたというのが今年の新潟記念デーの芝状態を象徴している、そんな一発。
といっても、さすがにラチ沿いがベストの“異様な”状態まではいかず、あくまで例年と比べ“異色の”イン優勢状況だったわけで、それはざっくりとしたレースの総評としての表現。
馬個別の評価としては、よくあそこを伸びてきたしそもそも前が残って良い展開の中を頑張ってはいた。
裏を返せば、この馬が来れてしまうくらい前が低調だったとも言えるが。
また、中間の障害練習効果とマンネリ打破という意味でのテン乗り効果も今回はあったか。
いずれにしてもここ最近の自身のパフォーマンスからは、グッと上昇、というか(良い頃の水準に)戻して、好走を果たした。
△ノッキングポイントは、勝ち切ったこと以外はこのメンツ、枠、斤量など諸々からまずまず止まり。
レベル自体はそんなに高い初古馬重賞Vの内容ではない。
むしろ覚えておくべきは、これで重賞では平坦戦2連対(もっといえばダービー5着も平坦戦)で、ここにきてその適性が輪郭くっきりといった感が見え始めた部分か。
これでおそらく1800~2000mを中心とした±1Fがベストということにもなっていきそう。
決着レベルに引きずられて指数的な部分では上がらなくて当然と判断すれば、レースぶりとしては文句なしに強いものだった。
その「全体レベルの地盤沈下」説により評価が迷われている中であれば、次以降も適性条件では狙えそう。