競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【福島牝馬ステークス 2021 レース回顧・結果】差し勢低調ゆえ…

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――馬場が特殊な状態、瞬発戦不向きなどから人気馬たちが勝手に伸びあぐねた印象。

福島牝馬S 2021 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
 1 ディアンドル 1:46.9 34.2
 2 ドナアトラエンテ 1:46.9 33.7
 3 サンクテュエール 1:47.0 34.1
 4 フィリアプーラ 1:47.0 34.1
 5 ムジカ 1:47.1 33.9

 

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 福島牝馬S 2021

 
4/24 福島牝馬 ◯的中(“秘蔵っ子”△の複)
 
 
レース全体のふり返り
 
 
馬場は速くなく、1000mあたりで通年平均比+0.5秒弱は要していたとみられる
 
スロー明白な流れの1分00秒6で入り、後半も速くなく、レベルとして3勝クラス程度の可能性のある1分46秒台後半での決着
 
2着ドナアトラエンテを含め、馬場の内で2列目以内の組での攻防となっていて、基本的に差し勢が不甲斐なさ過ぎる前残り戦
 
 
 

福島牝馬ステークス 2021  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

アバルラータ

予想➡➡➡

結果➡➡➡12

最後方から大外を、予定通りといった感じで狙ってきたが不発に終わる。

このレベルなら、もう少し差を詰めてきて欲しかったところだが、少なくともレースは内前決着で......。

 

 

サンクテュエール

予想➡➡➡

結果➡➡➡3着

この馬の複のおかげで万々歳だったという決着。

この馬(と、もう一方の△アフランシール)の複勝オッズが◎を上回っていたので戦い易くなった(だけど、決してこの鞍上で重賞でアタマで買ってはイケナイ)というのが、まず直前。

我ながら、予想編での「△献上」の件なんて先週末の記事中でも指折りのベストワークだったかも、と悦に浸っている次第である。

レースは、好位で進めて凡レベルの中での3着と特段強調し辛いものではあったが、この馬の場合字面上の低迷期から脱することがまずテーマであり、今回も大凡走するようならさすがに言い訳が効かなくなるシーンで、格好をつけられたことが大きいか。

瞬発型がこの願ってもない条件に、距離延長で出てきて追走楽に前々確保、レースもレベルが上がり切らず前残りと恵まれ、鞍上大幅弱化を跳ね除けて好走してきたという一戦。

 

 

▲ムジカ / ×ドナアトラエンテ

この枠だけが嫌だった、▲ムジカ(5着)は「そっち(のパターン)!?」という感じの内枠デメリットに泣いた。

決着は内前だったので、金曜想定の馬場がマイナスになるとの見立てとは違う形だが、いずれにしても今日は2番枠が不運だった。

 

基本的に、その▲ムジカを除き、上位人気勢では×ドナアトラエンテ(2着)以外みな、この荒れた馬場を苦にしたり(→×シゲル)、緩んだラップを克服できず(→☆パラスアテナ、×ロザムール、×ミスニューヨーク)、全く走れなかったというレースぶり。

2着×ドナアトラエンテとて、この月~金を経ても良化しきらなかったこの週の新潟芝に苦戦しながらのパフォーマンスだった印象。

 

 

ん? 勝ち馬誰だっけ? 触れてないけど、そういうレースというあたりが、なんと言っても一番大事だったりする一戦。