競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【目黒記念 2021 レース回顧・結果】蓋して残されたら敵わん

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――前が離して縦長というパターンだけが、この外差し狙いで恐れていたことなんよ~、という。。。

目黒記念 2021 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
 1 ウインキートス 2:32.8 32.5
 2 ヒートオンビート 2:33.1 32.4
 3 アドマイヤアルバ 2:33.4 33.0
 4 グロンディオーズ 2:33.6 32.7
 5 ゴールドギア 2:33.9 33.3

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 目黒記念 2021

 
5/30 目黒記念 △不的中
 
 
レース全体のふり返り
 
 
馬場状態については、日本ダービー回顧編参照
 
前が2頭で離して逃げる形になっても、前半900mは57秒台後半、同5Fで推定1分4秒0という超超超スロー
 
きょうび、3歳未勝利の2400mでもなかなか起こり得ない、この日の馬場では実質65秒台という駄ペース
 
しかも、1000m通過以降もペースが上がらない前2頭と後続との差はそこからむしろ一旦広がり、結果12.5 - 11.1 - 10.6 - 11.1の超急流ド瞬発戦となって前残り
 
レース上り32.8秒というのは当然異常値で、アルゼンチン共和国杯でもあまり見られないようなヨーイドンの競馬に
 
 
 

目黒記念 2021  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

各馬の前に、レース全体としてあまりにも4番手以下が慎重過ぎた。

このペースで、トップウィナー、ウインキートス(1着)の2頭が離していて、3番手アドマイヤアルバ(3着)に蓋をさせているようではいけない。

そしてその4番手が我が◎ダンスディライトだったのが、切ないところ。

 

 

ダンスディライト

予想➡➡➡

結果➡➡➡6

あのペースになって4番手からの競馬になったことは正解。

ただ、本当はもっとヒートオンビート(川田騎手)やら、アイスバブル(石川騎手)やら、ムイトオブリガード(横山武騎手)やら他が、上がっていってくれなければいけないところ。

至って普通に2番手で運んで見せたウインキートス、ちょっと慎重だけどまあ悪くない程度でレースをしたアドマイヤアルバに対し、あんなに溜めまくっていた後続はさすがにボーンヘッド。

2着した川田騎手の競馬でも、完全にミスっている。

 

 

他、1~3着も言っちゃあただの前残り、◯ディアマンミノル(14着)、▲ミスマンマミーア(12着)、☆サンアップルトン(7着)もただの展開泣き、「誰かもっと仕掛けてよ!」敗戦。

「ジョッキーみんな寝ていました」by C.ルメール on the グロンディオーズ(4着)のコメントが的確過ぎて笑った、というだけのレース。

2021年日本ダービーで「最も運が良かったのは?」については、(勝ったとはいえ、ああいう展開だったシャフリも微妙という意味を含んで)断言はできないところだが、2021年日本ダービー・デーで「最も運が良かったのは?」の問いへの答えは、目黒記念Vウインキートスで明白である。

こんなタダ貰い的なことが、この日のジョッキーメンツの中でそのジョッキ―自体が要因となって起こるのだから、競馬は不思議である。