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――当日だけだともしかした目立たない部分かもしれませんが、やはり前日・新緑賞の時計の出方などを見ても1分58秒台後半くらいは欲しかったかなと。
フローラS 2024 レース結果
ホネ的! レース回顧 / レース分析 フローラS 2024
レース全体のふり返り
フローラステークス 2024 各馬ふり返り 予想と結果
バロネッサ
予想➡➡➡◎
結果➡➡➡7着
2000m戦で中団後ろからになって脚すら使えずの敗北と、これでルメール騎手で先行した未勝利勝ち以外は重賞では箸にも棒にも掛からずの水準となってしまった。
ただ、陣営談話からも気性面への警戒が聞かれつつ、レースでも序盤にスムーズさを欠いていたので、この日は津村騎手が御せなかったということだろう。
ちなみに、その序盤の問題点については、行こうとしてラヴァンダ(2着)に若干先へ行かれ馬体を接触させた場面で、同馬の今回の扱い(『人気してもらってコケて欲しいのがラヴァンダ。「ちょっとこの馬にはうるさいですよ」といったところのここだが、適性から下げてくるはずの府中2000m替わり。』)を考えても、相当皮肉なところ。
おそらく、あちらが前かこちらが前かだけ(逆なら、ラヴァンダのほうが前に馬をおいて掛かったかも?)だったのではないだろうか。
ラヴァンダ / アドマイヤベル / ☆ユキワリザクラ 他
その2着ラヴァンダだが、こちらの目論見とは裏腹に好位のインでピタッと折り合っての好走(苦笑)。
思っていたほどのスローからの瞬発力勝負(2走前のこぶし賞など)にはならなかったことも向いたとは思うが、参ってしまう。
このまま折り合い難を見せなくなるようなら或いは…とは思うが、まだまだ怪しいとみており、当面は路線選択も含め彷徨ってもらってまたスプリント路線に戻ってくる時を待ちたい、と今日の時点では判断せざるを得ない。
勝ったアドマイヤベルは、中団から3着カニキュルとともに外に持ち出して伸びて、内の各馬を差し切っての勝利。
これまでも、そしてここも正直そんなに目立つパフォーマンスはマークできていない馬だとは思うが、とりあえずここまで牝馬には先着を許さずにきていることは事実。
ただ、このレースでの注目どころクリスマスパレードだけは、相当変わり身が見込めるこの日の内容だったはずで、脚力面でまだこちら優位の可能性がありそう。
ペースと位置関係、そして何より直線でのあの場面などを考えても、「アドマイヤベル牝馬相手に無敗継続」は結構半信半疑なところだと思っている。
いずれにしても、スムーズに競馬をして「?」といった感じのパフォーマンスにとどまったアドマイヤベル以上に、敗れたこちらに脈ありと見ておきたい。
☆ユキワリザクラ(12着)は、直線半ばまで見せ場を作ってはいたが……。
2,4着馬の間に挟まれ接触する場面もあり、そこからはもう抵抗する力は残っていなかった。
もっとも、人気薄が前で一発を成し遂げられるようなスローな流れでもなかったし、想像以上に軽快なペースにどのみち残せてはいなかったとは思うが。