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――馬場が良すぎて前が潰れたという事象、かなと。
目次
阪神牝馬ステークス 2021 予想 追い切り・ラップ適性考察
阪神牝馬ステークス 2021 含む、4/10(土) 阪神競馬の追い切り注目馬はこちら
阪神牝馬S 2021 レース結果
ホネ的! レース回顧 / レース分析 阪神牝馬S 2021
レース全体のふり返り
阪神牝馬ステークス 2021 各馬ふり返り 予想と結果
ブランノワール
予想➡➡➡◎
結果➡➡➡8着
ロードカナロア産駒のこの馬が、上り33.1秒を繰り出して上り6位。
これをやられると、さすがに◎にとっては「ハイ、以上」ってなもんで......。
加えて、陣営からのオーダー「逃げ馬（イベリス）の直後を確保してほしい」が、☆ギルデッドミラーの好発などでままならず、直線でも内でやや窮屈なシーンも。
少しでも理想的ではない運びになっていては、このレース（展開）では命取り。
リアアメリア
予想➡➡➡◯
結果➡➡➡9着
レース後に「他の手を考えないといけないのかな」と福永騎手は漏らしたようだが、予想編に書いたこちらからすると「そうだよ」というもので、この馬もこの形では「ハイ、以上」である。
ドナウデルタ
予想➡➡➡▲
結果➡➡➡1着
完全に、（先述の通りの）◎に対して、こちらはまず枠とスタートで対照的にしてやったりの形。
この馬に関しては、平坦戦タイプだと未だに信じて疑わないところだが、急加速部分を団子状態の最内で回ってこれたことや、ラスト3つ目からの10.7 - 10.8のところで良い脚を使えていたあたりでプラスに変えていた印象。
△デゼル / △マジックキャッスル
勝ち馬△デゼル、2着△マジックキャッスルは、ともにとりあえず現時点で何の文句もつけようのない後半パフォーマンスといったところ。
いずれも、今日のこのレース＆展開でラスト3着以下につけたコンマ1秒差は、さすがG1級と呼べるものだろう。
特に、△マジックキャッスルのラスト300m地点から見せた一瞬のキレは、秀逸なものだった。
問題は、2頭ともこの日の馬場ではさすがにスローすぎた前半1000m58.8秒の流れで、ともに軽く気合をつけつつ後方になっているという点だけ。
マイルを戦っていくうえでは、差し馬場であること、前半で離されすぎるハイペース戦（スプリント質高めの流れ）にならないこと、などが条件になってきそう。
