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――そして、流れて◆くさい(笑)
目次
- 函館記念 2021 レース概要
- 函館記念 2021 枠順
- 函館記念 2021 ラップ適性・追い切り
- 函館記念 2021 過去レース傾向
- 函館記念 2021 レース傾向分析&考察
- 函館記念 2021 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
函館記念 2021 含む、7/18(日) 函館競馬の追い切り注目馬はこちら
中京記念 2021 予想 追い切り・ラップ適性考察
中京記念 2021 含む、7/18(日)小倉競馬の追い切り注目馬はこちら
7/18(日) 福島競馬の追い切り注目馬はこちら
函館記念 2021 レース概要
函館記念 G3
2021年7月18日 1回函館6日目
発走時間:15:25
函館 芝2000m
サラ系3歳以上 オープン
2020年優勝馬:アドマイヤジャスタ 牡4 1:59.7 吉田隼人
函館記念 2021 枠順
函館記念 2021 ラップ適性・追い切り
函館芝2000mは過半数が平坦戦 ※ となる舞台で、残りの大半は瞬発戦のセッティング。
※ラスト4Fの各区間加速内に、-0.5秒以上の加速(差)が生じないレース(例:12.1-12.0-11.9-12.2)が定義
タイセイトレイル、ハナズレジェンド、バイオスパーク、ディアマンミノル、マイネルウィルトスらが上位。
追い切りからは、アイスバブル、トーセンスーリヤ、ディアマンミノル、タイセイトレイルを評価。
函館記念 2021 過去レース傾向
傾向的には、手元にある資料を見る限り、
※例年通りだと、最内枠だけは微妙もほぼ内枠優勢は間違いないところで、もう20年近く、2枠が(複勝率ベース)トップに立ち続けているレース
該当馬➡➡➡今年はその例年通りではない、Aコース施行
※ハンデ戦らしく10番人気以下の穴馬の激走が毎年のように頻発するレースだが、ここ15年ほど関東馬は10番人気以下での激走はなし
該当馬➡➡➡(関東馬で2桁人気の)ワセダインブルーあたりは苦戦か
※過去好走例が多く、重要ステップと見られている巴賞組は、回収値的には全く見合わず要注意
該当馬➡➡➡ワールドウインズ、ジェットモーション、ドゥオーモ、サトノエルドール、マイネルファンロン
といった感じ。
函館記念 2021 レース傾向分析&考察
昨年は、前半58.8秒、レース上り37.1秒が示す通り、消耗度が高まり過ぎての差し大荒れ決着。
今年は何より、Aコースで行われるという部分が大きいだろう。トウケイヘイローの年以来のAコース施行となる。
昨年(Bコース施行)も記事中に書いたが、もともと「枠順傾向の強いレース」であり、「AコースとBコースでは、その傾向が様変わりする面白いコース」なのが、この函館芝2000mである。
例年、最内1枠を除けばほぼ4枠から内が圧倒、特に2枠が好調(詳細は昨年記事参照)という部分が、Aコース開催の今年は外寄りにシフトしていく可能性が高い。Aコース施行時は4~5枠が率・回収値共に突出している。
ラップ面からは、まずはやはり平坦戦が基本形、というセッティングでそこに結構な割合で瞬発戦が混じる傾向。
このレースもほぼそのコース適性なりといった感じ。
そんな中で、18年は瞬発戦、19年は平坦戦、そして前述のド消耗戦の20年と、前半のペースが鍵になりそれによってはパターンは多岐にわたる、そんな流動情勢となっている。
2点目に記した傾向は、「人気」ではなく「オッズ」で見るとさらに面白く、近10年ベースで、
・関東馬→単オッズ7.0~19.9倍で(3-3-3-15)単回98複回150 20.0倍以上では(0-1-0-38)複回15
・関西馬→単オッズ7.0~19.9倍で(3-1-4-22)単回81複回106 15.0~99.9倍で(1-5-5-28)複回264
と、15.0~20.0倍あたりを境に東西の差が顕著。
明らかに中穴までの関東馬に対して、100倍未満なら複では大穴まで狙える関西馬、という結果となっている。
また、イメージギャップという点では、近年の「前走巴賞組」成績不振が興味深く、(1-5-2-46)※近10年と低調で、複回こそ昨年のドゥオーモの一発で84まで上げてきたものの、同組の滞在&ひと叩き効果に期待するよりは避けて他ローテ組を積極的に狙うべきというのが実情。
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単勝1414円
馬連22959円
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函館記念 2021 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
◎バイオスパーク
というわけで、先述の通り「Aコース開催」という地味なポイントを切り札に、例年より明らかに中~外シフトさせた予想でいく。
ちょうど、先週の競馬でもコーナーで外目を回した組が攻勢を強めていた印象もあって、土曜の馬場もそれを踏襲した結果になってもいたわけで。
(函館記念まで今週まだ1鞍も組まれていない2000m戦ということもくんで)絶好枠とみなす、8枠15番◎バイオスパークに前年以上を期待する。
去年はあの消耗戦になって、55キロで粘っての3着とかなり強い内容。
その後の重賞制覇は納得の部分で、昨年のような激流はなさそうな今年は57キロで厳しいと見られての"お買い得”シーンか。
3走前は中山の坂、2走前は高速馬場、前走は新潟のワンターン形態と左回り、と敗因はハッキリしている。
そして、そのどれもが今回には当てはまらない可能性が高い。
Aコース開催でなければ枠を嫌ってもいいシーンだと思うが、それでも全般諸々「内枠有利のレースとの乖離」を突いてこその今年という目論見から、この枠で買いやすくなったくらいに捉えて狙っておきたい。
◯トーセンスーリヤ / ▲ワセダインブルー 他
◯トーセンスーリヤの前走新潟大賞典は激ハイを刻んだレース。
走破時計的にも、早め先頭の形的にも、4着に負けて悪くなしの内容で、前走レベルを再現してくるなら56キロでここでは負けてはいけないくらい。
状態面も、ここでは(適性外とみられるアイスバブル1頭を除けば)トップ級の仕上がりだろう。
▲ワセダインブルーにとっては、実距離としては1F以上短いこの2000mだろうが、少し時計の掛かっている洋芝なら平坦戦〜消耗戦でチャンスはある。
もともと、(距離は足りないが)七夕賞、小倉記念あたりでチャンスと3走前に目をつけていた存在。
関東馬の人気薄ということで過度な期待は禁物と自分に言い聞かせつつも、(自分にとっては)特別な狙いということで。
☆ジェットモーション。
4走前からすると、平坦コースでの消耗戦寄りの差しなら54キロであれば一気の頂点まであっていい。
前走は、完全に脚を余しての負けで敗因明確。
コーナーで、押し込められる位置、枠になりそうで、もう少し外目の枠が理想だったが構想のチャンスは十分。
◆ディアマンミノル。
外回り向きと距離不足明白ではあるが、ラップ適性とポテンシャル的には54キロで一発あっていいところにいる一頭。
昨年のように流れてくれないと届かないだろうが、人気もないだろうし、ちょうど去年のアドマイヤジャスタ狙いなら今年はこの馬かもしれない。
調教で良く見せる馬だが、今回も少なくとも悪くはないだろう。