競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【鳴尾記念 2022 レース回顧・結果】前に拍手の好レベル戦も……~大きく頭数割れしての惨事

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鳴尾記念 2022 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
 1 ヴェルトライゼンデ 1:57.7 33.7
 2 ジェラルディーナ 1:57.8 33.6
 3 サンレイポケット 1:57.8 33.6
 4 ギベオン 1:57.9 34.3
 5 キングオブドラゴン 1:58.0 34.6

 

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 鳴尾記念 2022

 
6/4 鳴尾記念 ▲不的中
 
 
レース全体のふり返り
 
馬場は通年平均比-1.0秒に近くなかなか速い状態でイン伸び
 
前半1分00秒1はこの日の馬場としては古馬OPの標準的なペースも、後半の57.6秒が水準上でG2レベル決着
 
コースレコードのジャックドール(’22G2金鯱賞)にはさすがに及ばないものの、2着レイパパレ(1分57秒6)あたりとは遜色なく、そのスーパーG2級金鯱賞と近しい額面レベルとなった(当時との大きな馬場差はなし)

11.4 - 11.3 - 11.1 - 11.9の平坦戦で、持久質であればこの3トップ(2~4番人気)というG2級脚力勢が1~3着を占めた

 

 

 

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鳴尾記念 2022  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

ショウナンバルディ

予想➡➡➡

結果➡➡➡7着

それが最大の敗因だろうが、▲キングオブドラゴンとともに番手追走のこの馬も、良いペースで運んで好戦・鳴尾記念を演出している。

とにかく、この5F以上に、7Fにかけても速い流れが高速決着へといざなう流れで、単純に時計的にもこの馬には苦しかった。

これで、次本物のG3に地盤沈下すれば、(特に瞬発戦寄りで)勝利のチャンスまで。

 

 

ギベオン

予想➡➡➡

結果➡➡➡4着

コース適性にかけて、この馬を軸にした勝負というのが最もバランスに合うとみて狙ったが、◎がショウナンバルディだったように、そもそも瞬発戦ラップを見越してのもの。

この好ラップ、平坦戦、ハイレベル決着の中で4着というのは、馬券的には外してなお良い適性を持っているなと感心したところ。

この日の後半ラップは、(大金星を挙げた特殊馬場の21年を除き)ハイレベル戦5着の22年金鯱賞、4着した20年金鯱賞の瞬発戦2回とは違うものであり、その点でも3着サンレイポケットとこの差というのは適性でもってかなり跳ね上げたパフォーマンスだったと見て良いだろう。

 

 

ヴェルトライゼンデ / ジェラルディーナ / サンレイポケット/ ▲キングオブドラゴン / ◯カイザーバローズ / ヤシャマル

勝利したヴェルトライゼンデも、想定外のハイラップ(平坦戦)×ハイレベル戦がまず大きなポイントとなった。

加えて、2~3着に比べれば、内々ロスなく、しかもD.レーン騎手の早仕掛けというのも、このコースとこの日の馬場状態に至極マッチしていた。

緩んでの1分59秒台あたりを見込んでいたこちらの思惑とは、だいぶ次元の異なる決着でいきなりから相当出し切ってきた印象。

もちろん、ここから良くなる可能性も十分にあるが、反動懸念も大いにあると思われる。

 

2着ジェラルディーナも、位置取りや走破タイムを考えると強い内容。

コース自体が差し切りが難しいうえに、この日の馬場としてもなかなかイン前が強く、困難な中でよく戦っている。

先々どうこうは、馬場や展開にもよるので常に当日待ちという感じになるが、とりあえず「牡馬混合戦の厳しいラップでこそ」のG2脚力についてはいかんなく発揮した。

 

3着サンレイポケットも、緩んで凡戦になっていたら掲示板すら危うい、という状況の中で、この好戦になって良い競馬を見せた。

あまり語るべく目新しいところもないが、この馬の場合はっきりと宝塚記念を見据えての出走だっただけに、好材料も多そう。

ただ、この馬が中京で届くために、少頭立てで流れるという絶好条件が発生していたことも事実。

 

▲キングオブドラゴン(5着)も、得意の平坦戦に持ち込めた中とはいえOP未勝利の身でG3勝ち水準を軽く上回りスルー不可避の内容と言えるが、ここでは◯カイザーバローズ(6着)とヤシャマル(8着)の2頭に注目しておきたい。

何せ、狙いとは正反対の持久戦だったわけで、この2頭の瞬発型は凡走度はそれぞれ違えど敗戦理由はハッキリというところ。

◯カイザーバローズの0.4秒差は、中身的には全く不満はないし、上位のG2級パフォーマンスに対して、不得手な流れでもちゃんとG3水準では今回も駆けている。

ヤシャマルに関しては、おそらくこの一貫して速い流れをまともに好位でついていったことが響いた結果だろう。

後半の持久質展開もそうだが、その前から追走に脚を使ったことも相当向かなかった可能性がある。

◎ショウナンバルディあたりが楽をする展開なら、凡戦差し遅れ決着の中でただ一頭差してきて波乱の使者になるなど、全く違った着順で入線していた見ておきたい。