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――もちろん重賞だけが競馬ではないですが、ここでの◎51倍Vは年間重賞成績的に非常にデカい、ありがたや~武史J。
京王杯2歳S 2022 レース結果
ホネ的! レース回顧 / レース分析 京王杯2歳S 2022
レース全体のふり返り
京王杯2歳S 2022 各馬ふり返り 予想と結果
オオバンブルマイ
予想➡➡➡◎
結果➡➡➡1着
凡戦の中とはいえ、新馬勝ち直後での見事なG2奪取。
そのレベルが上がり切らなかった主な要因とみる、後半2つの(この日の馬場換算&ペース換算をしての)低速ラップ(11.5 - 11.8)の箇所で、目立つ伸びを披露しての好位差し切りVとなった。
4コーナー1、2番手の1200mタイプがそのまま粘り込んでいるように、またこの日の馬場が顕著に内復活だったように、何もかも上手くいってはいたが重賞実績豊富なファミリー血統馬だけに、今後もスプリント路線で活躍が見られてもいい。
◯ロンドンプラン / ▲ブーケファロス / フロムダスク / スピードオブライト 他
他では、まず◯ロンドンプラン(14着)だが、このコース形態で初の瞬発戦になり、しかも直線立ち上げのところで最も急加速が入る流れというのが裏目に出たというところだろう。
この前半ペースでもかなり序盤に行きたがってもいた。→後日、骨折報もあり(しかも「レース中」とのこと)。
距離と決めつけるのは早計で、少なくとも持久戦の千四なら挽回十分と思われる。
2着フロムダスクと3着スピードオブライトは、まずこの日の府中芝の状態を如実に表す4コーナー1、2番手からそのまま内ラチを通す形が大きい好走内容。
加えて、前半3Fに関しては馬場換算後で決してハイペースではなかったというのも大きく、ひと呼吸入れての瞬発戦に持ち込めば、1200m実績のみのここまでの両頭でも結構楽だったというところだろう。
その結果が、この1分21秒1の古馬1勝クラス程度の平凡レベル2~3着ラインだったとみられる。
他では、いずれも追い込む形となってしまった ▲ブーケファロス(6着)、ミスヨコハマ(7着)、エナジーチャイム(8着)が、まずまず条件適性の違いこそあれど2勝目観点で悪くなかった印象。
特に、▲ブーケファロスはこの日の馬場で最も外を伸ばす形でよくやっていたように思う。現状は、置かれても激流を短い脚で差す形で勝ち切りを狙う小回りスプリンター(ゆえに展開左右型の成績不安定戦歴になっていく)としての大成を目指すことになりそうだが、このまま主に折り合いを教え続けてマイルまでのフィールドで戦えるようにし続けていってもいいかもしれない。
今の時点で、この馬は何もビッグアーサー産駒だからといってスプリントだけに目を向ける必要はないと思う存在(上記の通り、その道ですら後方一手になることから成績安定は難しいため)。
ミスヨコハマは、思いの外長く脚を使えていたし、(おそらく)意図的に控える競馬で新味を見せていた。
エナジーチャイムは、このレベルのあの位置からになって、最後は諦めモードで早め終戦していてもあれだけの伸びを示していて、やはりマイル以上であれば視界が広がった印象。