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――大挙登録してきた府中牝馬Sがハイレベル戦であることは事実も、年内ラストかもしれない“向いているはずの重賞”だけに、そう易々とギブアップ(=同組の順番付けに終始)するつもりはありません。
目次
- ターコイズS 2021 レース概要
- ターコイズS 2021 枠順
- ターコイズS 2021 ラップ適性・追い切り
- ターコイズS 2021 過去レース傾向
- ターコイズS 2021 レース傾向分析&考察
- ターコイズS 2021 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
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ターコイズS 2021 レース概要
ターコイズS G3
2021年12月18日 5回中山5日目
発走時間:15:25
中山競馬場 芝1600m
サラ系3歳以上 オープン
2020年優勝馬:スマイルカナ 牝3 1:34.6 柴田大知
ターコイズS 2021 枠順
ターコイズS 2021 ラップ適性・追い切り
平坦戦 ※ 5割、残りの大半が瞬発戦というセッティング。
※ラスト4Fの各区間加速内に、-0.5秒以上の急加速が生じないレース(例:12.2-11.9-11.6-11.9)が定義
ミスニューヨーク、ギルデッドミラー、アンドラステ、ドナウデルタと上位に来るメンバー構成。
追い切りからは、調教編で既出のアクアミラビリス、クリノプレミアムの2頭を最上位に。(12/18 10:00追記)
ターコイズS 2021 過去レース傾向
傾向的には、手元にある資料を見る限り、
※エリザベス女王杯、秋華賞、府中牝馬Sといった牝馬G1~G2戦を経由した組の好走が多い
該当馬➡➡➡アンドラステ、サンクテュエール、スマートリアン、ドナアトラエンテ、マルターズディオサ、ミスニューヨーク、ギルデッドミラー(スワンS)
※前走で連対していた馬は驚くほどに好走例が少ない
該当馬➡➡➡アンドラステ、ドナウデルタ、レッドフラヴィア
といった感じ。
ターコイズS 2021 レース傾向分析&考察
重賞に格上げして6年、G3となってからは4年というこのターコイズSだが、レースレベルは大きく変わっておらず特に重賞になったからといって敷居が高くなったという印象はない。
時期柄、牝馬G1やG2府中牝馬Sを経由していた組が毎年必ずといって良いほど馬券に絡んでいて、OP時代を含めた近12年の好走馬18/36頭までが近2走以内にエリザベス女王杯、秋華賞、府中牝馬Sに出走していた馬となっている。
パッと見「牝馬は格より調子」を真逆にしたような傾向が浮かび上がってくるのも特徴的。
前走で連対していた馬の好走は8/36頭のみ、そして前走7番人気以下だった馬の好走は近12年中11年で起こっていて、同10番人気以下だった馬の好走も13/33頭とザラ。
15年は前走15番人気→16番人気→12番人気勢での決着、09年は同17番人気→10番人気→11番人気勢での決着とすさまじい。
「前走連対馬よりも、前走2ケタ人気馬のほうが買い」という訳の分からない決着になっているのだから、そりゃ荒れるし、そういうレースだということを念頭にまず予想の入口から切り替えて臨まなければならない一戦というイメージ。
昨年こそ、前走7番人気以下勢どころか、前走3番人気以内馬のみで決着しているが、長い傾向としてみると、おそらく「この時期の牝馬ならではの体調的な部分」と、「ハンデキャッパー泣かせ状況」というレース像が合わさり難解な結末があくまでデフォルトとなっている。
あとは、一昨年の回顧編にも記したこととして、「ほとんど近走で京成杯AHを使われた馬の好走は見られないレース」という部分も注目ポイント。
やはりその芝の作り(野芝オンリー→野芝&洋芝)の差が顕著に表れての結果のようで、19年ほどターコイズSが超速決着の京成杯AHと近しいタイムトライアル戦になっても、1〜2着(トロワゼトワル、ディメンシオン)はこぞって圏外に散っている。
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まずターコイズSに関するデータをご紹介
データでは3歳馬が好相性で重賞昇格後はハンデ53-54kg馬が4勝6連対。10番人気11番人気の穴馬も来ています。今年登録のある3歳馬は格下感がありますが、押さえには入れておいてもいいでしょう。
