競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【中京記念 2021 レース回顧・結果】微妙に前2週からは変調した馬場が騎手心理に影響

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――▲が◎に格上げ出来なかった時点で、ほとんどケンみたいなものだったレースではありますが。

中京記念 2021 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
 1  アンドラステ  1:46.2  34.3
 2  カテドラル  1:46.3  33.7
 3  クラヴェル  1:46.3  33.5
 4  ミスニューヨーク  1:46.5  34.3
 5  ロータスランド  1:46.6  34.9

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 中京記念 2021

 
7/18 中京記念 △不的中
 
 
レース全体のふり返り
 
 
土日にかけても少雨がパラつくなどもあったせいか、前週までほど超速馬場ではなく、-1.0秒/1000m近辺まで鈍化
 
それに伴い、極端なスロー以外での逃げ馬の粘り込みが難しくなり、内ラチがやや荒れてきていた印象
 
馬場換算でどスローと言っていい前半59.9秒の入りから、後半4つはこの日の馬場なりの平均ラップを刻む
 
11.6 - 11.5 - 11.5 - 11.7の平坦戦で、前有利・低レベル1分46台決着に
 
 
 

中京記念 2021  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

アンドラステ

予想➡➡➡

結果➡➡➡ 1

正直、週半ばに記した予想編記事の段階から、当日にかけて上記のように馬場レベル鈍化とセットで、逃げたもん勝ち状況が薄れていたので、◎◯入替も考えていたくらい。

この馬アタマは厚めにした、そういう番手絶好感の中での勝利。

加えて、この少頭数さながらレベル上がり切らず戦で、自身としては前走のマーメイドS(55キロ)と斤量換算するとほぼ同等レベル駆けでのもの。

特に、評価が上がるところはない勝利内容。

 

 

ディアンドル

予想➡➡➡

結果➡➡➡8着

逃げても、直線でも内を空けているのでその点は鞍上は好判断。

ただし、前半のラップがいただけない。

自身が落とし過ぎて、レース上りを34.7秒にまで速めてしまったことによる敗退だろう。

ただ、それにしてもここまで止まるのは誤算で、他にも敗因はありそう。

 

 

ボッケリーニ

予想➡➡➡

結果➡➡➡6着

上りのスピード勝負を、この形になってしまっては......。

テン乗りでもないんだし、まったく浜中騎手ときたら。4コーナーの位置取りではなく、(この頭数での)1コーナーでの通過順でやらかしている。

番手の形は取れたし、そのうえで前半のラップを上げなければこの結果になるのは分かるはず。

馬としてはみすみす大凡走もいいところである。

 

 

 

全般として、まず瞬発戦向き(クラヴェル×ロータスランド)はさすがにこの後半4つの持続力勝負では連対圏は厳しく、加えて◎ディアンドル、☆ボッケリーニと同類の平坦戦型でも上り3つのスピードで劣る組(▲ミスニューヨークなど)も苦戦した印象。

もう少し歴然としたスピード馬場を描いて、少頭数でも前半からトータルスピードを求められる展開になると踏んだが失敗だった。

そこまでの騎手心理が働く馬場ではなかった。ここが、予想としては最大のズレ部分。

 

そんな中で、平坦戦でここのところ好パフォーマンスだったとはいえ、あれだけ大きく外を回されてレース上りを1.0秒上回り2着に入ったカテドラルは敗れて強し。

ここでは、一枚もニ枚も上だった印象。

何せ、『ジッと抱えて"田辺式”で成果を上げる馬だけに、参戦自体なんともミスマッチで......。鞍上は当然考えて乗ってくるだろうが、(中略)今回ばかりは、走る前から鞍上に同情するし、「いや、無理なの走る前から分かったでしょ」という"禁句”をレース後に言わせてあげたいくらいに思ってしまう。』と、(週半ばの某予想オッズ2番人気想定で)予想編でこき下ろそうと思っていたくらいの馬。

人気もそんなことはないと思ったし、イヤな予感もしたので、踏みとどまって良かったが^^;

そんなこんなで、自分の中ではそれでも指数レベルは低くとも、この馬の評価がうなぎ上りの今回だったというところ。 ☆次走注目馬☆