競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【函館2歳ステークス 2021 レース回顧・結果】本命リコリス快勝も、男ゴコロが...

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函館2歳S 2021 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
 1 ナムラリコリス 1:09.9 35.7
 2 カイカノキセキ 1:10.1 36.0
 3 グランデ 1:10.2 35.1
 4 イチローイチロー 1:10.3 35.8
 5 カワキタレブリー 1:10.4 35.4

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 函館2歳S 2021

 
7/17 函館2歳S ◯的中
 
 
レース全体のふり返り
 
 
前年に続き1分9秒台後半決着
 
ただ、この日の馬場レベル(+0.5秒/1000mあたり程度)を考えると、十分水準級
 
11.4 - 12.0 - 11.9 - 12.3(平坦戦)の後半ラップも含め、4F目でかなり緩んだことを除けばまずまずな内容
 
そこそこなペースで引っ張る2頭を、直後でマークする形で進めた3~4番手のワンツーで決着
 
 
 

函館2歳S 2021  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

ナムラリコリス

予想➡➡➡

結果➡➡➡ 1

この馬と△カイカノキセキがワンツー、前2頭が失速して低パフォーマンス敗退というあたりからも、理想的な形だったのは事実だが、2着△カイカノキセキを上りで0.3秒上回っての1馬身1/4差だけに侮れない。

ここまでの戦績から、あまりにもスピード勝負になるとプラスにならない反面、牝馬ながら重厚なレースもこなすスプリンターとして、引き続き活躍が期待される。

ジョーカプチーノ産駒の抜群相性というのも、その馬場適性と併せて今回の大きなポイントだっただろうが。

 

 

カイカノキセキ

予想➡➡➡

結果➡➡➡2着

持ったままの手応えから追い出され一時は勝ちパターンかにも見えたが、今日は相手が一枚上だった。

それでも、短期放牧明け2戦目でこれだけたやれればここから先も期待できる。

 

 

グランデ

予想➡➡➡

結果➡➡➡3着

調教編で上げておきながら◎△の相手としても華麗にスルーしてしまったところ激走。

最内枠から見事に運んできていたとはいえ、この日の馬場で1分10秒2で駆けているのだから立派。

 

 

ポメランチェ / ◯リトス / カワキタレブリー

7着ポメランチェ、8着◯リトスは、自身たちが刻んだラップではあるものの、レース上り36.2秒の部分で大きく下げた結果だろう。

やはり、400キロ台の牝馬ということで、分かりやすくタフな馬場で相対的にパフォーマンスを落とし、かつこの日の馬場では前半3つで少し飛ばし過ぎてそれが助長されてしまった。

少し注目したいのは5着カワキタレブリーの負け方。

中1週で小柄な馬で上積みは無いに等しいなか、しかも初戦からはさらに前半スピードを求められて押せ押せの態勢に。

それでも最後まで止めずに良く伸びていた。6着トーセンヴァンノとは序盤の追走苦度合いが全く違うし、この鞍上。

ドレフォン産駒で未知な反面、距離が伸びてのレースぶりに可能性を秘めているように思う。