競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【共同通信杯 2022 レース回顧・結果】2000m相当戦

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共同通信杯 2022 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
1 ダノンベルーガ 1:47.9 33.7
2 ジオグリフ 1:48.1 34.0
3 ビーアストニッシド 1:48.3 34.7
4 ジュンブロッサム 1:48.5 34.5
5 アサヒ 1:48.7 33.8

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 共同通信杯 2022

 
2/13 共同通信杯 ▲不的中
 
 
レース全体のふり返り
 
 
昼前から降り出した雨により稍重に変わって、通年平均比1000mあたり+0.5秒までの少し時計を要した状態で行われた
 
12.5 - 11.3 - 11.2 - 11.8の急加速戦だが、レースとしては比較的前半がそこそこ流れ、レース上り34.3秒は稍重を考えると上々という決着に

共同通信杯の水準より上は確実で、額面的な価値だけでいえばこの1分47秒9決着は、前年(エフフォーリアV)より上

 

 
 

共同通信杯 2022  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

レッドモンレーヴ

予想➡➡➡

結果➡➡➡6着

鞍上も言うように、序盤(実質力んだ、どころではなく掛かっていたか)が敗因で、あそこでひと我慢があれば......と悔やまれる一戦。

それでも、直線を向いた際の手応えからは一瞬楽しみを持たせてもらったのだが。

ラスト400mで追い出されてから弾けずの、まさしく不発競馬で、外から交わされた後は逃げ粘る3着ビーアストニッシドも交わせず失速しての6着。

今日は、外寄りの枠から壁が作れずの敗戦。

 

 

ダノンベルーガ

予想➡➡➡

結果➡➡➡1着

正直、この馬のずっと3番人気というあたりには不気味さを感じてはいたが。

このオッズで、デビュー2戦目の共同通信杯で、嫌うほうに賭けてしまった。

要は見抜くことが出来なかった。

スタミナ的には2000mも十分こなせる(というか、この1800mは短いくらい?)ところがあっての、少し時計を要し始めた稍重馬場というのは良かったのかもだが、それにしても掛け値なしに立派な内容。

何より、やはり中距離なら世代最上位であるジオグリフが、ほとんど出し切っているのにそれに対して完勝しているのだから強い。

1キロ差といえど、1馬身1/2差つけていれば、負けたほうの言い訳としても少し苦しいぐらいで。能力はやはりG1級とすべきだろう。

 

 

ジオグリフ / ビーアストニッシド / ◯ダノンスコーピオン / ▲アケルナルスター

2着ジオグリフも、特に悲観する必要のない好レベル2着。

こちらもG1に向けて視界は広がった。

 

3着ビーアストニッシドは、上位2頭もそうだが、この瞬発戦でも案外2000m以上のスタミナを求められたのではないかというレース質で、京都2歳S経験も生きた。

折り合い良く運べたこと、雨中のレースもその点を考えるとプラスだった可能性があること、なども追い風に十分好内容で駆け抜けた。

 

◯ダノンスコーピオン(7着)は、「距離が長い」との談話。

確かに、稍重でこのレースにしては比較的流れたあたり、スタミナは例年より求められていただろうが。

いずれにしろ、今日はいろいろと合わなかった一戦と判断しておきたい。

 

▲アケルナルスターは、週半ばあれだけ期待していたのに当日あっさり下げたように、「お察しください(キレッキレ期待馬、痛恨の稍重施行)」状態がそのまま露見した結果とみている。

パンパンの良馬場なら、今回の相手に好走できたかどうかはいざ知らず少なくともレース上りを下回るはずはないわけで。

 

 

予想としては、こういう末脚型メンバーで穴は前とみた中で、レッドモンレーヴとビーアストニッシドの2択を間違えた完敗戦。

今の府中の馬場で上り不安がないほうを選んだ結果だが、当日感じていたように「決め手優位が薄れつつある」状況だったのだから、もう少し逃げ残りの線を検討しても良かったか。

内が特に健闘していたわけでもなくラチ沿い粘り込みよりも、まさにレッドモンレーヴが通ったあたりを一発コースと描いてしまっていたので仕方ないと言えばそれまでの部分だが。