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軸は・・・ フェアリーポルカ、スマイルカナあたりからいこうかな・・
穴は・・・ レッドフラヴィア、ドナアトラエンテかな・・・
でもでもでも最後に見るにはココです。
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ターコイズS 2021 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
時計的には標準的な馬場だが、中京ほどではないとはいえとにかく流れてくれないとイン前が粘り込みやすい状況が続いている前週までの中山芝。
基本的には、前か、差しなら内枠ということになってきそう。
まず、今年も数頭が該当するここと同舞台で行われている京成杯AH組は、当時との馬場差が大きく出ていればいるほど直結しないというのは前述の通り。
昨年は野芝開催でも時計が掛かり、このターコイズS当日もタフ馬場状況で「前開催≒今開催=いずれも異様なタフ馬場」のなか、スマイルカナ、アンドラステと京王杯AH上位人気勢がワンツーを果たした。
今年に関しては、4回・5回ともに水準以上の時計が出る馬場となっているため、“セオリー通り”が無難とみている。
アンドラステ / ドナアトラエンテ / マルターズディオサ / イベリス / ジュランビル / クリノプレミアム / フェアリーポルカ 他
まず、どうしたって前走レベルとしてここでは一枚上とせざるを得ないのが、府中牝馬S組(アンドラステ、マルターズディオサ、ドナアトラエンテ、スマートリアン、サンクテュエール、ミスニューヨーク)。
昨年のこのレースでも印上位で狙って好走したアンドラステは、当然適性、能力ともにここでは上。
前走府中牝馬S組は瞬発戦でむしろ、流れとしては不向きな中での好走と言えるもの。
ただ、今回はこういうレース、そして1800mではG2連対+2勝の一方で良のマイルでは未勝利という戦績に思いっきり目を向けるということで、この馬を軽視してみたい。
言わずもがなの、マイルで少し忙しさを覗かせるであろう部分と、56.5キロのトップハンデだけではなく、「それに輪をかけて」との見立てで。
そして当然、先述の京成杯AHの件も汲んで。
そうなってくると、次点候補としてマルターズディオサ、ドナアトラエンテが浮上するところだが、ここは騎手売れ確実でもその鞍上の進言(と勝手に解釈)の責任もついてまわる(?)ドナアトラエンテに注目している。
前走は、まず-12キロが響いたものとみていい敗戦。
さすがにこの厩舎で2戦連続ミスはないだろうから、まず馬体を戻して=前走とは違うこの馬の走りが見られる、という点も強調材料。
人気は割れるとみているが、それにしてもこのレースでしょーもない人気サイドの注目馬を挙げたからには(それでも挙げたという部分、自分への欲ボケ戒めに他ならないところだが)、相手には穴どころを。
当然、枠(並び)確定前段階では「前」。ということで、イベリス、ジュランビル、クリノプレミアムあたりに期待したい。
当日馬場と時計の出方次第では、この中のどれかから入る可能性も十分。
(あえて書くと走られる怖さがつのるが、)スマイルカナに関しては、小柄な馬の56キロというだけで、人気によらず前残り候補からは除外する。
そして、あとは万が一の逆張りで、昨年◎3着のフェアリーポルカ、前走半年ぶりVが優秀なドナウデルタ、その展開なら鞍上ともども一発あっていいミスニューヨーク(基本的にはこのコースでは、渋って誤魔化せないと厳しいとは思うが)といったところ。
今のところは、◯ドナアトラエンテ、▲マルターズディオサの能力には一目置きつつも、届かない可能性は十分とみて◎ジュランビルに複穴の期待をかけたいと思っている。
そうは言いつつ、できれば、ここのところの流れ的にも、当日馬場が一変して外差しにでもなってくれていたらと思うが、金曜の雨量と北西寄りの強めの風予報がそのあたりのカギを握るか。
↓↓↓以下、当日午後追記内容。
9Rまで稍重を維持はちょい意外。レースの頃には良替わりするかもだが、とにかく「内から乾く」の大前提で。
枠が良い◎イベリスを本命に格上げ。以下も、その前提なら、人気に寄らない方向で◯アクアミラビリス、▲レッドフラヴィア、☆クリノプレミアムと上位に。
とにかく、どの馬が直線で内ラチを伸びてこれるか、そこだけに徹したい。
よほど前を取れる確率が見込める馬以外は、外枠勢は総じて割引きとする。(12/18 14:50追記)