競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【函館記念 2021 レース回顧・結果】ハイレベルな前々2頭に、1頭突っ込んだ黒帽が...

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―サブタイトルはもちろん、「バブル弾ける!」^^;

函館記念 2021 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
 1 トーセンスーリヤ 1:58.7 35.5
 2 アイスバブル 1:59.2 35.1
 3 バイオスパーク 1:59.2 35.8
 4 ディアマンミノル 1:59.2 35.1
 5 サトノエルドール 1:59.2 35.6

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 函館記念 2021

 
7/18 函館記念 ◯的中
 
 
レース全体のふり返り
 
 
+0.5秒(1000mあたり)近辺の馬場で、前半58.5秒は前が離して逃げたものとはいえかなりのハイペース
 
ただし、そこからラスト3つ目までがペースダウンしたこと、実質的に3番手トーセンスーリヤ以下の競馬になっていることを思うと、59.0秒-59.7秒のハイレベル持久戦とみられる
 
レースラップは12.2 - 12.3 - 11.6 - 12.1の瞬発戦の形となり、見た目の印象通り長い"プロローグ”が終わってトーセンスーリヤが先頭に立ったラスト2F地点からの勝負になっている
 
 
 
 

函館記念 2021  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

バイオスパーク

予想➡➡➡

結果➡➡➡ 3

57キロを背負って、この日の馬場で1分59秒2ならよく頑張っただろう。

勝ち馬は強すぎたし、3番手以下のペースも決して楽なものではなかったとみられる中で健闘した。

その◯トーセンスーリヤに、小細工無しに真っ向勝負を選んで残したのはこの馬だけだし、実質的なトップハンデでの内容。

昨年のこのレースで示した通りの強さだったと思う。

やはり、右回り、平坦、適度に時計を要する馬場なら走る。

 

 

トーセンスーリヤ

予想➡➡➡

結果➡➡➡1着

いくら前半58.5秒は実態とは乖離のあるラップとはいえ、自身前半59秒0前後-後半59.7秒(推定)あたりでの1分58秒7の走破時計は非常に優秀。

これなら、G2札幌記念は当然として、G1戦線にも胸を張っていける。

指数レベルとしては文句なし。

あとは、速すぎず極端にタフで外差しになり過ぎずという馬場次第。

 


しかしまあ、土日とも「そんなこと繰り返してちゃあ、一向に一撃回収できないんですよ」続き。

◎が勝とうが、◎◯1-3着で決まろうが......なぜか敗北感しかないこの週末。

その真骨頂となってしまったのが、調教編で1番手にピックアップしていた2着アイスバブル。まさに、一変(苦笑)。

詰まって追えていないことを思うと、水口Jだったことを思うと、実際には"完勝の2着”級内容だっただろう。

2日続けて、イン突きにやられていて、せめて「(Aコース最終週でも)イン差し一発あるぞ」という教訓だけ残しておきたい。

にしても、距離のことはまだしも、「この馬=高速馬場でこそじゃなかったんかい」というのに完全にやられた。

 

 

あとは、◆ディアマンミノルがやはり、54キロでここでは例年の勝ち負け水準にまで来ることが出来る素質があるんだなと再認識した。

レース上り36.0秒を味方につけた中でのものとはいえ、完全な差し馬場、差し展開ではない中でよく追い込んでいる。

 

 

とにもかくにも、土日重賞で◎たちが満足に走ってくれて、これほど哀しい気持ちで振り返るというのもまた珍しい。