競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【京成杯 2020 レース回顧・結果】受難のノーザンF評判馬、ここも獲れず

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――スパイラル?いや……必然、かな。
 
 
目次

 

京成杯 2020 予想はこちら

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京成杯 2020 含む、1/19(日) 中山競馬の追い切り注目馬はこちら  

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京成杯 2020 レース結果

 

着順 馬名 タイム 上3F
 1 クリスタルブラック 2:02.1 35.4
 2 スカイグルーヴ 2:02.2 36.2
 3 ディアスティマ 2:02.6 36.4
 4 ビターエンダー 2:02.6 36.2
 5 キングオブドラゴン 2:02.8 36.6

 

 

ホネ的! レース回顧/レース分析 京成杯 2020

 
1/19 京成杯  ×不的中
 
 
レース全体のふり返り
  
 
想定通り、急加速は入らず12.2 - 11.8 - 11.8 - 12.6の平坦戦ラップ決着
 
 
当日馬場は晴れて回復途上のなか開催が進んだが、結局12Rまで稍重を維持した状態のまま(前日土曜よりは若干戻して+0.5~+1.0秒あたりの掛かり具合だったとみられる)
 
 
1秒程度時計が掛かることを思うと、このラップ構成での2分2秒1決着は近2年と遜色ないレベルとみられる
 
 
11.8 - 12.6とラストで0.8秒減速というのは過去10年で最大で、かなり前は苦しいレースをしていた印象
 
  

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京成杯 2020  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

ロールオブサンダー

予想➡➡➡

結果➡➡➡7着

4番枠からスタートを決め、他が思いのほか競りかけてこないため早々と単独先頭。

そのままマイペースで運ぶが、4コーナーにかけて楽な手応えで並びかけてきたスカイグルーヴによって後半3Fはこの馬にとっては厳しいペースになってしまった。

残り200mを切って後続に迫られると、余力無く上がり37.1秒まで落としての失速。

前日の雨(雪)によって先週までのように、ハナに立って経済コースで粘り込むというのが通用しづらい上に、後半のプレッシャーと多重苦で、現状の能力ではやむをえない印象の7着敗退。

 

 

スカイグルーヴ

予想➡➡➡

結果➡➡➡2着

正直、「勝たれたか」という残り200mまでで、◎ロールオブサンダーとともに後続を離して直線に入ったこの馬までの◎◯2頭は、結構展開的に苦しかったと思う。

そんな中、後続にきっちり2馬身半差をつけて正攻法の競馬で2着に残すのだから大したもの。

予想編にも書いた通り、真逆のセッティングという点に加え、稍重のままレース上がりも36.2秒と掛かった展開を、デビュー2戦目の牝馬がこなしたのだから及第点を与えられる。

ただ、どんな言い訳をつけようと、今日が決してハイレベル戦ではないのだから、やはり不満だった調教過程、厩舎力という点はこれからの戦績で露わになっていきそうな気もするところだが。

 

 

キングオブドラゴン

予想➡➡➡

結果➡➡➡5着

4コーナー4番手と比較的前に行った組の中では、上がり36.6秒で踏み止まりまずまず頑張ったほうの5着。

ただ、追い切り良く、パドックで良く見せてとかなりの好状態でこれという点は忘れてはいけない部分。

 

 

クリスタルブラック

予想➡➡➡

結果➡➡➡1着

序盤は頭を上げたり、粗さが目立った。

ただ、相変わらず4コーナー手前からのこのコースでの進出ぶりには目を見張るものがあり、大外一気の戴冠。

キズナ産駒だが、ちゃんとした京成杯ラップのこのレース(しかも稍重)を勝ち切ったことで、父父ディープ寄りではなくかなり重厚なタイプであることは間違いないだろう。

前には行けないだろうし、この鞍上ということで、府中や外回りコースの王道路線ではしばらく低迷が続くか。

 

 

ディアスティマ

予想➡➡➡

結果➡➡➡3着

主流血統ディープ産駒の、瞬発戦勝ち→平坦戦3着臨戦のノーザンF生産馬ということで、絶対に嫌いたい馬だったのでノーマークの3着。

ただ、この馬がここで離された3着だったことは、ますますその王道路線タイプを表しているとみていて、こなしたというより“もっと能力があるけど、やはりこの条件ではこの程度”といった印象。

何よりシュタルケ騎手で芝重賞を好走したのだから、まだまだ今後“表街道”=クラシック戦線で今回の“借り”は返させてくれる馬だろう。 ☆次走注目馬☆

 

 

 

直線入り口では、「これは!」と期待した一戦だったが◯スカイグルーヴが早めに潰しにくる展開に◎ロールオブサンダーは苦しくなってしまった。

結果、差し切りに繋がった☆クリスタルブラックは、本当は「最後の最後に3着にチョイ差しで浮上」くらいでちょうどだったんだけどな〜、はぁ~3複54.4倍~(^-^;

 


さてさて、なんだかんだでこれでシンザン記念→フェアリーS→京成杯とノーザンF評判馬が連戦連敗となった。

まあ、よく競馬を見ている方は皆もうお察しの通り、これ全部完全に「馬場」と「適性外条件」のWパンチによるものでほぼ間違いないだろう。

ルーツドールの時にも、そしてスカイグルーヴの時にも触れた“王道路線とは異なる平坦ラップ”になること請け合いな条件に使い、馬場は京都・中山ともに近年稀にみるタフな状況。

特に敗因として大きいとみている馬場に関しては、「こんな暖冬なのにね、クスっ」とか言いたくなるくらい不自然な状況だが、京都なんか特に開幕週から「傷んだ部分の修復に努めたけどできませんでした」みたいな(造園科)泣きのコメントでスタートしているのだから完全に異常事態。

これは、さすがにノーザンFもローテーションを組む前に知ることはできないので致し方ないところか。

ただ、もう一歩踏み込むと、この“若駒早期賞金確保キャンペーン”期間中の失策の根本には、「ルメール騎手マター」が遠因として見え隠れしてきてね?と思えてならない。

よく「使い分け」と言われる部分、“落陽”のM.デムーロもあって「ルメールは体2つ無いんで」状況が発生、変に「ルメール騎手をこの馬乗せられるなら(多少の違和感ローテでも)ここ使っちゃえ」「潰し合っても、(賞金獲得ゲームとしては)不正解でしょ」みたいな駒の動かし方、そしてそのツケが回ってきているようにしか個人的には見えない、そんな状況。

(ルーツドールはそもそもルメール騎手を乗せられずだったが、)アヌラーダプラ、そしてこの日のスカイグルーヴは中山の持久戦デフォルトセッティングにルメール騎手でぶつけてきた。

ーー“傲慢”か、“(ラップ的見地の)無知”か。

いずれにしても、今後の馬券作戦的にも、馬場とレース質に密接にリンクした部分として大注目の部分とみている。

と、まあ精一杯、馬のことをかばってみたけど、どうだろうか。

答えは春の訪れとともに……としか今は言いようがないところだが。

 

 

♫気持ち一つで、昨日まで輝くかも

 

 

  

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