競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【新潟記念 2020 レース回顧・結果】上り4位32.6秒でブラヴァスがV!...ん?

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新潟記念 2020 予想 追い切り・ラップ適性考察

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新潟記念 2020 含む、9/6(日)新潟競馬の追い切り注目馬はこちら 

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新潟記念 2020 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
 1  ブラヴァス 1:59.9  32.6
 2  ジナンボー 1:59.9  33.1
 3  サンレイポケット 1:59.9  32.4
 4  サトノガーネット  2:00.0   31.9
 5  サトノダムゼル  2:00.2  33.3

 

ホネ的! レース回顧/レース分析 新潟記念 2020

 
9/6 新潟記念 ×不的中 
 
 
レース全体のふり返り
  
 
各馬の通ったコース、極端な上り特化展開と、馬場バイアス的にもラップ的にも特殊すぎるレース
 
 
良馬場の新潟記念で2分に迫ろうかという決着は、“現代”馬場では尋常じゃない遅さ
 
 
序盤先頭で牽引したウインガナドル以下、サトノダムゼル、アールスター、インビジブルレイズら好位勢があまりにも慎重ペースを演出し過ぎた
 
 

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新潟記念 2020  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

メートルダール

予想➡➡➡

結果➡➡➡17

特殊展開に、さらに輪をかけて通ったコースで極端に差が出る特殊決着の中、まず直線で最内を通っているのだからワケはない。

全馬に言えることだが、基本的にレース前に、「外ラチまで行き切ってしまったほうが良いんじゃ?」を描けた鞍上が、その理想通りにエスコート出来て初めて好走できるレース(1番人気を背負ったルメール騎手なんかは、そこまで思い切った策は、今回描いていなかった様子)。

さらに、レース上がり33.1秒ともなれば、この馬は一瞬急加速部分で見せ場を作って終了となるのは当然の帰結といえるか。

 

 

ウインガナドル

予想➡➡➡

結果➡➡➡8着

いくら「先行手薄」だからって、自身のキレが通用しなくなるほどペース下げ過ぎたらいかんでしょうよ。

「逃げなくても」とか言ってるから、嫌な予感はしていたが......。

このペースで想定通りの位置で運んで、上り5位にも入れず0.5秒差8着、ここまで“お膳立て”してしまったらこの馬にはこのくらいが限界だった。

 

 

サトノダムゼル

予想➡➡➡

結果➡➡➡5着

ラスト1Fで先頭のジナンボーに襲い掛かった瞬間はアツかったが。

一気に飲み込んで単独先頭に躍り出るかに見せたのだが、ササってしまい痛恨のラストで四苦八苦の矯正シーンに見舞われる。

いろいろと特殊レース過ぎてラップ適性云々は問えない敗戦で、テン乗りが裏目に出たか。

 

 

 

ブラヴァス / △サンレイポケット / △ジナンボー 他

勝ち馬ブラヴァスは、予想編に書いた通りこのド瞬発戦で「まさか!?」の(笑) 突き抜けV。

ただ、3着△サンレイポケットも含め、この超特殊レースでちょっとラップ適性以外の要素で上手くいった部分が大きい。

何せ、「レース前に描いていた通りに(本当に描いていたかどうかは知らないが)」をいかに実現できたか、ハマった感臭が強すぎる。

また、このラップで直線序盤で瞬時に前に並びかけずに、最後の最後に先頭に並びかけていく際のこの2頭の脚は、どちらかと言えば超スピード質の持続力だったとみている(外ラチ沿いの“動く歩道”状況も相まって)。

 

 

2着△ジナンボーは、上位の中では唯一前に行っての2着で、上記2頭と違い内寄り(6分どころあたりを通って、「内寄り」(^_^;))も通ってのもの。

上がり3F数値的には見劣っても、11.9 - 10.8 - 10.7 - 11.6ラップをほぼ先頭で走り続け、他に比べてグリーンベルトを活用せず2着したこの馬は、最もこの新潟2000mへのラップ適性の高さを示しての好走といえる。

 


他、11.9 - 10.8の部分で瞬発力勝負をちゃんとして良い負け方をしたなと思うのがリープフラウミルヒ。 

もともとこの馬は、小回りでも一瞬しか脚が使えなくて取りこぼしてきているくらいの馬なので、このコースで当たり前の後半脱落の結果なのだが、この内容なら得意条件での重賞で楽しみ。 ☆次走注目馬☆

 

 


また、ゴールドギアも不利な状況下よく頑張った組。

最後でジナンボー同様に内寄りを通った割には良く伸びていて、こちらは対照的に長い直線での持続質の脚が生きていた印象。

通るコース次第では、もっとやれていて良かった。

 

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